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英文法「現在形」の使い方は4つ!「現在形」を使いこなそう

実は現在形には、4つの使い方があるのを知っていますか?

現在進行形と混ざりやすい現在形もこの4パターンが分かれば、迷うことなく使えます。
また、現在形をはじめ英文法は自分で例文を作り、声に出すことで身に付きます。

ここでは、現在形の4つの使い方を紹介します。

例文をもとに、あなた自身やあなたの知人に登場人物や表現を変えて、色々試してみてください。

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自分のことを現在形で表現しよう

現在形の1つ目の使い方は、自分に関することを表現するのに使います。

例えば、「好き・嫌い」などの気持ちや、「できる・できない」の意志表現、今の自分の住んでいる場所や職業は現在形で表現します。
ここで注意したいのが、現在形と現在進行形の使い方。

よく「Where do you live?(どこに住んでいるの?)」

との質問に「I’m living in Kyoto.」

と現在進行形で答える方を見ます。

しかし、現在進行形を使用する場合は、「今」限定の状態の場合のみ。
そのため、現在進行形で返答してしまうと「今だけ京都に住んでいるの」という『一時的』「暫定的」なニュアンスで伝わってしまうのです。
滞在ではなく、住んでいる場所を答える場合は、現在形を使いましょう。ということで、

「Where do you live?(どこに住んでいるの?)」

の返答は「I live in Kyoto.」など

現在形で答えましょう。

これは、職業について質問を受けた際も同じです。
期間限定の職や、今だけその仕事についている場合は、現在進行形で答えます。

しかし、ずっと勤めている場合は現在形で答えましょう。ちなみに職業は

「What is your job?」

「What do you do for a living?」


と聞かれます。

「I work for an insurance company.(保険会社で働いています)」や

「I am a yoga instructor.(ヨガのインストラクターです)」など、

現在形で答えましょう。
それでは、現在進行形はどんなシチュエーションで使うのでしょうか?

例えば、旅先のホテルを聞かれた場合や、引っ越したばかりの際は、現在進行形で答えると良いでしょう。
その場合、注意したいのが滞在しているホテルや仮住まいを説明する場合。

この場合は「live(住む)」ではなく「stay(滞在)」している状態。

そのため「どこに住んでいるの?」という質問には「I’m staying at the Hilton Hotel.」など

現在進行形で答えると良いですね。

その他、趣味や気持ちなど事実を伝える場合は、現在形を使いましょう。

こんな英語表現もご紹介。
⇒ 英文法を習得しよう!5分で復習できるbe動詞の使い方

自分のことを表した例文

英文法 現在形 使い方

・私は福岡に住んでいます。
I live in Fukuoka.

・私は学生です。
I am a student.

・私は病院で働いています。
I work for a hospital.

・私は犬が好きです。
I like dogs.

・私はミントが嫌いです。
I hate mint.

I don’t like mint.

・私はウキウキしています。
I am so excited.

・私はぜんぜん眠くありません。
I am not sleepy at all.

・私は料理ができます。
I can cook.

・私はまともに歌えませんよ。
I can not sing properly.

習慣を現在形で表現しよう

2つ目の使い方習慣です。

いつもの習慣もまた、現在形を使っていきます。
例えば習い事です。

週2回英語を習っています。
I study English twice a week.

週1回フラワーアレンジメントのレッスンを受けています。
I take flower arrangement lesson once a week.

この場合、「レッスンを受けている」と言う部分を強調するため「take~lesson」を使用します。
いつもの習慣も現在形で表現します。

ほぼ毎日、朝6時に起きます。
I wake up at 6am almost every day.

ごはんはmealですが、

「ごはん」を食べる場合や「パン」を食べる場合もhave a mealと

現在形で使えます。

また、いつも電車で通勤する場合も現在形を使用できます。
年に1度のイベントや定期的にやっているイベントは開催頻度に関係なく、現在形で表現しましょう。

また、定期的といっても、きっちり同じ間隔で開催されていなくても大丈夫です。
毎年行っていた旅行に去年しなかったからと言って、現在形が使えなくなるわけではありません。

そこは「だいたい」で使用していきましょう。
さらに、この現在形はたまにおこる出来事も、習慣としてみなすことができます。

時々、バリへ旅行に行きます。
We sometimes travel to Bali.

また、絶対に実行しないことも習慣としてとらえ、現在形で表現します。

彼女はお酒を飲みません。
She can not drink alcohol.

この表現を使用できるのが、「never(全くしない)」や

「almost never(ほぼしない)」

といった表現。

彼は煙草を全く吸いません。
He never smokes.

この本は、ほとんど読まれない。
This book is almost never read.

習慣を現在形で表現した例文

・私は毎日スペイン語を勉強しています。
I study Spanish every day.

・私は週に1回スポーツジムに通っています。
I go to a fitness gym once a week.

・私は週に2回ピアノのレッスンに通っています。
I take piano lesson twice a week.

