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「美味しい」の英語表現|定番からスラングまで便利なフレーズ36選

あなたは「美味しい!」を英語でどうやって表現しますか?
海外のレストランでの食事中や、友達に呼ばれたパーティー、普段の食事の際など、さまざまな場面で活用できる「美味しい!」というフレーズ。
今回はシチュエーションに合わせた美味しいの言い方をスラング表現も含めて例文と共に紹介します。

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美味しいを英語でー基本編ー

1. 食べ物・食事が美味しい

簡単でシンプルに表す美味しいの英語表現はgoodです。

goodは、誰もが知っている品質・内容・外観などが良いという意味だけではなく、食べ物・食事が美味しいという意味でも使われます。

これ美味しい!
It’s good!

また、goodの前に
pretty、

very、

so

と付け加えることで、美味しいという感動をさらに強調して伝えることができます。

これ本当に美味しい!
It’s really good!

このサンドイッチすごく美味しい!
This sandwich is pretty good!

さらにactually

を付け加えると、「思ったよりおいしかった」や「初めて食べたけど結構好きだった」なんて表現もできます。

実はこれ、結構美味しかった!
Actually It was very good.

本当にこんな簡単な表現方法で、ネイティブに伝わるの?と思うかもしれませんが、実際にこのgoodを使った表現が、アメリカで1番よく使われる美味しいの表現です。

2. 風味が強い、味わいがある美味しい

tasty

は、単純に美味しいという意味でも使われますが、風味が強いものや、味わいがあるものに対してよく使われます。風味がとてもいいと感じたときに使ってみましょう!

このパスタ、美味しい!
This pasta is tasty!

また、taste(動詞)

には、〇〇の味がするという意味があるので、こんな表現方法もできます。

これ、美味しい!
It tastes good!

このフレーズも、とてもよく使用されているので、ぜひ覚えて使ってみてください。

3. とても美味しい

日本人が美味しいの英語と言ってすぐに思いつくのはデリシャスでしょうか?
delicious

は、とても美味しいという意味のとても丁寧な言葉でフォーマルな場でも使える表現です。

これ、とても美味しいですね。
It’s delicious.

ここで、deliciousを使用する際の要注意ポイントをひとつ!
deliciousには、すでに「とても」美味しいという意味があるので、veryなど強調する副詞を使用すると不自然になってしまいます。

そのため、It’s very delicious.とは言わないようにしましょう。

4. goodよりもさらに良いと感じた時の美味しい

使い方はgoodと、とても似ています。
great

good最大級なので、goodよりもさらに良いと感じた時に使いましょう。

あのパイとっても美味しかったよ!
That pie was great!

その他

その他に、こんな単語も美味しいを表現するのに使えます。

5. excellent

6. wonderful

7. beautiful

8. fantastic

9. amazing

どれも使用方法は同じIt’s ~.

の定番の型に当てはめて使用できます。
beautiful美しいの意味の印象が強いですが、食事に対しても使えるので是非使ってみましょう。

「今日は、焼肉を食べたいな~。」なんて日の表現方法についてはこちら。

美味しいを英語でースラング編ー

10. 最高、すごい、ヤバい

awesome

goodと同様の意味、用法のスラングです。
日本語で言うところの最高、すごい、ヤバいに当たる表現で、特にアメリカ人はawesomeを好んでよく使います。

このケーキヤバいうまい!
This cake is awesome!

11. 子供が使うことが多いと言われている表現

yummy

という言葉、みなさん聞いたことがありますよね?

おいしーー!!
It’s Yummy!!

うまそー!
It looks yummy!

yummyは一般的に、子供が使うことが多いと言われている表現方法です。
大人でも仲の良い友達同士との間やFacebook、SNSなどでも使いますが、日本語で言うところの「うまっ!」という感じでとてもカジュアルな口語表現です。

高級レストランやフォーマルな場で、この表現を使うことは避けましょう。
ちなみに、Yum Yum

は、もぐもぐと食べている様子を表現する際に使用されます。

12. 最高、すごい、ヤバい②

夕ご飯最高だったよ。
The dinner was smashing.

もともとは、猛烈な、粉砕するといった意味のsmashing
スラングで最高、すごい、ヤバいという意味として使われています。
goodawesome同様に美味しいを表現する際にも使えます。

スラングというと若者言葉といったイメージが強いですが、今回紹介したものに関してはそういったことはありません。砕けた表現であることに変わりはないですが、これらは老若男女問わず広く使われている英会話表現なので、使うシーンにだけ注意して積極的に使ってみましょう。

美味しいを英語でー上級編ー

これまで紹介したものより、さらにレベルアップして上級編!
It’s~.といった定番に当てはめる単語ではなく、美味しいを表現する英文フレーズを紹介していきます。

13. これ大好き!

