書籍レビュー:mini版 英会話の9割は中学英語で通用する

LINEで送る
Pocket

作者のDavid A.Thayne(デイビット・セイン)さんは、アメリカ出身で累計350万部を刊行してきた英語教材のベストセラー作家です。

日本においても、25年以上に渡り英語の教授経験を持ち、これまで指導してきた日本人の生徒は数万人以上もいるのだとか。

そんなセインさんが手がけた本書は、参考書というよりもメモ帳のようなシンプルな構成で読み進めやすく、「英語アレルギー」のある人でもサクサクと読み進められる1冊です。

また、本書のレイアウトは、紹介するフレーズと、いくつかの例文がほぼ見開きで記載されているため、見やすい印象。

フレーズを使用するの際のシチュエーションも添えられており、イメージが掴みやすく、実際の英会話の中でも使えそうです。

本書には、76のコンテンツがあり、それぞれの基本的な中学英語のフレーズに、単語や熟語をプラスして文章を作ろう!といった内容が書かれています。

たとえば、
I see.
(なるほど、そうですか。)

というフレーズに、単語や熟語を少し追加してみると、いろいろな表現ができることが分かります。

I see it.
(見えるよ)

I see now.
(なるほど、分かった)

I see what you mean.
(おっしゃりたいことは分かりました)

また、
Don’t bother
(気にしないで、気をつかわないで)

というフレーズのように、フレーズの間にwithを入れることによって、意味が全く変わってくるものもあります。

don’t bother me
(邪魔しないで)

don’t bother with him
(彼はどうせだめだよ)

このように、少し単語を付け足すだけで、全く意味が違うフレーズが出来上がるので、中学で習うような基本的なフレーズを少しアレンジするだけで、さまざまな表現ができるようになります。

ネイティブもこのように基本的なフレーズに「付け足す」ことで、表現のバリエーションを増やしているということも書かれており、とても説得力のある方法です。

まずは、文法にはこだわらず、この本に載っているフレーズを暗記すれば、実際の英語で話す際にとても役立つと感じました。

本書は、英語に触れるきっかけが欲しい、簡単な英語を知っていてもう少し話せるようになりたいといったライトユーザーにおすすめです。

簡単な単語で構成されてはいるけれど、実践的なフレーズが詰まった本書。

留学の予定がある人など、英語を話す機会がある方にとって、きっと役に立つ一冊となるでしょう。

LINEで送る
Pocket

最初のコメントをしよう

必須