「今やりたいんだけど」英語は丸暗記がおすすめ

日常的な英会話では、伝えたいことがあっても、パッと表現が口から出てこないことがよくあるのではないでしょうか。
今回は、知らないとちょっと考えてしまいそうな「今やりたいんだけど」の英語表現について説明します。
また、英語が自然に口から出てくるようになるコツも紹介しますね。
主語が省略されている
日本語の表現は、主語が省略されている場合が非常に多く、「今やりたいんだけど」という表現も同様に、主語が省略されています。
ではこの場合の主語は一体誰なのでしょうか?
やりたい人が誰なのかと考えると分かりやすいと思います。そう、私ですね。
英語で表現しようとすると、主語は私なので、Iから始まるフレーズになります。
英語の語順は日本語と逆
「今やりたいんだけど」の主語Iに続く文を考えていきましょう。
英文は和文とは逆の順番で成り立っているため、日本語の表現を英語に変換する時には後ろから順番に訳していきます。
「今やりたいんだけど」という表現は、英語の直訳をあてはめると「私は・今・やることを・したい」という意味です。
ですから、主語Iの次は「~をしたい」を意味するwant toやwannaという言葉が入り、
I want to~.
I wanna~.
となります。
このフレーズの後には、何をしたいかを表す言葉が入りますが、今回は「今やりたいんだけど」と、したいことが漠然としていますよね。
このような場合、「やる、する」を意味するdo、状況を漠然とさすit、「今」を意味するnowとつなげていきます。
I want to do it now.
I wanna do it now.
となるわけです。
セットで覚える
なお、「~をしたい」の表現は、主語と述語を1セットで覚えてしまいましょう。
~をしたい:
I want to~./I wanna~.
そうすれば、後に続く単語を変えていくだけで、さまざまな文章を作ることができ、実際に使えるシーンが広がります。
もう今家に帰りたいんだけど。
→I want to go home now.
今晩は外食したい。
→I wanna eat-out tonight.
という感じで、いろいろな文章に活用しましょう。
さまざまな場面で、自分の意見や思いを伝えるのに、簡単かつ便利なフレーズです。
英語が自然に口から出てくるようにするためには
日本人は、ゼロから単語を積み上げていって、文法的に正しい文章を作成できるようになりたいと思う人がとても多いです。
しかし、ゼロからセンテンスを作ろうとすると何が起こると思いますか?
- 文法をちゃんと考えて話そうとすると、間違えてしまうことが多い。
- ルールや文法を頭で考えていると、英語が口から出てくるのに時間がかかる。
といったことが起こるケースが非常に多いのです。
例えば、日本語で会話している時に、文法を意識しながら話していることはまずありません。自然に言葉が出てきます。
では、英語も日本語のように、自然に口から出るようにするにはどうしたらよいのでしょうか。
それが先ほどおすすめしたセットで覚えること、つまりI want toもしくはI wannaまでをセットで暗記してしまうのです。
ここまで一息に覚えてしまえば、続く言葉は意外と簡単なものが多いので、英語がスムーズに口から出てきやすくなると思います。
まずはI want toもしくはI wannaを丸暗記しましょう。セットで覚えることは、英語をスラスラ話せるようになる最短ルートです。ぜひやってみてください。
まとめ
アメリカ人など外国人を相手にコミュニケーションをとる時、自分がどうしたいか、意見や主張を明確に伝えることはとても大事です。
また、英会話にはスピード感も必要な場合もあります。
I want toもしくはI wannaのように、英語で決まっている言い回しは他にも多数あり、よく使う表現を丸暗記する学習方法はとても有効です。
文法を間違えることも少なくなりますし、慣れてくると、自然にその英語表現が口から出るようになります。
ぜひI want toやI wannaを覚えて、「~したいんだけど」という表現を積極的に使ってみてください。
また、他の英語のフレーズでも同様に、セットで丸暗記していきましょう。
セットで覚える意識と実践を継続していくことで、ぐっと会話の幅が広がり、ネイティブとの会話がより楽しめるようになりますよ。
動画でおさらい
「今やりたいんだけど」英語は丸暗記がおすすめを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。