※当サイトはプロモーションが含まれています

クロワッサン「croissant」を英語でどう発音する?フランス語を英語で

外はサクサク、中がフワフワとした食感が特徴の「クロワッサン」を英語で説明したい場合、あなたならどのように表現しますか?

日本のみならず、海外旅行中に滞在するホテルなどの朝食バイキングに並ぶこともある世界中で人気のパン。

今回はそんなクロワッサンの英語でのスペル、発音、語源などを紹介します。

>>【受講者120,000人突破!】<<
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<

クロワッサンの語源は?

shutterstock_264572291

クロワッサンは、フランス語で三日月を意味します。

バターが練りこまれた生地を焼き上げ、香ばしい食感が魅力のクロワッサンの語源が、三日月になった理由については、今現在も明確ではないそうです。

一説としては、17世紀ウィーンにて、トルコ軍が侵入してきた事に気がついたパン職人が、軍隊に侵入を知らせ、攻撃を防ぐことに成功したとして、トルコ国旗の象徴である三日月をモチーフにしたパンが作られるようになった、という説があります。

クロワッサンのトリビア

イタリアでは、クロワッサンはコルネット(cornetto)と呼ばれており、中に生クリーム、カスタードクリーム、ジャムなどを詰めたものがあります。

日本でもチョコクロワッサンなどがありますね。

またお隣の国、中国では牛の角のような形のパンという意味から、広東語で牛角包と呼ばれているそうです。

参考程度に覚えておいてくださいね!

クロワッサンの発音

クロワッサンの英語スペルは、croissantと表記します。

日本語のカタカナ発音は「クロワッサン」ですが、英語圏の方はこのカタカナの発音とは異なる発音をします。

クロワッサンの発音

まずは、発音記号を確認してみましょう。ブリティッシュ英語とアメリカ英語では、微妙に発音が異なります。

krwˈæsɔŋ(英国英語)

krwɑːsάːŋ(米国英語)

続いて、以下表示リンクより、ブリティッシュ英語、アメリカ英語、フランス語の「クロワッサン」発音を聞き比べてみましょう。
croissant ブリティッシュ英語・アメリカ英語発音
croissantフランス語

同じ単語でも発音が異なり、興味深いですね!

~番外編~フランス語語源の英語のトリビア

ラテン語が語源の英単語が多いことは、ご存じの人も多いかと思います。しかし、フランス語語源の英語も実は多いのです。

その歴史は、1066年の ノルマン征服 までさかのぼります。

当時イギリスがノルマン軍によって征服され、「支配する者」としてやって来たノルマン軍の言葉が、特に政治・法律、芸術、美食などの分野で、英語にも影響を与えました。

例えば、動物の「豚」は英語でpigといいますよね。しかし、食用「豚肉」はporkです。同様に「牛」は cowですが食用「牛肉」はbeef、「羊」はsheepですが、食用はmutton。

動物の名前は元から英語ですが、食肉の名前はどれもフランス語から来ています

この背景としては、動物の名前は、狩猟をしていたイギリスの平民の言葉(英語)で、肉の名前は、それを食する上流階級の言葉(フランス語)です。

この歴史的背景を知っておくと、英単語を学習する上で、より興味深く学習できそうです。

restaurant(レストラン)の、restoreは、回復するという意味を持つフランス語が語源です。

また「〇〇料理」と伝える際には、フランス語を用いて〇〇cuisineと英語でも表現します。

食品英単語のみならず、art(アート)や、gallery(ギャラリー)など、私たち日本人にも親しみのあることばも実はフランス語語源からきているのです。

まとめ

今回はクロワッサンの英語スペルをはじめ、発音、トリビアを合わせて紹介しました。英語辞書には載っていない歴史のトリビアも、英語学習として楽しめると素敵ですね。

今回紹介した、ブリティッシュ英語、アメリカ英語、フランス語のcroissant発音を真似して、ぜひ海外のパン屋さんで使ってみてくださいね!

動画でおさらい

クロワッサン「croissant」を英語でどう発音する?フランス語を英語でを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。







この記事にコメントする

必須

1件のコメントがあります

  1. shorty

    w の音が入ってるのが面白い