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これで完璧!「お願いします」の英語表現を3つのシーンごとにマスターしよう

挨拶としての「よろしくお願いします」 や依頼としての「〜お願いします」 など、「お願いします」という言葉ひとつに、さまざまなニュアンスが含まれていますね。
しかし、英語の「お願いします」はひとつのフレーズとはいきません。

ここでは、日常会話からメール、電話でも使えるシチュエーションなど3つのシーンに合わせた表現方法を紹介していきます。

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挨拶としての「よろしくお願いします」

始めのステップ!初めて会う/話す/メールする相手へ

初対面の相手に使う「よろしくお願いします」という挨拶。

直訳できる英単語は存在しません。

私たちは、「これから仲良くしてください」「良いお付き合いをしましょう」という思いを込めてこの言葉を使いますよね。
その思いを相手に伝えることができる英語を使っていきましょう。

例えば、以下のフレーズで代用することができます。

・Nice to meet you.

・I’m glad to meet you.

・Pleasure to meet you.

中学校の授業で、これらを「初めまして」を表すフレーズとして学んだ方も多いでしょう。
これらは、直訳すると「あなたに会えて嬉しい」となります。

“Pleasure to meet you.”
「あなたにお会いできて光栄です」は、とても丁寧な挨拶の表現になるので、ビジネスシーンで使いましょう。

また、“meet”は物理的な「会う」という意味に限定されませんので、電話やメールでも“Nice to meet you”は使うことができます。

ここで注意したいことが1点。
同じ「会えて嬉しい」という意味でも、“Nice to see you”は初対面では使えません。

厳密にいうと、“meet”は 「会ったことがない人に会う」、“see”は「会ったことのある人に会う」という意味の違いがあるからです。

使い間違いに気をつけましょう。

さらに、もう一文付け加えることによって、気持ちをより丁寧に伝えられます。

また、相手にさらに良い印象を与えることができます。

例えば、プライベートで仲を深めたい相手に、

(仲良くしてください)
“Nice to meet you! I hope we can get along.”

仕事先で初めて会う人に、

(あなたと働けることが楽しみです)
“It’s pleasure to meet you. I look forward to working with you.”

このように、シーンに合わせた言葉を上手に組み合わせていきましょう。

別れ際の「今後もよろしくお願いします」

会話の終わり、別れ際に伝えたい「今後もよろしくお願いします」。

別れ際の一言は、相手に与える自分の印象を大きく左右さいます。
まずは以下のフレーズを覚えましょう。

(あなたとお会いできて嬉しかったです)
・It was nice to meet you.

・Nice meeting you.

(あなたとお話しできて嬉しかったです)
・It was nice to talk with you.

時制を過去形にすることで、「あなたと会えて嬉しかったです」と会話の締めくくりに使うことができます。

また、不定詞(to〜)は未来を、動名詞(〜ing)は過去を表現する傾向にありますので、このような挨拶に応用することができます。

「今後も」という部分を強調したい場合、以下のフレーズを付け加えましょう。

(今後連絡を取り合いましょう)
・Let’s keep in touch.

・I hope we can keep in touch.

“keep in touch”は「連絡を取り合う」を表します。

プライベートで仲良くしたい相手に使うと好印象です。

頼みごととしての「お願いします」

英語 お願いします 挨拶

頼みごととしての「お願いします」は、日常的に多く使われる言葉です。
プライベートからビジネスまで、それぞれのシーンで役に立つ便利なフレーズを紹介していきます。

前置きの一言

(お願いしてもいい?)
・Can you do me a favor?

(お願いしたいことがあるんだ)
・I have a favor to ask you.

(お願いを聞いていただけますか?)
・May I ask you a favor?

“favor”は「親切な行為」、“so someone a favor”で「〜の役に立つ」という意味を表します。

このフレーズを用いることで、まず相手に「お願い」をする前置きができます。

疑問形を使った頼み方<基本編>

実際に相手に頼みごとを伝える例文です。

(このウェブサイトをチェックしてもらえますか?)
・Will you check this website?

(あとで電話をかけ直してくれますか?)
・Can you call me back later?

(明日私のオフィスにお越しいただくことは可能ですか?)
・Would you be able to visit my office tomorrow?

(私がお送りしたデータを見ていただけますか?)
・Could you have a look at the date I sent you, please?

このように、“Will you〜”や“Can you〜”の疑問形で相手に直接お願いごとを伝えることができます。

ニュアンスの違いとして、“Will you〜”は「相手にする意思があるか」、“Can you〜”は「物理的に可能かどうか」を尋ねています。
また、“Woud you〜”や“Could you〜”と過去形にすると、より丁寧な表現になります。

相手にとってやや面倒なことをお願いしたい場合は、“Would/Do you mind?”が便利です。

(10分以内に車で迎えにきてもらえない?)
・Do you mind picking me up in 10 minutes?

