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英語に無い表現「空気読めない」を言うとしたら?

10年程前に流行語として話題になった「空気読めない」「K(空気)Y(読めない)」とアルファベットで省略して使われたりもします。

「空気読めない」という言葉は空気を読むことを重要視する日本人特有の感覚から生まれた言葉です。

ところで日本で定着している“KY”という言葉は、英語ではいったいどのように表現するのでしょうか?

今回はこの「空気読めない」を表現する英語を9つ紹介します!

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「空気を読む」「空気読めない」って?

日本人なら当たり前のように使う「空気を読む」「空気を読めない」の意味を調べると、その場の雰囲気から状況を察する。その場で自分が何をすべきか、すべきでないか、相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断する。と説明されています。

日本人はその場の会話や雰囲気の流れを読んで自己主張を控える傾向があります。周りの意見に耳を傾けることが美徳とされていますね。

一方、欧米人は個人主義で他人や一般的な意見よりも、自分の意見をきちんと伝えることを重要としていますが日本人特有の「空気を読む」「空気を読めない」に似た表現は存在します。

「空気読めない」を直訳すると?

英語 空気読めない

「彼、空気読めないよね」を英語にすると

彼・・・He
読めない・・・can’t read
空気・・・the air

とそれぞれ英語に変えて

彼は空気を読めない。
He can’t read the air.

と直訳するのではないでしょうか。しかし、この表現はネイティブに伝わりません。

それでは、「空気が読めない」というニュアンスを英語で伝えるにはどのような表現があるのでしょうか。
 
 
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プログラムにのっとれない=空気読めない

He can’t get with the program.

直訳すると彼はプログラムにのっとることが出来ないですが「get with the program」は規則に従う、大事なことをしっかりやる周りに注意を払うと言う意味があります。

周りが暗黙の了解で出来ることができない
当たり前のことができない

のようなニュアンスとして、「空気が読めない」と表現できます。

状況を感じ取ることが出来ない=空気読めない

He can’t feel out the situation.

「feel out」は状況や人の意向などを間接的に探る、知ろうとする、感じ取ると言う意味です。

直訳すると彼はその状況を感じ取れない。

つまり「空気が読めない」と表現できます。
 
 
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流れに乗ることができない=空気読めない

He can’t go with the flow.

「go with the flow」は流れに乗る流れに身を任せるという意味です。

直訳すると彼は流れに乗ることができないですので周囲や、その場の雰囲気に合わせられないため「空気が読めない」と表現できます。

いろいろな表現「KYな人」

代表的な3つを紹介しましたが他にも「空気読めない」の表現があります。

can’t read between the lines

直訳すると「行間を読み取ることができない」となります。

can’t take a hint

ヒントを与えても気付かない、鈍感な人のことです。

killjoy

「楽しもう!」という気持ちをそいでしまう人のことです。

wet blanket

燃えている火に、濡れた毛布を掛けると火が消えてしまうことから来ていて物事に否定的で場を白けさせ、計画などに水を差してしまう人のことです。

party pooper

パーティーを真っ先に退席したり、グループ活動などに消極的で、みんなと一緒に楽しもうとしない人のことです。

spoilsport

みんながふざけたりさわいでいる時に自分だけ真面目なことを言って場を白けさせる人のことです。

まとめ

英語 空気読めない

「空気読めない」という言葉は、日本文化をベースにした特有の表現なため直訳して

彼は空気を読むことができない
He can’t read the air

と表現してもネイティブには意味が伝わりません。むしろこちらがKYな人になってしまいます。代わりになる英語のフレーズとして

プログラムにのっとることができない。
He can’t get with the program

状況を感じ取ることができない。
He can’t feel out the situation

He can’t go with the flow
流れに乗ることができない。

を使うようにしましょう。

日本語の「空気読めない」という言葉と同じタイミングや似たニュアンスで使えますよ。

このようなちょっとしたイディオム的な言い回しを覚えておくだけで英会話がぐんとネイティブらしくなります。

動画でおさらい

もう一度、動画でおさらいしてみましょう。