I Love it!

間接的に美味しいと伝えることができる表現方法のひとつです。
ネイティブはこの表現をよく使っています。
ストレートに「美味しい!」と伝えるのではなく、「私これ、大好き!」と伝えられたら、言われてる側も気持ちよくなりますよね。

私、この料理初めて食べたんだけど、本当に美味しい、大好き!
I’ve never had this one before. But I really love it!

パーティーで友達の手料理を食べた時に、この表現を使ってみたらきっと喜ばれますよ!

14. 今まで食べた中で1番美味しい

このチーズケーキ、今まで食べた中で1番美味しい!
It was the best cheesecake ever!!

It was the best 〇〇 ever.で定番表現として覚えましょう。○○に美味しいと思った料理名を入れると応用して使えます。

食べた後に「美味しくて、感動した!」なんてときは、この表現を使ってみてください。
少し大げさかな?と心配な方には、こんな言い回しも。

これ、最高!
It’s one of the best!

one of the bestを使用することでもう少し軽い表現になります。

15. 良いにおいがする~!

Smells so good!

これも、よく使用する表現のひとつ。
夕飯を作っているいい香りがしてきた時や、レストランから食べ物のいい香りがし
てきた時に使用してみましょう。

16. すごくいいよ

Not bad.

直訳すると、「悪くないね」といった感じで全く褒められている感じがしません。
しかし、実はこの表現、何かが良かったり、期待以上の事を言う際に使われるフレーズ。
つまり、褒め言葉なのです。

Not bad=Very goodです。
食べた料理が期待以上に美味しかった時に使い、逆に言われた際には誉め言葉として受け止めましょう。

「今までで一番〇〇!」の英語表現をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

美味しい英語ー番外編:食感を伝えるー

料理に対して単に美味しいではなく、サクサクして美味しいふわふわして美味しいなどと食感も合わせて伝えたいことってありますよね。

ここでは番外編として、具体的に美味しさを表現するための食感に関する英語表現を補足紹介していきます。

17. ジューシーで美味しい

juicy

は、日本語でも使うことがあるので覚えやすい単語ですね。
肉汁が出ているお肉なんかを食べた時に使えます。

この唐揚げすごいジューシーだった!
This fried chicken was so juicy!

18. サクサク・カリカリで美味しい

サクサク・カリカリした食感を伝えたい時はcrispy

日本でもクリスピーという名のついたポテトチップスやクラッカーなどのお菓子があるので、何となくイメージできますよね。

他にはトーストやサクッと揚がった天ぷら、揚げ物などのサクサク感を表す時に使われます。

この天ぷらすごくサクサクで美味しい!
This Tempura is so crispy and good!

19. ボリボリ、バリバリで美味しい

ナッツ類の入っているような噛むとボリボリと音がしそうなクッキーや、バリバリと食べれる新鮮な野菜などの食感を表現するcrunchy

crispyと似ていますが、crunchyは、よりボリボリ、バリバリといった音が出る、噛み応えのある食感を表現します。

このクッキーバリバリしてておいしいな!
This cookie is crunchy and yum!

20. ふわふわで美味しい

流行りのふんわりしたパンケーキや、ふわふわのメレンゲなど、空気を含んでふわっとした食感はfluffy

で表現します。

ABCカフェのパンケーキはふわふわでいいよね。
The pancake at ABC cafe was fluffy and awesome.

21. ねばねばで美味しい

ねばねば、ベトベトという意味のsticky

納豆なんかに使えます。

ねばねばした納豆大好き。
I love sticky Natto.

22. ドロッとしてて美味しい

ベトベト、ドロッとした。
これも納豆に使えるのでは?と思いますが、納豆はsticky
gooey

はハチミツや溶かしたマシュマロなど甘いものに対して使われる表現です。

見て。熱々のドロッとしたマシュマロでチョコが溶けるのよ。
Look. The hot, gooey marshmallow will make the chocolate melt.

23. 脂っこくて美味しい

greasy

は食べ物に油分が多くギトギトしているようなものに対して使えます。

彼は脂っこい物が好きなの。
He loves greasy foods.

24. 柔らかくて美味しい

肉や野菜、パスタなどに対しての柔らかいtender

を使います。

鶏肉はとても柔らかかった。
The chicken was really tender.

