「スケートボードをする」は英語で?スケボー用語やスラングを例文解説

スケートボード(スケボー)は、ストリート文化やスポーツとして世界中で愛されるアクティビティです。そんなスケートボードに関連する英語表現や用語を知ることは、海外のスケーターと交流したり、スケートボード動画をより深く楽しんだりする際に役立ちます。
この記事では、基本的な単語や動詞の使い方から、スケートボード特有のスラングまで、例文を交えながら詳しく解説します。
英語圏のスケートボード文化に触れ、表現力を高めましょう!
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「スケートボード」を英語で
スケートボードは英語でそのまま、skateboardと表現します。この単語は、skate(スケートをする)と、board(板)を組み合わせた言葉で、スペルは一続きの「skateboard」です。
注意点は、skateとboardの間にスペースは入れず、1つの単語として使うことです。正確に覚えましょう!
>>「何かスポーツはしてますか?」を英語で。「昔は・・・」と答える場合
skateboardとskateboardingの違いと使い分け
スケートボードに関連する英語では、skateboardとskateboardingという2つの単語がよく使われます。それぞれの意味と使い分けを以下で確認しましょう。
skateboard
skateboardは、主に名詞として「スケートボードそのもの」を指します。また、「スケートボードをする」という動詞として使うこともできますが、ややフォーマルな響きがあります。
昨日、新しいスケートボードを買いました。
I bought a new skateboard yesterday.
私はスケートボードをします。
I skateboard.
skateboarding
skateboardingは、「スケートボードをすること」という動作を指します。日常的な会話では、skateboardよりもskateboardingを使う方が一般的です。
私はスケートボードが好きです。(スケートボードをすることが好き)
I like skateboarding.
>>英語で「どんなことをするのが好き?」好きなことを聞いてみよう
「スケートボードをする」を英語で
「スケートボードをする」という行為を表す英語の動詞には、さまざまな表現があります。文脈やニュアンスによって適切なフレーズを使い分けることが重要です。
「スケートボードをする」の英語①go skateboarding
go skateboardingは、「スケートボードをしに行く」というニュアンスを含み、日常会話で最も一般的に使われる表現です。
特に「どこかへ行ってスケートボードをする」という場面に適しています。
今日は午後にスケートボードをしに行きたいな。
I want to go skateboarding this afternoon.
過去の行動を表す場合は、動詞goの過去形wentを使います。例えば、「私はスケートボードをした」は、I went skateboardingとなります。
「スケートボードをする」の英語②ride a skateboard
ride a skateboardは、「スケートボードに乗る」という動作を強調したいときに使います。rideという動詞は、自転車、自動車、馬などに「乗る」行為全般を指す汎用的な表現です。
この表現は、スケートボードの技術というより、「乗ること」そのものに焦点を当てています。
彼は若い頃にスケートボードの乗り方を覚えました。
He learned how to ride a skateboard when he was young.
私はスケートボードに乗っていました。
I was riding a skateboard.
「スケートボードをする」の英語③practice skateboarding
practice skateboardingは、スケートボードの技術向上を目的とした「練習」を意味します。特に技やトリックを磨く場面でよく使われます。
トリックを上達させるためにスケートボードの練習をしました。
I practiced skateboarding to improve my tricks.
「スケートボードをする」の英語④play with a skateboard
play with a skateboardは、「スケートボードで遊ぶ」というニュアンスを持ちます。スケートボードをスポーツとしてではなく、趣味や遊びとして楽しむ場合に使われる表現です。
私たちは自宅の車道でスケートボードで遊びました。
We played with our skateboards in the driveway.
「スケボー」を英語で?
日本語の「スケボー」に相当する英語の略語としては、boardやskateが挙げられます。日本語の「スケボー」のような統一された略称は英語にはありません。特にカジュアルな会話でよく使われます。
スケボーをするのは楽しい!
Skating is so much fun!
Riding a board is the best fun!
彼は午後ずっと友達とスケボーをしています。
He’s been skating with his friends all afternoon.
ただし、skateはスケートボードに限らず、ローラースケートやアイススケートにも使える表現のため、スケートボードを指している場合は文脈が必要です。
「スケートボード選手」など競技関連の英語表現
英語 | 日本語 |
skateboarder | スケートボード選手 スケートボードをする人 |
street | ストリート(スケートボードの種目) |
park | パーク(スケートボードの種目) |
trick | トリック(スケートボードの技) |
score | スコア(得点) |
skateboarding competition | スケートボードの競技 |
skateboarding tournament | スケートボードの大会 |
difficulty | 難易度 |
style | スタイル |
スケートボードはスポーツや競技としても広く認識されており、英語での競技関連表現を知っておくと便利です。ここでは、スケートボード選手や大会に関する表現を紹介します。
トニー・ホークは伝説的なスケートボーダーです。
Tony Hawk is a legendary skateboarder.
オリンピックのスケートボード種目にはストリートとパークがあります。
The skateboarding events at the Olympics include street and park.
彼はスケートボード大会で優勝しました。
He won first place in the skateboarding competition.
TNSとは?
スケートボード競技におけるTNS(Trick Not Scored)は、2024年パリオリンピックで導入された新ルール。選手がトリックの出来に満足せず再挑戦を希望する場合に適用されるもので、「Scoring Refusal Procedure(採点拒否制度)」とも呼ばれます。
このルールでは、得点を拒否して同じトリックを再試行できますが、拒否された試技は0点として記録されます。
以下のように使われます。
彼は着地に失敗した後、TNSを使ってそのトリックを再試行しました。
He used TNS to retry the trick after missing the landing.
>>「スキーをする」は英語で?skiとskiingの違いや過去形まで例文解説
スケートボードの世界で使われるスラング
スケートボード文化には、スケーターたちが共有する独自のスラングが数多く存在します。以下に代表的なスラングを紹介します。
stoked
stokedは、「興奮している」「ワクワクしている」という意味のスラングです。スケートボードで新しいトリックを成功させたときや、大会で優れたパフォーマンスを見たときなど、興奮した気持ちを表すのに使います。
初めてキックフリップを成功させてめっちゃ興奮してる!
I’m so stoked about landing my first kickflip!
shred
shredは、スケートボードで「技を次々と披露する」「上手に滑る」という意味です。特に難しいトリックを続けて成功させる状況を指します。
彼、今日はパークですごくいい滑りしてるね。
He’s shredding the park today.
gnarly
gnarlyは、「すごい」「圧倒的」というポジティブな意味と、「怖い」「危険な」といったニュアンスも持つ多義的な表現です。
褒め言葉として使われることが多いですが、状況によっては危険や困難を指す場合もあります。
あのトリック、めちゃくちゃすごかった!
That trick was gnarly!
あの転倒は結構やばかったね。
The fall was pretty gnarly.
park rat
park ratは、ほぼ毎日のようにスケートパークに通う熱心なスケーターを指します。スケートボードに情熱を注ぐ姿をやや親しみを込めて表現するスラングです。
彼は完全にパークラットだね。いつもここにいるよ!
He’s a total park rat—he’s always here!

「スケートボードをする」は英語で?スケボー用語やスラングを例文解説まとめ
スケートボードには、特有の英語表現やスラングが多く存在し、その奥深さは競技としての魅力や文化そのものと密接に結びついています。
記事で紹介した表現や用語を知ることで、スケートボードをより深く楽しみ、他のスケーターたちと自然に交流するきっかけが増えるでしょう。
これからスケートボードを始める人も、経験豊富なスケーターも、英語を通じて新たな発見をしてみてください!