・毎晩だいたい10時に寝ます。
I go to bed at 10pm almost every night.

・私は年に1度実家に帰る。
I return home once a year.

・彼女はいつも寝坊します。
She always gets up late.

・祖母は時々早朝に電話をかけてきます。
My grandmother sometimes calls me early in the morning.

・彼らは全く時間を守りません。
They never keep time.

この例文をもとに、あなたの習慣も現在形で表現してみましょう。
ごはんの習慣や起床時間、身につけるものなど、さまざまな習慣を英語で表現できますよ。

事実を現在形で表現しよう

3つ目の使い方は、
事実や決まり事、
不変の事実を表現します。

例えば、

日本の梅雨は6月です。
The rainy season in Japan is in June.

太陽は東から上って、西に沈みます。
The sun rises from the east and sets in the west.

これらは、変わらないことがら。こういった事実は現在形で表現します。
また、決まり文句や格言なども現在形で表現する場合があります。

人生一度きり。
You only live once.

時は金なり。
Time is money.

このほか、自分のなかでの感じた事実や真実も現在形で表現します。

日本の漫画は面白い。
Japanese manga is funny.

ディズニーランドは夢の国です。
Disneyland is a country of dreams.

あなたの知っている決まり事や真実などを、ぜひ例文で表現してみましょう。

決まっている予定を現在形で表現しよう

最後決まっている予定も現在形で使用します。

この現在形の使い方は未来形であるwillや

Be going toや

現在進行形と混在しやすい表現でもあります。

ニュアンスの違いを理解して、使用できるようになりましょう。
まずは会議や習い事、待ち合わせの時間を伝える場合です。

10分後に公園に集合です。
We are gathering in the park in ten minutes.

明日の料理教室は5時からです。
Tomorrow’s cooking class starts at 5 o’clock.

これらが、未来の事柄を表しているため、現在形と未来形のどちらを使用するのか迷ってしまいますね。
この場合、どちらを使用してもあまりニュアンスは変わりません。未来形を使用する場合だと、

10分で公園に集まります。
We will be gathering in the park in ten minutes.

このように特に表現に変わりはありません。
こういった場合は、自分が使い慣れている方を使用するのがオススメです。

英語の勉強を始めたばかりの方は、現在形から使用すると覚えやすいでしょう。

さらにイベントやスケジュールも現在形、未来形どちらでも使用できます。
こちらも使いなれている方を使うのがオススメです。

明日プレゼンです。
I have a presentation tomorrow.

来月はコンサートがあります。
I have a concert next month.

ただし、自分が主催する場合は現在進行形を使用するので注意しましょう。
最後に年齢を伝える場合です。

これも毎年決まって変わりゆくものですね。
この表現も現在形で表します。

彼女は明日で36歳です。
She turns 36 tomorrow.

この場合、進行形を使用しても、ニュアンスは変わりません。
しかし、willを使用する場合だけ、ニュアンスが変わってくるので注意しましょう。

年齢の際にwillを使用するときは、感傷的なシチュエーション。
映画でも、子供が大きくなった姿を見て、泣きながらこの台詞を言っているシチュエーションもあるほどです。

愛する娘が20歳になるのね。
She will turn 20 tomorrow.

としみじみと思う時に使用します。

そのほか、日本人も20代から30代へ、30代から40代へ移り変わる際に、「あー、もう40歳か」としみじみと感じますね。
こんな時はwillを使用して表現していきましょう。

現在形で忘れてはいけない「s」の使い方

英文法 現在形 使い方

現在形を使用する上で注意したいのが、「s」の使い

三人称「she/he/it」の単数形には、必ず動詞に「s」を使用します。例えば

彼は毎日小説を読みます。
He reads novels every day.

彼女はニンジンが嫌いです。
She dislikes carrots.

この時「they」も三人称に分類されますが、複数形にはならないため「S」は使いませんので、注意しましょう。

また「S」のつけ方は動詞によって異なります。

例えばlikeは

likesになりますが、

「s/ch/sh」で終わる動詞や「do/go」は複数系がgoesのように最後に「es」をつけます。
その他、「y」を「i」にかえて「es」にする動詞もあります。

「carry」は

「carries」

となるのです。

その場合、「play」も

「plaies」になると思いますよね。しかし、ここで注意が必要です。

「y」を「i」にかえて「es」にするのは、子音字+「y」で終わる動詞です。

studyや

applyなどです。

「play」のように母音字+「y」で終わる動詞は最後に「s」を出すだけなので、注意してくださいね。

動詞などの単語を覚える際に、複数形を確認して一緒に覚えることで、よりパターンが身に付きますよ。

まとめ

現在形の4つ使い方について紹介しました。
これだけでも、現在形と他の英文法との使いわけ方が理解できてきたのではないでしょうか?

ぜひここで紹介した現在形の使い方を身に着けるためにも、さまざまなことを現在形で表現してみましょう。