※当サイトはプロモーションが含まれています

such asとlikeの違いは?例文でわかる意味と具体的な使い方

A:スポーツするの?
B:するよ。
A:例えば?
B:テニスにサッカー、それにホッケーとか。

この会話を英語にすると、なんとsuch asが二つも出てきます。
さあ、どこでしょう?

今回は、わかっていそうでわかっていない人が多い、such asの意味と使い方、そしてlikeとの違いについて紹介していきます。

>>【受講者120,000人突破!】<<
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<

such asの意味と使い方

では早速、冒頭の日本語での会話の英語表現を見てみましょう。

A:スポーツするの?
Do you play sports?

B:するよ。
Yes.

A:例えば?
Such as?

B:テニスにサッカー、それにホッケーとか。
I play sports such as tennis, soccer and hockey.

Bさんが自分のするスポーツの具体例を挙げる際に使ったsuch asの使い方に関しては「知ってる知ってる!」ですよね。
〜とか、〜など、〜のようなという意味で、物事の具体的な例を挙げるための表現です。
such asに続く部分には、名詞、動名詞、thatで導く名詞節を入れることができます。

次に、Aさんの使ったSuch as?これは例えば?と相手に具体的な例を問う便利な表現です。
カジュアル、フォーマルの両方の場面で使うことができます。

カジュアル、フォーマルのどちらの場面でも大事な自己紹介についてはこちらの記事もおすすめ。

such asとlikeの違い

英語学習をしている方にとって、〜とか、〜など、〜のようなの対訳としてまず思いつく単語といえば、likeなのではないでしょうか。

先ほどの英会話も、日本語訳からすると、such asではなくlikeが使えるのではないか?と疑問に思う方も多いと思います。

実は、そうではないのです。
such aslikeはほぼ同じ意味ではありますが、厳密にいうと二つの違いがあります。

使われる場面

一つ目は、使用場面。

such asカジュアル、フォーマル両方の場面で使用できますが、likeカジュアルな表現なのでフォーマルな場面には使えません。

  • such as:カジュアル / フォーマルOK
  • like:カジュアルのみ

用法

二つ目は、用法。

such asは、一つの項目から対象物を細分化する際に使います。
日本語にしてみると、例えば~といった、~のような、~を含むといった意味。

likeは、一つの項目で対象物を比較する際に使います。
~に似たようなといった意味。

例文で見てみるとわかりやすいので、例文を見てみましょう。

日本文:
ブラッドは、ナイキ、アディダスのような有名ブランド靴を履くのが好きだ。

英文1:
Brad loves to wear brand-name shoes such as Nike and Adidas.

英文2:
Brad loves to wear brand-name shoes like Nike and Adidas.

一つの日本語で二つの英文ができます。
英文はsuch asと、likeの箇所だけが違いますね。

英文1、このsuch asは、例えば~といった、~を含むという意味が隠されています。
つまり、ブラッドは、ナイキ、アディダスを含む有名ブランドの靴を履くのが好きだ。という解釈になります。

英文2、このlikeは、~に似たようなという意味が隠れています。
例えに挙げられている物は、あくまでも話をわかりやすくする為の例えであって、それ自体は含まれません。

つまり、ブラッドは、ナイキ、アディダスと同じ位有名なブランド(例えば、PumaやVans、Converseなどのことであり、NikeとAdidasは含まない)の靴を履くのが好きだ。という解釈になります。

一言で、~のようなと言っても、厳密な意味が違うことがわかりましたね。

文法上とはいえ、実は、ネイティブでも厳密に区別して使っている人は多くありません。
かつ、such aslikeを間違えて使ってもおおまかな意味は通じます。

間違いを恐れてsuch aslikeも使わなくなってしまうよりは、どんどん使って表現が自然と口をついて出てくるように身に着けていった方が得策ですね!

ネイティブはあまり厳密に使い分けしない?theの発音の仕方についてはこちらの記事もおすすめ。

まとめ

日本語では一つの表現~のようなで表現できてしまうsuch aslike

その為、ついsuch as=likeと思ってしまいがちですが、実際には違いが二つありました。

一つ目は使用場面。
such asがカジュアルでもフォーマルでも使える万能選手なのに対して、likeはカジュアルな場面でのみ使用可能でした。

二つ目は、用法。
such asは、一つの項目から対象物を細分化する際に使う、例えば~といった、~のような、~を含むといった意味。
likeは、一つの項目で対象物を比較する際に使う、~に似たようなといった意味。

結構大きな違いがありましたね。
ただ、ネイティブでも厳密に区別して使い分けている人は多くありません。

such aslikeを間違えて使っても意味は通じます!
間違いを恐れて使わないなんて勿体ない!
実際の英会話でどんどん使っていくことで、such aslikeの使い手名人になりましょう!