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大げさに発音してみました「collar」と「coller」の発音の違い。微妙な音の違い

今回は、
collar

とcoller

の発音の違いについて説明します。

スペルだけを見ると似ている単語ですが、微妙な音の違いがあります。

日本語には存在しない英語の音は日本人にとっては聞き取りにくいですが、違いを意識する癖をつけるとリスニング力アップに繋がります。

実際に声に出して練習すると微妙な違いに気づくはずです。

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スペルから見る違い

collar(襟)とcoller(苗字のカラー)の発音をカタカナ表記にするとカラーになります。

collar

は名詞の襟という意味の他にも使い方があります。

white-collar

とすると形容詞で頭脳労働者という意味になります。

white-collar job

で頭脳労働者の仕事=事務系の仕事となるので、覚えておくといいでしょう。

collarcollerのスペルを見るとわかりますが、スペルの違いはaとeですね。

collaraなので、どちらかというとアに近い音になります。

一方でcollereなので、エとアの中間音になります。

では、collarcollerを使った次の例文で発音の練習をしてみましょう。

大げさかなと思うくらい、aeの部分を意識して発音してください。

違いが分かりやすいはずです。

カラーさんは襟付きのシャツを着ています。
Mr.Coller is wearing a collared shirt.

いかがですか?カタカナ英語のまま発音すると相手に伝わらないことがあります。

こういった英語独特の発音の違いは独学ではなかなか難しいため、実際にネイティブの発音を聞いてみて違いを聞き分けてみるとよいでしょう。

エとアの中間音

エとアの間ぐらいの音は、日本語には存在しないので、日本人には聞き取りづらいです。

また、発音するのも難しく感じます。

エとアの中間音を出すコツは口の形にあります。

エと発音する口の形のままアと発音してみましょう。

鏡を見ながら口の形がエになっているか確認すると分かりやすいですよ。

存在しない音を聞こうとすると、日本語で自分が知っている一番近い音に聞こえてしまうという現象が起きます。

しかし、正しい発音ができれば、聞き取ることもできます。
まず発音の練習を行いましょう。

曖昧母音

collarcollerの発音記号は辞書で確認するとkάlɚです。

発音の差別化するうえで重要なのはɚの発音です。

ɚは曖昧母音と言われる英語の特殊な発音記号です。

アイウエオのどの音にも聞こえてしまう曖昧な音を表現することから、曖昧母音と呼ばれています。

曖昧母音=はっきりと発音しない音ですから、一般的にアクセントを置かない母音が曖昧母音となります。
分かりやすく言うと母音を弱く発音した音です。

アメリカ英語の場合、単語の末尾にrがつくとɚが使われます。

ɚは鍵付きシュワーとも呼ばれ、アメリカ英語ではr

の発音を含むことを意味します。

一方でイギリス英語では、単純にシュワーとなり、rが発音されない単語もあります。

つまり、違いはrの音を発音するかしないかです。

曖昧母音の発音のコツは口をリラックスさせることです。

曖昧=はっきりした音を出す必要はないので、顔に力は入れないでくださいね。

力を抜いた、ぽかんとした口でcollar

aの部分をアに寄せた音で発音してみてください。

coller

はエとアの中間の音を出すように発音してみましょう。

発音するときはアクセントを置かない母音だということを意識してください。

なお、今回はcollararの部分とcollererの部分に着目して説明しましたが、他の母音にrをくっつけたir、ur、orも同様に曖昧母音になる単語は多く存在します。

例えば、
sir,

first,

fur,

turn,

work,

world


などです。

母音+rを例として紹介しましたが、曖昧母音を含む単語は他にも多く存在しているので、弱く発音する母音は注意して聞いてみてください。

colorの発音はどうなる?

カラーと聞いて思い浮かぶ単語は色のcolor

ではないでしょうか?

ここからはcolorの発音も見ていきましょう。

まず発音記号はkˈʌlɚです。

kάlɚと見比べるとʌの部分が違いますね。

ʌは日本語のアと同じような音です。短くアと言うイメージで音を出してください。

cut

bas

などもʌの音になります。

一方でɑ は力を抜いて顎を下を下げて、口を大きく開いてアと発音します。

box

stop

などもɑを含む単語です。

collarとcollerとcolorの3つを含む例文で発音練習をしてみましょう。それぞれの違いを意識して発音してみてください。

カラーさんは襟とカフスのある色のついたシャツを着ています。
Mr.Coller is wearing a colored shirt with a collar and cuffs.

いかがですか?

練習を重ねていく中で違いに気づくはずです。

カタカナ英語のまま発音するのではなく、しっかりと違いを意識しながら、何度も口に出してみてください。

まとめ

collarとcollerの発音の違いについて説明しました。

微妙な違いがあることが分かりましたか?

実際に声に出して何度も練習して区別できるようにしましょう。

単語の意味を辞書で調べる際に、発音記号にも注意してみてください。

さまざまな発音のコツを掴むと正しい発音が身につく近道になります。

カタカナ英語のまま読むのではなく、正しい発音方法を知って正しい発音で練習する癖をつけましょう。

動画でおさらい

大げさに発音してみました「collar」と「coller」の発音の違い。微妙な音の違いを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。