喜怒哀楽の感情を伝える英語表現|自分の気持ちを伝えよう!

毎日を過ごしている中で私たちは自然と感情表現をしています。
それは、うれしい感情や、人から嫌なことをされて怒りの感情など、さまざま。
日本人は欧米人と比べて大きく違うことの一つに感情表現があります。
欧米人はどちらかと言うとオープンな性格で、感情を表現するときも少しオーバーなぐらいの表現をします。それに対して日本人は少しシャイ。
奥ゆかしさや慎みの深さは日本国内では美徳であるものの、欧米人からは「日本人は何を考えているのか分からない」なんて言われることもあるそうです。
実は、欧米の方と英語で話すときは、ややオーバーに表現することがコミュニケーションを円滑にさせるコツ。
少し恥ずかしい気もしますが、コミュニケーションが円滑にいくのであればぜひ会話の中に感情を取り入れたいですよね。
そこで今回は会話の中で感情を伝えるフレーズを紹介していきます。
ぜひこの機会に習得して会話に組み込み、コミュニケーション力を上げていきましょう。
感情を表現する基本の形
感情を表すために、まずは感情に関連する言葉を思い浮かべてみると、
happy(楽しい)や
sad(悲しい)など
喜怒哀楽の表現が思いつきますね?
一方、「戸惑い」や「焦り」、「浮かれ気分」などの細かい感情のニュアンスを伝えたい時に使えるフレーズは思いつかない方も多いのではないでしょうか。
感情といってもとても細かく伝えるとなると数多くの表現があります。
まずは基本的な表現方法を覚えていきましょう。
感情を伝える基本形は主語+be+(感情)を使います。
例えば、
私は悲しい。
I’m sad.
というように、sadの部分をさまざまな感情に置き換えるだけで自分の感情を相手に伝えることができます。
彼女は幸せです。
She is happy.
私は眠いです。
I’m sleepy.
彼は昨日怒っていました。
He was angry yesterday.
彼は昨日具合が悪かった。
He was sick last night.
また、過去の感情を表現したい時は、be動詞を過去形にしてあげましょう。
この主語+be+(感情)の感情には、とても多くの表現があります。
まずは英単語の中でも、必ず覚えておきたい基本的な表現を覚えておきましょう。
so,veryの2つを使って感情を強調しよう
so,very
この2つの言葉はどちらも「とても」という同じ意味。
感情の度合いによって強調を付け加えるのに、とても便利な表現です。
私はとても幸せです。
I am so happy.
私はとても怒っています。
I am so angry.
私はとても緊張しています。
I am very nervous.
どちらも同じ意味なので、どちらを使っても問題ないですが、基本的に感情を表す場面では「so」の方が多く使われています。
感情を強調したい時、強く使えたい時には言葉に組み込むようにしてみましょう。
喜怒哀楽4つのそれぞれの表現
喜びを表す英語表現
まず初めに喜びを表す表現。
幸せ
happy
うれしい
glad
喜ぶ
delighted
最高
awesome
素晴らしい
wonderful
信じられないほど素晴らしい
amazing
6つの表現をまずは覚えておきましょう。
とってもうれしいです。
I am so glad.
それは最高だね!
That’s awesome!
最高の気分だよ。
I feel awesome.
I feel awesome.
は基本形に従ってとすると「私って最高!」というニュアンスになります。
I am awesome.
そこで、ここではfeelを活用して気分を表すようにしています。
怒りを表す英語表現
次に怒り・困惑を表す言葉です。
こちらも数多くの表現がありますが、代表的な表現としては
怒っている
angry
怒っている
mad
動揺
upset
ムカついている
disgusted
イライラしている
annoyed/frustrated
という言葉がよく使われています。他にも似たような表現として、
ひどい
ridiculous
信じられない
unbelievable
ひどい
awful
などがあります。
私はとても怒っています。
I am so angry.
それはひどい。
That’s so ridiculous.
このように表現してあげると良いでしょう。
基本形は変わらないのでとても簡単ですよね。
哀しみを表す英語表現
続いて、哀しみを表す英語フレーズです。
悲しい
sad
憂鬱
depressed
気が滅入る
depressing
悲惨な
distressing
悲劇的な
tragic
という5つのフレーズがよく使われます。
すごく憂鬱です。
I am so depressed.
それは気が滅入るよね。
That’s depressing.
このように表現してみましょう。
憂鬱だったり、気が滅入る時は特に表現するフレーズが出てこないことが多いので、この5つの表現を覚えておくのがオススメです。
楽しいを表す英語表現
最後に、楽しいと表すフレーズです。
楽しい・ワクワクする時は、少しオーバーに表現するのがよいでしょう。
主に使われている表現は、excited(興奮している)。
その他に、感動・ワクワクを表す表現としては
deeply
touched
impressed
という表現を活用してみましょう。
とてもワクワクしています!
I am so excited!
とても感動しました。
I am so impressed.
このようにワクワクと感動を使い分けてみるとさらにレベルアップした英会話になります。
以上の喜怒哀楽のフレーズは細かい感情を伝えていく時に必ず使われる表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
Howを使ってさらに強く感情を表現する
基本形の他にもう一つの感情の表現方法を覚えておきましょう。
それはHowを使って「なんて〜なの」という表現方法。
少し強い感情を表すときに使うと良いでしょう。
表現としてはHow+感情の形容詞で使用します。
例えば、
なんてワクワクするの!
How exciting!
なんて憂鬱なの/なんて気が滅入るの
How depressing.
このようにHowと形容詞を併せて使うことで、強い感情を表現することができます。
その他使える感情フレーズ
これまで喜怒哀楽に沿って使える代表的な表現を紹介してきました。
その他で感情を伝えたい時に使える難易度の高いフレーズを紹介します。
こちらも基本形である主語+be+(感情)を使いながら「感情」を状況に応じて使い分けて行きましょう。
羨ましい
jealous
感謝している
grateful
快適
comfortable
居心地が悪い
uncomfortable
心配
anxious
激怒
furious
イライラする
grumpy
ひどく驚く
blown away
とても楽しい
hilarious
まとめ
今回は数多くあるフレーズの中から特に代表的なフレーズを例にとって紹介していきました。
まずは喜怒哀楽に合わせた感情表現を覚えて、すぐに言葉に出てくるように練習していきましょう。
日本人は、会話の中で感情を深く伝えない習慣ができていて、いざ英会話になるとなかなか言葉に出すのは難しいかもしれません。
しかし、相手に感情を伝えるのはとても重要で、大切なコミュニケーション。
まずはネイティブがどのように感情を表現しているのか注意して聞きながら、ニュアンスを覚えると良いでしょう。