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「car salesperson」のネイティブ発音。コツは「伸ばさない」こと

今回は、car salesperson(自動車の販売員)の発音のコツを紹介します。

カタカナ読みすると、カーセールスパーソンと発音することができますが、実はこの発音では英語圏の人には伝わらない可能性があります。

はたして英語圏の人は、どのような発音をするのでしょうか。

これから紹介する発音のコツは、他の英単語の発音にも応用できるポイントなので、ぜひ覚えておいてください。

販売員を英語でsalesmanとは言わない!?

car salesperson

の発音のコツを見る前に、販売員という英単語について紹介します。

車の販売員は冒頭でお伝えしたように、car salespersonと言います。

日本人の中には、販売員や営業を、セールスマン(salesman)と訳す人も多いのではないでしょうか。

しかし、欧米諸国の人は、販売員や営業のことを、
salesman

とはあまり表現しません。なぜなら、販売員は、男性のみとは限らないからです。実際に辞書にもsalespersonと載っている場合が多くあります。

このように、販売員や営業の人のことは、salespersonと表現する人の方が英語圏では多く、車の販売員は、
car salesman

と表現するのがポピュラーです。

ちなみに、セールスマンと似た表現の中に、日本語でもよく使う、サラリーマンという和製英語がありますよね。

サラリーマンは英語で、
company employee

office worker

と表現しますが、ネイティブは自分のことを、

I’m an office worker.

とはあまり言いません。

職業を紹介する際には、以下のように表現することが多いので参考までに紹介します。

〇〇(会社名)で働いています。
I work for 〇〇.

私は車の販売員です。
I am a car salesperson.

というように、会社名や職業を伝えることが多いので、覚えておきましょう。

カタカナ発音は母音が強調されすぎている

car salespersonを、カーセールスパーソンと、カタカナ読みで発音した場合、英語圏の人の耳には非常に聞きづらい音となってしまいます。

なぜなら、日本語は基本的に、母音を重要視している言語だからです。

日本人がカタカナ読みした場合、カァ、セェルス、パァソンというように、アや、エ、アという母音がかなり目立って聞こえます。

一方、英語は母音はそこまで出てこず、子音を意識して発音します。

car salespersonを英語圏の人が発音した場合も、母音はあまり全面に出てこないのです。

また、日本人は、carの最後のrを、伸ばす音と認識している人が多いですよね。

カタカナでカーと書いたときの最後の伸ばす音(ー)の部分です。

ネイティブは、carなどの単語を、単語単位で発音する場合は伸ばして発音しますが、会話の中ではほとんど伸ばさず発音しています。

伸ばす音と認識していると、頭の「カ」の音を伸ばし、母音のa(ア)が強調されてしまいます。

salesの最初から二番目のaや、personerの音も、伸ばす音と認識してしまうと、母音が強調されすぎてしまうので注意しましょう。

car salespersonの発音のコツ

では、ネイティブはどのようにcar salespersonを発音するのでしょうか。

カーやセールス、パーソンなど、カタカナで書いたときの伸ばす音(ー)を、ほとんどないぐらいの感覚で発音すると、発音しやすくなります。

car salespersonの発音をカタカナで表現すると、少し極端ですが、カーセールスパーソンではなく、カセルスパソンと発音した方が、英語圏の人に近い発音になります。

まとめ

日本人が英語の伸ばす音(ー)を発音する際は、母音が強調されすぎてしまいます。

伸ばす音の部分を、くっついている感覚で発音すると、car salespersonをとネイティブのように発音できるようになりますので、意識して発音してみてください。

伝わる英会話をマスターするにはとにかく反復練習がマストです。

正しい発音方法を聞き、どんどん口に出して練習して、英語のリズムやイントネーションを身に付けていきましょう!

動画でおさらい

「car salesperson」のネイティブ発音。コツは「伸ばさない」ことを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。