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日常会話では困らない!?英会話で関係代名詞whichが使えなくてもいいワケ

which

という単語を聞くと、疑問詞や関係代名詞を連想する方も多いのではないでしょうか?

Whichを疑問詞として使うのは、簡単で覚えやすいと感じる方も多いようですが、関係代名詞に関しては、高校科目の英語の授業でかなり苦戦したという記憶を持っていらっしゃる方も少なくないはず…。

しかし実は、日常英会話であれば、関係代名詞が使えなくてもスムーズに会話できることがほとんどです。

関係代名詞でつまづいてしまったために、自分の英語に自信がないという方はぜひ読み進めてみてくださいね。

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関係代名詞whichの使い方

日常英会話なら関係代名詞のwhichが使えなくてもいい理由をお話する前に、まずは関係代名詞のwhichの基本的な用法を確認しておきましょう。

関係代名詞とは、名詞の後ろから情報を補足する語句のことを言います。

主格や目的格という細かい使い方の違いはありますが、詳しく説明を付随するという意味ではどちらでも変わらないので、ここでは2つの違いは割愛します。

それでは、例文を用いて説明していきます。

私は友人にその本をあげた。
A: I gave the book to my friend.

その本は古いが、とても有用だ。
B: That book is old but very helpful.

AとBの文中に登場するbook(本)は同じ本です。

そのため、関係代名詞のwhichを用いて1文の情報を集約することができます。

私は古いがとても有用なその本を友人にあげた。
C: I gave the book which is old but very helpful to my friend.

Aの文中のthe bookのあとに関係代名詞のwhichを置くことで、Bの内容を補足することができ、AとBの内容をCの文章中に凝縮することができました。

もう1例見てみましょう。

私は毛糸のかばんが大好きだ。
D: I love the knit bag.

私の母は毛糸のかばんを私につくってくれた。
E: My mother made me the knit bag.

DとEの文中に登場するthe knit bagも同じものなので、whichを使うとFの文章のようにまとめることができます。

私は母が私につくってくれた毛糸のかばんが好きだ。
F: I love the knit bag which my mother made me.

以上の例文より、後ろから情報を補足するという関係代名詞の本質的な役割を理解していただけたでしょうか?

学校のテストでは細かな文法の知識を問われますが、基本的な考え方を押さえていれば英語学習をすすめる上で役に立つでしょう。

なぜ関係代名詞のwhichが使えなくても大丈夫なの?

関係代名詞の用法がわかったところで、本題のどうして関係代名詞whichが日常会話で使えなくても大丈夫なのか、について紹介したいと思います。

上で説明した通り、関係代名詞はあくまで単語についての情報を付け足すものです。

確かに関係代名詞を使えば、スマートに一文ですべての情報を伝えることができます。

しかし、実際に日本語で友人や家族と会話をするときは、長い文章でやりとりするよりも、上のA、B、D、Eのような短文でやりとりすることの方が多いと思います。

英語で話す場合もそれと同様で、日常会話は短い文章でどんどん進んでいくことの方が多いのです。

短文で伝え、わからないところは相手が質問をし、こちらがまた短文で答えることで十分コミュニケーションが成立しています。

加えて、面と向かって話している場合では同じ景色を見ているので、関係代名詞を使わなくてもお互い状況の把握が容易にできます。

そのためネイティブスピーカーも、話し言葉よりも書き言葉で関係代名詞を使うケースが多いのです。

したがって、関係代名詞でつまずいても臆することなく、短い英語表現で構わないのでネイティブにどんどん話しかけていきましょう。

そのようにして実際の会話を経験していく方が、机上での学習より何倍も英語力向上につながりますよ!

まとめ

今回は関係代名詞のwhichの基本的な用法と、日常会話ではあまり使われない理由について紹介しました。

関係代名詞で苦戦し英語学習につまずいてしまったとしても、実際のコミュニケーションでは必要がない場面も多いので、気にせずネイティブに話しかけてみましょう。

たとえ短い英文でも、実際に英語を使って会話をすることで得るものは大いにあるはずです。

臆せず英語をどんどん使用し、いろいろな表現を自分のものにしてくださいね!







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