英語でクリスマスメッセージを送ろう!アメリカでよく使う4つのフレーズ
年の終わりが近づくと、クリスマスの予定でそわそわする人もいるでしょう。
欧米においてクリスマスは1年で最大のイベントです。
今回の記事では日本と欧米のクリスマスの違いと、欧米のクリスマスに基づいた英語表現を紹介します。
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アメリカと日本のクリスマスの違い
アメリカのクリスマスと日本のクリスマスの違いについて紹介します。
日本でクリスマスというと、家族で過ごすというよりは、カップルが恋人同士で過ごすものというイメージが強いのではないでしょうか?
もしくは友達同士でパーティをしたり、ケーキを食べたりして盛り上がる人もいるかもしれませんね。
一方、アメリカのクリスマスは家族で過ごす、家族のためのイベントです。
そのため、家族に対して感謝の言葉を述べたり、家族で時間を過ごすのが、非常に重要なのです。
そのような文化の違いが英語の表現にも表れています。
この文化の違いを念頭に置きながら、これから紹介する4つのフレーズを覚えましょう。
両親や兄弟に感謝を込めて
最初の表現は、「I’m so lucky have you as my dad.」
というものです。
「私はすごくついてる」
「I’m so lucky」。
何がすごくついているかというと、直訳すると「あなたのことを持っている」
「have you」 。
「私のお父さんとしてあなたのことを持っている」
「have you as my dad」。
直訳すると「私のお父さんとしてあなたのことを持っていて私はとってもラッキーです」
つまり、「パパが私のお父さんで本当に良かった」みたいな表現ですね。
こういうことをクリスマスの時に言ってあげたりもしお父さんとクリスマスを過ごすことができないのであれば、クリスマスカードを書いてあげたりするといいですね。
この「as my dad」の部分を変えていくと、表現の幅が広がります。例えば、
「my best friend」
「my sister」
としても、なんでもいいでしょう。
「you」の部分に人の名前を入れると、「あなたが私の何々で本当に私は良かった、嬉しいわ」という意味の表現になります。
おじいちゃん、おばあちゃんが喜ぶメッセージ
2つ目の表現はこちらです。
(あなたは世界で一番のおばあちゃんだ)
You are the best grandma in the world
こんなフレーズをおばあちゃんに言ったら、嬉しさのあまりうるうる泣いちゃうかもしれないですね。
日本の場合は、このような愛情表現をなかなか言いませんが、アメリカ人はこういう感じで自分の持っている愛情を家族にもちゃんと言葉に出して言う傾向にあります。
離れているところに住んでいる、おじいちゃん、おばあちゃんなどにクリスマスカードを送る時に書くのもいいですね。
一緒にクリスマスを過ごせない相手へのメッセージ
3つ目のメッセージはこちらです。
「I’m so sad you’re not with us this Christmas」
です。
ひとつひとつのセンテンスを見ていきましょう。
まず、「(とても悲しいんです) I’m so sad」。
何が悲しいかというと、「(あなたが私たちと一緒に居ないことを)you’re not with us」。
「(今年の冬、今年のクリスマス)this Christmas」ですね。
「今年のクリスマスはあなたと一緒に過ごせなくて悲しい」という意味になります。
離れて暮らしている子どもたちが忙しくてクリスマスに帰ってこられなかった時に、子ども宛てのクリスマスカードに書くようなメッセージですね。
もちろん、帰れない子どもからのクリスマスカードに、帰れない謝罪と一緒に悲しい気持ちを表現するのにも使える文章です。
プレゼントをもらったら!
最後のフレーズです。
親しい人や家族からプレゼントをもらったら、ちゃんとありがとうと言わなければいけないですね。どういうふうに言えばいいかと言いますと、
「Thank you for the Christmas present.」
となります。
この文章、「for the Christmas present」と「the」 がありますね。
なぜ 「the」が入るかと言いますと、クリスマスプレゼントはすでにもらっています。
このプレゼントだと判っているものに対して冠詞の「the」を付けます。
つまり、お互い共通の認識としてこのプレゼントだと判っているので、the が入るのです。
「Thank you for ~」は日常でもよく使うフレーズですよね。
日常で何かプレゼントをもらったり、誕生日プレゼントをもらったりした時も「the Christmas present」の部分を変えて使ってみてください。
クリスマスカードのフレーズ
欧米では、クリスマスは家族と過ごすため、その代わりに友人や恋人にクリスマスカードを送る習慣があります。
ここではクリスマスカードに書くフレーズを紹介します。
クリスマスカードはだいたい3~5行ほどの短い文章で、「相手への感謝」と「相手の幸福を祈る」言葉を入れるのが一般的です。
大切な友人に送るクリスマスカードの例
Dear ◯◯,(相手の名前)
A Friend like you are truly rare.
You are always there to support me.
You are my best friend.
I wish you many happy smiles.
Merry Christmas to you!
Yours,
◯◯(自分の名前)
<訳>
あなたのような友だちは本当にめったにいません。
あなたはいつもそばにいて私をサポートしてくれます。
あなたは私の親友です。
あなたにたくさんの幸せな笑顔がおとずれますように。
よいクリスマスを!
恋人に送るクリスマスカードの例
Dear ◯◯,(相手の名前)
You are the best thing that happened to me.
Without you it’s tough to survive.
I love and will always love you.
Merry Christmas!
Love,
◯◯(自分の名前)
<訳>
あなたに会えたことは私の人生で最高の出来事です。
あなたがいるから頑張ることができます。
今もこれからもずっと大好きだよ。メリークリスマス!
このようなメッセージを友人や恋人に感謝を込めてカードに書きます。
友人や恋人への感謝の言葉もなかなか日本人は照れて口には出しません。
クリスマスを口実にして、カードと一緒に想いも送ってみるのはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、欧米と日本との文化の違いに基づいたクリスマスの英語表現を紹介しました。
どのフレーズも恋人だけでなく、家族や友人に感謝を伝えるフレーズとしても使えます。
今年のクリスマスは、家族や友人へ「ありがとう」という感謝の気持ちを込めて、このようなメッセージを送ってみてはいかがでしょうか?
また、クリスマスを一緒に過ごせない友人、恋人にはいつもは恥ずかしくて伝えられない想いを込めたクリスマスカードを送ってみてはいかがですか?
習ったフレーズを身に着けて、よいクリスマスをお過ごしください。
動画でおさらい
「親しい人へ心を込めて、アメリカのクリスマスでよく使う4つの英語表現」を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。