(彼女が来たら私に電話していただけませんか?)
・Would you mind call me when she came up?

疑問形を使った頼み方<応用編>

頼みごとをしてくれるかどうか直接的に尋ねる表現より、主語を“you”以外の言葉に置き換え、
間接的に表現した方が相手に好印象を与える場合があります。

基本編で紹介した例文を用いて、間接的な表現にアレンジしてみましょう。

・Would you be able to visit my office tomorrow?

→Would it be possible for you to visit my office tomorrow?

・Could you have a look at the date I sent you, please?

→Would it be possible for you to have a look at the date I sent you?

冒頭を
“Would it be possible for you to〜?”
「〜はあなたにとって可能ですか?」

に置き換えることで、「あなたの都合がよければお願いしたい」とワンクッション置いた尋ね方になります。

肯定文を用いた丁寧な頼み方

次は主語を“I”に置き換えた肯定文で、相手に頼みごとできるか謙虚に尋ねるフレーズを紹介します。

(もしよろしければ私のプロジェクトに協力していただけますでしょうか?)
・I was wondering if you could cooperate on my project.

(もし私の論文に関してあなたから意見をいただけたら感謝します)
・I would be grateful if you would give me your opinion about my essay.

(考える時間をもう少しいただければ感謝いたします)
・I would appreciate it if you could give me a little more time to think about it.

「もしあなたが良ければ、」と相手の都合を伺うことで、謙虚な姿勢を表現することができます。
上司やお客様など、目上の相手へ何かを頼みたいときに使うフレーズとしておすすめです。

“I was wondering if 〜”は直訳すると「〜かと考えていた」という意味ですが、頼みごとをする場面以外でもネイティブがよく使うフレーズですので、覚えておきましょう。

(あなたが元気かなと考えていました)など
例)“I was wondering if you’re well”

こんな英語表現もご紹介。
英語で「最近どう?」を相手によって使い分けよう!

メール文末での「よろしくお願いします」

英語 お願いします 挨拶

メールの文末で、締めの言葉として「よろしくお願いします」は頻繁に用いられるお決まりのフレーズ。

実は英語にも、日本語と同じように締め・結びの言葉として使われる定番のフレーズが複数あります。

ビジネスシーンで使える締め言葉

まずはビジネスシーンでも使える、カジュアルすぎない便利なフレーズを紹介します。

Regards,
Yoko

Best/warm/kind regards,
Yoko Yamada

“regard”は「尊敬・敬意」を表す言葉ですので、「敬意を込めて、○○より」という意味の締め言葉です。
“best”や“warm”を付け加えるとさらに気持ちが込もった丁寧な印象を与えます。

また、英語の締め言葉の特徴として、“Regards.”とピリオドで終わらせるのではなく、コンマで締め、改行し、フルネームまたはファーストネームを綴るのが一般的です。
フォーマルなメールではフルネームを綴りましょう。

さらにフォーマルな表現として、

Sincerely,
Haruna Kawai

または

・Most sincerely,

・Sincerely yours,

・Yours very sincerely,

「真心を込めて」「誠意を込めて」という、最もフォーマルな締め言葉です。
“yours”は直訳すると「あなたのもの」ですが、この一言を付け加えることにより「あなたのために働いています」という思いを伝えることできます。

会社の上司や顧客など、誠意を示したい相手へ送るメールの締め言葉にぴったりなフレーズですね。

カジュアルに使える締め言葉

まずは簡単なフレーズから。

Thank you, Lisa

そのままの通り、「読んでくれてありがとう」という気持ちを表現しています。

軽いニュアンスの締め言葉ですので、先に紹介した“Regards,”“Sincirely,”を使うほどでもないような短文のメールなどを送る際に便利です。とはいえ家族や友人に対して使ってしまうと、どこかよそよそしい雰囲気が漂ってしまいますので、社内などで事務的なメールで使うことがおすすめです。
そのほか、家族・友人・恋人などプライベートで親しい相手に送るメールに使えるフレーズとして、

(愛を込めて)
・Love,

・Lots of love,

(お幸せに)
・Best wishes,

・Best,

・Wishes,

(あなたの友より)
・Your friend,

などがあります。

自分と相手の間柄に合うものを考え、使い分けみてください。

まとめ

誰しもが英語を学び始めるきっかけとして、「ネイティブと楽しく会話がしたい」「ネイティブと仲良くなりたい」という憧れを持っているはずです。
その憧れを実現させるためには、「どんな言葉を使えば相手に好印象を与えられるか」という点を意識しましょう。

そうすれば、たとえネイティブのようにペラペラと英語が話せなくても、相手にあなたの誠意が伝わり、それに応えてくれるはずです。

ぜひ今回ご紹介したフレーズを積極的に活用し、プライベート・ビジネスシーンでの円滑な英会話を楽しみましょう!