※当サイトはプロモーションが含まれています

「始める」は英語で?beginとstartの違いからスラングまで例文解説

始める 英語 し始める 過去形 過去分詞 ing形 現在分詞 スラング beginとstartの違い

英語学習を始めると、似たような意味の単語に出会うこと、よくありますよね。

同じ意味であっても微妙にニュアンスが異なるため、困惑しがちです。

例えば、startとbeginという単語。どちらも「~をはじめる」という意味ですが、どう違うのでしょうか?

今回は「始める」を意味する単語やフレーズについてご紹介します。

日常会話やビジネスシーンでも使用される言い回しや、スラングも取り上げるので、順番にみていきましょう。

>>【受講者120,000人突破!】<<
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<

始めるを意味する英単語

始める 英語 し始める 過去形 過去分詞 ing形 現在分詞 スラング beginとstartの違い

それでは、早速「始める」を意味する英単語をご紹介します。

例文も一緒に取り上げるので、使い方も含めて覚えてしまいましょう。

start

最初に取り上げるのはstartです。

中学校で必ずならう基本の英単語かつ、話し言葉としても定番の単語ですよね。

~を始める取り掛かる生じるなどの意味があります。

ちなみに、startはto doとing形でニュアンスが違うので、注意が必要です。

どちらも「~し始める」という意味になりますが、start to doは「~することを始める」など、行為の開始地点に焦点が当てられており、start doingは始めた行為が継続しているニュアンスがあります。

彼は英語の勉強を本格的に始める。
He starts to study English in earnest.

あの映画を一度見始めたら、ハマって見続けてしまったよ。
Once I start watching that movie, I’ll get hooked and won’t be able to stop.

begin

こちらも中学校で必ず習う基本の英単語です。始める出発する生じるなどの意味があります。

beginとstartの違いについてですが、startと比べるとbeingはフォーマルな言い方なのです。そのため、ニュースや論文などでよく使用されます。

雨が降り始めている。
It’s beginning to rain.

ちなみに、beginは不規則動詞なので過去形はbegan、過去分詞形はbegunとなります。

現在分詞はbeginningとなりますが、現在分詞として使われることはあまりなく、「始まり」という意味の名詞として使われます。

彼女は走りはじめました。
She began to run.

一度始めたことは最後までやり抜きなさい。
Follow through with that you’ve begun.

beginの他にも、break、hear、buyなど不規則に変化する動詞の中にはよく使われるものもたくさんあります。しっかり確認しておきましょう。

bringの過去形と過去分詞|comeやfallなど不規則動詞16選も発音付例文解説

initiate

initiateは事業や計画を始めるという意味がある単語です。こちらもstartと比較するとフォーマルな言い回しなので、ビジネスシーンでよく登場します。

さぁ、会話を始めましょう。
Let’s initiate conversation.

新しい方法を考えなければなりません。
We have to initiate a new method.

let’sの意味や使い方|letsやletとの違いを例文やスラングで徹底解説

始めるに関連するスラングやフレーズ

始める 英語 し始める 過去形 過去分詞 ing形 現在分詞 スラング beginとstartの違い

基本的な「始める」を意味する単語については理解できたでしょうか?

続いて、「始める」に関連するスラングやフレーズをいくつかご紹介します。便利な言い回しを覚えて、表現の幅を広げましょう。

at first

こちらは最初に手始めにという意味のフレーズです。

手始めに私たちは彼に会う必要がある。
At first, we need to see him.

ちなみに、始めたばかりの人=初心者はbeginnerと言いますが、スラングではnewbieと表現したりします。

Let’s get down to brass tacks

brass tacksは真鍮の鋲という意味で、ここでは核心を意味し、get down toは本腰を入れるという意味になります。

つまり、話の核心に入るという意味です。会議などで素早く本題に入る際に使われます。

それじゃあ、本題に入りましょう。
Let’s get down to brass tacks.

Let’s get the ball rolling

直訳するとボールを転がそうという意味になりますが、いくつかの球技はボールを転がすことから試合が始まりますね。

そのイメージから、物事を始めるという意味でも使用されるようになりました。

さぁ、始めよう。
Let’s get the ball rolling.

ボールから連想される似た表現でkick offも「始める」という意味のカジュアルな言い方でよく使われます。

カジュアルな言い方ではあるものの、プロジェクトの開始時のミーティングをkick-off meetingと呼んだりするなど、ビジネスシーンでも使われますよ。

Here we go

こちらも定番の言い回しです。Let’s同様周囲に行動を始めることを促す言い方ですが、Let’sと比較すると、より勢いを感じさせるニュアンスがあります。

よし!みんな行くよ!
OK guys! Here we go!

I plan to start

planは計画を意味する単語です。これによって、物事を始めようと計画を立てているという意思を相手に伝えます。ビジネスシーンでよく聞くフレーズです。

私はビジネスを始めるつもりです。
I plan to start a business.

I’m going to start

I plan to startと同様に、何かを始めようと計画を立てているときに使用されるフレーズです。

I plan to startと比べると、計画や準備がかなり具体的に決まっている印象を相手に与えます。

入試のために勉強を始めるつもりです。
I’m going to start studying for the entrance exam.

on your mark

オリンピックなどの国際大会で必ず聞くこのフレーズ、意味は位置についてです。

位置について、用意、ドン!
On your mark, get set, go!

Kimini英会話とCAMBLY(キャンブリー)はどっちがおすすめ?6つの項目で比較!

まとめ

始める 英語 し始める 過去形 過去分詞 ing形 現在分詞 スラング beginとstartの違い

「始める」を意味する英単語やイディオム、フレーズについて取り上げてきました。

同じ「始める」を意味する単語でも、細かなニュアンスの違いがあることがわかりますね。

大変かもしれませんが、語彙力を高めることでより正確に自分の状態や感情を相手に伝えることができるようになります。

基本的な単語であっても、自主的に類義語を調べて、しっかり活用できるようにしましょう。