キャベツは英語でなんて言う?複数形や発音・スラングの意味も例文解説
キャベツはサラダから炒め物、スープまでさまざまな料理に使われる身近な野菜ですよね。
今回は、そんな「キャベツ」の英語表現に焦点を当て、発音や複数形はもちろん、「キャベツの千切り」のような具体的な言い回しまでわかりやすく解説します。
さらに、cabbageのスラング的な意味についても触れ、実際に使える例文も紹介します。加えて、キャベツ以外にもレタスや白菜など、他の野菜の英語表現を一緒に覚えましょう。
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「キャベツ」を英語で言うと?
キャベツは英語で、cabbageと言います。発音は、/ˈkæbɪdʒ/です。実際の発音を確認してみましょう。
キャベツ
cabbage
発音を確認するとわかるように、cabbageの読み方は「キャビッジ」や「キャベジ」に近いです。しかし、日本語では音の変化を経て「キャベツ」という言い方が定着しました。
cabbageは日常会話で以下のように使われます。
サラダにキャベツを入れて、シャキシャキ感を増すのが好きです。
I like to put cabbage in my salad for extra crunch.
彼女は人参とキャベツを使って美味しいスープを作りました。
She cooked a delicious soup with carrots and cabbage.
cabbageの数え方
cabbageは一般的に、head of cabbageという形で数えます。例えば、キャベツ1個であれば、a head of cabbage、2個であればtwo heads of cabbageと表現します。
サラダ用にキャベツ1個を買いました。
I bought a head of cabbage for the salad.
スープにキャベツは何個必要ですか?
How many heads of cabbage do we need for the soup?
キャベツの英語の複数形
cabbageの数え方からもわかるように、通常は、head of cabbageを使って数えるため、cabbage自体は単数形で使うことが一般的です。
そのため、ネイティブスピーカーは、two cabbagesやa lot of cabbagesといった複数形cabbagesを使った表現に、不自然さを感じることがあります。
ただし、複数形cabbagesを使うことは間違いではありません。特定の文脈、例えば、キャベツの種類を言及する際には複数形cabbagesが使われます。
さまざまな料理には、異なる種類のキャベツが使われます。
Different types of cabbages are used in various dishes.
「キャベツの千切り」を英語で言うと?
「キャベツの千切り」を英語で表現する場合、shredded cabbageが一般的です。shreddedは「細かく切った」や「細切りにした」という意味で使われるため、千切りのキャベツを指すときにぴったりの表現です。
タコスに風味を増すために千切りキャベツを入れました。
I put some shredded cabbage in my taco for extra flavor.
コールスローは千切りキャベツと人参で作られています。
The coleslaw is made with shredded cabbage and carrots.
cabbageのスラングでの意味は?
英語のcabbageは、スラングとして使われることもあります。いくつかの異なる意味を持ちますが、ここでは最も一般的なものを紹介します。
これらの意味を理解しておくと、英語圏の映画やドラマなども、よりスムーズに意味を捉えることができるでしょう。
cabbageのスラング①お金(特に紙幣)
cabbageのスラングとして最も広く使われる意味の一つは、「お金」、特に「紙幣」を指す言い回しです。
この用法は、特にアメリカで使われます。なぜ「キャベツ」がお金を意味するのかははっきりしませんが、一説では、アメリカの紙幣が緑色だからと言われています。
彼は財布からたくさんの札を取り出した。
He pulled out a stack of cabbage from his wallet.
cabbageのスラング②バカ、ぼんやりしている
cabbageは、「バカ(stupid)」「ぼんやりしている(dull)」人を指すスラングとして使われることもあります。この意味は、主にイギリス英語のカジュアルな会話で使われます。
ぼんやりしてないで、話す前に考えなさい!
Stop acting like a cabbage, think before you speak!
この用法は侮辱的な意味を持つことがあるため、使う際には十分注意しましょう。
>>たこ焼きを英語で説明しよう!作り方など簡単に伝わる例文を紹介
レタスなどの野菜の英語表現も覚えよう!
日本語 | 英語表現 |
レタス | Lettuce |
白菜 | Chinese cabbage Napa cabbage |
なす | Eggplant |
きゅうり | Cucumber |
ピーマン | Bell pepper |
野菜の英語での言い方を覚えておくと、買い物や料理の際に便利です。今後の英会話や料理シーンで、これらの英語表現を積極的に使ってみてください!
サラダ用に新鮮なレタスが欲しいな。
I want fresh lettuce for my salad.
なすを使って料理するのが大好きです。
I love cooking with eggplant.
ピーマンを炒め物に加えるのが好きです。
I like to add bell peppers to my stir-fry.
>>【野菜の英語名50種類一覧】覚えておきたい身近な英単語・表現をチェック
知ってる?キャベツの和名
最後にオマケ!
「キャベツ」という名前は、英語のcabbageを取り入れたカタカナ表現であることはすでに解説しました。しかし、実はキャベツには「甘藍(かんらん)」または「玉菜(たまな)」という和名もあるのです。
「甘藍」は中国語に由来し、「玉菜」は、キャベツの丸い形が「玉のようだ」と形容して付けられました。
特に地域によっては、「玉菜」が一般的に使われることもあります。沖縄では、「玉菜(タマナー)」がよく使われます。例えば、「タマナーチャンプル」はキャベツの炒め物で、沖縄の家庭料理の定番。沖縄を訪れた際にはぜひ食べてみたいですね!
キャベツは英語でなんて言う?複数形や発音・スラングの意味も例文解説まとめ
今回は「キャベツ」をはじめとするさまざまな野菜の英語表現について解説しました。キャベツは英語でcabbageと表現し、その発音や複数形、さらには「キャベツの千切り」などの具体的な表現も紹介しました。
また、cabbageのスラングの意味やレタスや白菜など、英語での野菜名も紹介しました。これらの知識は、日常英会話や料理のシーンで役立つこと間違いなしです!
ぜひ、今回学んだ英語表現を活用して、さらに豊かな英語力を身につけてください。