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短期で上達させるリスニング勉強法。2つのポイントをおさえて一気に上達!

英語を学ぶのに、リスニングを上達させたいと思う人がほとんどでしょう。
それが短期間でできるに越したことはないですよね。

今回は短期間で上達できるリスニング勉強法やポイントについて紹介していきます。

英語を聞きとるときに、単語をすべて聞き取ろうとする人も多いですが、実は文脈を理解することのほうが大切なんです。

下記で詳しくみていきましょう。

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Situation(シチュエーション)と音

最初に短期間に上達するポイントである、
Situation

と音について説明していきます。
Situation(シチュエーション)とは、状況という意味です。

普段、人間はリスニングするときに、その状況がリンクして初めて意味を理解することができるといわれています。

つまり会話されている状況と会話の英語表現の音をリンクさせる、ということです。

例えば、トイレの中からあなたの名前を呼ぶ声が聞こえたとします。

「〇〇ちゃん、ちょっとー」

こんなとき、トイレの中の人物が何を求めているか?ほとんどの場合、トイレットペーパーが欲しくてあなたの名前を呼んでいると予想できるしょう。

そのときに、相手が言っていることは、あなたの名前とちょっとーねえくらいの言葉だと思います。しかし、この自分の名前の音とトイレの中から叫んでいるという状況から、言われている言葉の意味を理解できるのです。

基本的にすべてのリスニングというのは、このようにSituationが一致して初めて理解することができます。

久しぶりに友達に会ったSituation(シチュエーション)

ここでは、久しぶりに友達と会ったというSituationを例として、少し想像してみましょう。おそらく、この場面で話す内容はほとんど決まっていると思います。

あなたが「あっ久しぶり、元気にしてた?」と挨拶をするとしましょう。

その久しぶりに対して友達が「ああ元気してたよ、そっちはどうなの?」と元気にしていたかどうか聞き返してくると思われます。

あなたは「まあ元気してたかな。で最近どうなのよ。」と相手が最近どのように過ごしているのか、最近の情報を聞きます。

そして

A.まあ仕事が忙しいかな。そっちは最近どうなの。

B.まあこっちも仕事忙しいかな。でも結構頑張ってるからいいよ。じゃあ今度飲みにでも行こうか。

A.そうしよう。

みたいな感じで会話は進んでいくはずです。

このように、久しぶりに誰か友達と再会したときには、だいたい決まったような会話になるでしょう。

また、違う場面であっても同様に、だいたい決まったような会話になることが多いです。

場面ごとに、そのSituationに適した会話(=音)というものがあり、それに沿って会話が進んでいきます。

会話の内容を理解するうえで、会話のSituationを理解するということは大きなポイントです。

会話の流れでだいたいが理解できる

先ほど紹介した友達と久しぶりにあったというSituationで、ネイティブの場合どういう会話(音)になるかをここで紹介していきます。

まずは文脈を理解しておいてください。

A.あっ、久しぶり。元気にしてた?
B.ああ、元気にしてたよ。そっちはどうなの?
A.まあ元気してたかな。で、最近どうなのよ?
B.まあ仕事が忙しいかな。そっちは最近どうなの?
A.まあこっちも仕事忙しいかな。でも結構頑張ってるからいいよ。じゃあ今度飲みにでも行こうか。
B.そうしよう。

という流れです。

下記で英文に置き換えて紹介します。

A. Ah, hi. Long time no see. Have you been?

B. I’ve been good. How about you?

A. I’ve been good, too Thanks. So What’s new?

B. Oh I’ve been busy, very busy. How about you?

A. I’ve been busy, too.(ここに言葉入りますが、聞き取れず)

We should drinking some times.


B. Let’s do that.

実際英語の会話を聞いてみて、Situationを押さえておくと意味を結構拾えると、感じませんでしたか?

出てくる単語すべてを聞き取ることはできていないかもしれませんが、会話の流れや文脈は理解できていると思います。

このように、Situationを理解した状態であれば、かなりの単語や文脈を聞き取ることができるはずです。

一字一句ではなく概念を理解する

リスニングに関して、多くの人が重要だと思っているポイントがあります。リスニングをできるようになるためには、一字一句全部聞き取れるようにならなければいけない、ということです。

しかし、普段の会話のなかで、日本語を一字一句すべて聞き取るということはしていないと思います。

例えば、会話の意味は理解していても、会話の内容をすべて書き出すことは難しいでしょう。会話の内容を一字一句聞き取っているのではなく、概念で理解しているため、一字一句書き出すことはできないのです。

(全部書き出せるようになるには、聞いて意味を理解するだけではない、特別なトレーニングが必要と言われています。)

このように日本語ですら一字一句聞き取っていない状態です。

日本語でも概念しか聞き取っていないため、英語も同様に概念を聞き取ることができれば、意味を理解できるようになります。この概念に該当するものがSituationです。

どのような手順でSituationを想像していくか

どのようなSituationで会話をしているのか、会話の内容を具体的に想像してみましょう。

このSituationであれば、こういう会話がされるだろう、こういう質問をするだろう、というように順に考えるのです。さらに、こういう質問をされたら自分(相手)はこう答えるだろうということも、ある程度決まった流れがあります。

その会話の流れを、日本語で頭の中で想像してみてください。

会話の流れを想像することによって、実際にネイティブと話をした時、驚くことが起きるでしょう。

今までは一字一句聞き取ろうとしていたためにほとんど聞き取れずに終わったものが、Situationを意識するだけで、だいたいの文脈が理解できるようになっていきます。

一字一句聞くのではなくてブロック単位で聞き取るようにしてくださいとか、文脈で理解するようにしてくださいと英語の講師などは話すはずです。しかし、実際それをどのように行うのかを教えている人は少ないと思います。

ブロック単位や文脈で聞き取るためにはSituationを想像することが効果的なのです。

こういう会話をしていたら、こういう発言をする。
だからこういう質問をされる。
だからこういう答えをする。

ということをある程度日本語で想像してからリスニングをすると、短期間でリスニングは上達していきます。

最初の3語に集中

リスニングの際、Situationを意識しても、どうしても想像と音がリンクさせられない、意味がわからない場合もあるかと思います。

その場合は、最初の3語のみに集中して聞いてみてください。

英語では、重要な情報はたいてい最初にあります。

(誰が何をした、〇〇に何かを聞きたい、など)

最低限知っておくべき情報を押さえることで、文脈が理解しやすくなります。最初の3語をしっかり聞き取る意識は、常に持って英語を聞くようにしましょう。

まとめ

英語のリスニング力を上げていくためには、その会話のSituation(=状況)を想像することが必要です。

その状況では、どのようなことが話されるかを想像することで、文章全体の流れやキーワードがつかみやすくなります。

もちろん、単語をある程度知っておくことは必要ですが、すべてを聞き取ることは難しいです。普段、日本語で会話をするときにも一字一句単語を理解することはしないですからね。

このSituationではどのような会話(=音)になるのか、を日頃から意識して想像するようにしましょう。

日頃の想像の積み重ねがあれば、あらゆる会話の英語表現を理解できるようになりますよ。

動画でおさらい

もう一度、動画でおさらいしてみましょう。