簡単!ネイティブ発音「I see a lot of famous jewelry.」
今回はネイティブスピーカーのような発音が難しい表現、I see a lot of famous jewelry.について、どのように発音するとよいのかを紹介します。
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「a lot of」の発音
有名なジュエリーがたくさんありますね。
I see a lot of famous jewelry.
このセンテンスの意味は、いたってシンプルです。
しかしこの短いセンテンスの中に日本人が発音しにくく、聞き取り辛い、ネイティブならではの発音が含まれています。
I see a lot of famous jewelry.
をネイティブのように発音するには、
a lot of(ア ロット オブ)
の発音がポイントになってきます。
カタカナ発音では ア ロット オブ となりますが、ネイティブスピーカーはこのように3つの単語を切り離して発音しません。
3つを1つの単語のようにつなげて、 アローロヴ というように発音します。
練習するときにはまず、2つずつつなげて発音してみましょう。
a lot
アロッ
次に
lot of
ローロヴ
この時 lot の t は l(エル)に近い音になります。
合体させると
a lot of
アローロヴ、という音になります。
このように a lot of はア ロット オブとそれぞれを発音するのではなく、アローロヴとくっつけて発音するのがポイントです。
また、lot of は短縮形で、
lotta
と変化します。
このときは見た目の通り、ロッタと発音しますので、短縮形にした時の方が、日本人にとっては自然な発音を再現しやすいですね。
例えば、以下も同様の短縮形です。
want to =
wanna
give me =
gimme
be going to =
gonna
kind of =
kinda
should have =
shoulda
2つ目にキーとなるseeの発音
see
の発音は日本語表記するとシーとなりがちですが、より適切に表現すれば、スィーとなるでしょう。
よく混同しがちなのが、
sheや
sea
の発音との違いです。
seeとseaは同じ発音で、スィーとなります。
一方、sheはシーに近いです。
今回の例文では、I seeと動詞が入る語順ですので間違いにくいとは思いますが、発音には気を付けたいところです。
すべてつなげると、
I see a lot of famous jewelry.
は、アイ スィー ア ローロヴ フェイマス ジュエリーという発音になります。
そのほか代表的なリンキングとフラッピングの事例
英語を日常会話のスピードで話すと、単語の最後と、次の単語の最初を連結して発音することが頻繁にあります。
これを、
リンキング
(linking)
といいます。そしてフランス語でだと、リエゾンと呼びます。こちらの呼び方の方がなじみがある人が多いかもしれませんね。
また、tやdの音が特定の条件が揃うことによって日本語のラ行の音に変化することを
フラッピング
(flapping)
といいます。
今回紹介したa lot ofはそのどちらにも当てはまる事例です。
参考に、フラッピングの事例をいくつか紹介します。
t+母音がつながる場合、tの音がrに変化する
2単語の場合
get out
get away
about it
but I
forget it
at all
put out
cut in
let it
what a
1単語の場合
water
lettuce
butter
later
quarter
party
末尾のt,dを発音しない
not sure
should be
母音と子音の並びなど学術的にはもっと細かく定義があるようですが、ここでは例にあげたフレーズを何度も練習することによって、発音のリズムを覚えることに集中しましょう!
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まとめ
今回は、
I see a lot of famous jewelry.
という表現をネイティブのように発音するためのポイントを紹介しました。
a lot ofはア ロット オブと一語一語を発音するのではなく、ア ローロヴというように、一語のようにくっつけて発音することで、ネイティブっぽく発音することができると覚えておきましょう。
リンキングやフラッピングと呼ばれるネイティブスピーカーの自然な発音の特徴をつかむことができればリスニング、スピーキング両方のスキルの向上が見込めます。
何度も発音の練習をして、しっかり身に付けましょう!
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。