25. モチモチしてて美味しい

chewy

モチモチと噛みごたえのある麺、ガムやグミなどの食感を伝えたいときに使います。

このうどんは腰がある!
These Udon noodles are chewy!

26. パリッとしてて美味しい

crusty

はフランスパンなど皮の部分が硬くて厚いパンの皮がパリッとしたを感じを表現する単語です。
フランスパン、ロールパン、クロワッサンなどの皮の感じをイメージしましょう。

母は皮がパリッとしたパンが好きなの。
My mom loves crusty bread.

美味しくない英語ー食感編ー

人は誰でも好き嫌い、食の好みがあります。

自分の味覚に合わない料理を食べた時、家族はともかく、レストランの店員さんや友達に「美味しくない」とはなかなか言えませんよね。

けど、そんな時に限って感想を求められたりしたら・・・。
そんな時でも対応できるように、ネガティブな意味が含まれる食感の表現を覚えておきましょう!

27. 固い

tough

はお肉が焼けすぎて固くなってしまった時に使います。

このステーキ、かたいなあ。
This steak is tough.

28. ふやけた・柔らかい

soggy

は食べ物がふやけた時などに使う表現です。
シリアルやパスタなどの麺類がスープに浸かっていてふやけた状態がイメージしやすいですね。
サクサクと反対な表現です。

ふやけたパスタは美味しくないから、すぐに食べなさい!
Soggy pasta is not good, so eat it now!

29. 炭酸が抜けた・ない

炭酸を飲んだ時に、炭酸がなくなって気が抜けているときってありますよね。その時に使うことができる単語がflatです。

炭酸が抜けちゃった。
The soda has gone flat.

美味しくない英語ーやんわり言い回し編ー

次に、食感を使った言い回しではなく、やんわりと美味しくない、まずいと伝えるフレーズを紹介します。

30. マズくはないけど美味しくもない…

よかったよ。
It was good.

goodは美味しいと表現すると紹介しましたが、実は美味しくないの表現にも使えてしまうのです!
見極め方としては、そっけなくとテンション低めにIt was good.と言われた時にはまずくはないけど、美味しくはないぞという意味です。

日本語でも美味しくないけどそれを言えない時は、当たり障りなく「よかった」という時ってありますよね?英語でも同じです。

31. まあまあかな・悪くなかったよ

まあまあかな。(悪くなかったよ。)
It was OK.

OKという単語はポジティブな意味合いだと思うかもしれませんが、実はネイティブはそれほど、ポジティブな表現には使用しません。

It was OK.といわれた時には、まあまあだったかなととらえられます。

32. 変わった味だね

これ、変わった味だね。
This is interesting.

ストレートにまずいと言えない時に便利な表現です。interesting
funny

ちょっと変わった味という意味です。つまりは、美味しくないというニュアンスが含まれています。

テレビ番組の食レポで「まずい」とは言えないので、This is interesting.を使って感想を言っているリポーターをよく見ます。

33. 〇〇すぎる

このケーキは、甘すぎるな。
The cake is too sweet.

○○には味を表現する形容詞を入れます。

salty(しょっぱい)、

hot(辛い)、

bitter(苦い)


など、その味によって変えて使いましょう。

味に関する詳しい表現はこちらの記事をどうぞ。

食後の一言フレーズ

海外では、レストランでの定番として、テーブル係が
How’s your meal?(食事はいかがでしたか?)

と聞いてきます。

海外旅行先のそんな場面で、さらりと返答できるように食後のフレーズも紹介しておきます。

34. とても、美味しかったです。

I enjoyed it very much.

enjoyには味わう、満喫するという意味があります。
食事を楽しく味わった、満喫できた。というニュアンスが含まれた食後の定番フレーズです。

35. 今まで食べた中で、1番美味しいご飯だった!

It was the best meal I’ve ever had!

既に紹介したbestを使ったフレーズです。食後に使うこともできますね。

36. とても素晴らしい食事だった。

That was a wonderful meal.

That was an amazing meal.

カジュアルな場面だけでなく、フォーマルな場面にも対応したフレーズです。
食後に食事の提供者に感想を述べるのは1つのマナーですので、是非この機会に覚えてしまいましょう。

まとめ

美味しいの英語表現、いかがでしたか?
good、delicious、amazingなど、意外と知っていた単語も多かったのではないでしょうか?

言い回しも難しいものはなくIt’s ~.を使った表現で済ませることができましたね。
あとは状況によって使う単語を変えるだけ。

早速明日から食事の場面で使ってみましょう!