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書籍レビュー:mini版 会話がとぎれない英語の雑談18のルール

『mini版 会話がとぎれない英語の雑談18のルール』は、円滑なコミュニケーションに欠かせない会話術を分かりやすく解説したガイドブックです。

英語を何年も勉強しているのに、英語が話せないと悩んでいるとしたら、それはあなたの「英語」のせいではありません。

英語で何を話せばいいのかわからない、英語の会話が弾まない、英語でのコミュニケーションが苦手、質問に「YES or NO」でしか答えられないなどの悩みは、ほとんどの場合「雑談力」不足が原因です。

すなわち、これまで自分自身の趣味や関心について深く考えたことがなかったり、日本に関する基礎的な知識が欠落していたり、上手な話の進め方を知らなかったりして、適切な雑談の準備が行われていないことが主な原因なのです。

多くの人は、その準備不足を「英語が話せない」と勘違いしているわけですが、ひとたび『mini版 会話がとぎれない英語の雑談18のルール』に書かれている「雑談のコツ」を身につければ、知識として眠っている英語力が呼び覚まされ、自信をもってコミュニケーションできるようになるはずです。

本書の優れている点は、まず「NGな会話例(残念な会話例)」と「OKな会話例(マネしたい会話例)」が見開きで対比されており、どのように会話を進めたらよいのか、一目で分かるように工夫されている点です。

さらに「すぐに使える雑談フレーズ集」も豊富に掲載されているので、話の持っていき方とその時に使うフレーズを同時に学ぶことができ、短期間でストレスなく雑談力を養うことができます。

【Rule1】あいさつ+αが、あなたの印象を決める:
Good morning.だけで会話を終わらせていませんか?

【Rule2】好感の持たれる質問の仕方:
初対面でWhat’s your name?と聞いていませんか?

【Rule3】盛り上がるテッパン話題は「スポーツ」と「トレンド」:
詳しくない話題にI don’t know.と答えていませんか?

【Rule4】パーティーではポジティブでフレンドリーな人になりきる:
緊張して「……」と無言になっていませんか?

【Rule5】うまい前置きが、場を盛り上げる:
唐突に話を始めていませんか?

【Rule6】初対面でも盛り上がる「名前」「場所」「家族」の話題:
初対面の人にプライベートな質問をしていませんか?

【Rule7】「ニッポン」の日常風景が、日本人の切り札になる:
相手が興味を持つ話題を提供できていますか?

【Rule8】外国人が喜ぶ「イマドキ日本ガイド」:
日本の伝統文化ばかり紹介していませんか?

【Rule9】会話の盛り上がりは、リアクションが握っている:
ウンウンとうなずくだけで相手の話を聞いていませんか?

【Rule10】雑談中は、なにはなくても相手をほめるのが鉄則:
相手を称賛するコメントを躊躇していませんか?

【Rule11】好かれる人は、ほめられたら自虐ネタで返す:
ほめられたとき、謙遜してNo.と言っていませんか?

【Rule12】興味津々、ちょっと役に立つ「マメ知識」:
ジョークが言えないからと、会話に臆病になっていませんか?

【Rule13】空気を変える「魔法のひとこと」:
雑談がシラけてしまった時、その場から逃げていませんか?

【Rule14】相づちで、相手の話をどんどん引き出す:
相手の話を聞く時、uh-huhばかり使っていませんか?

【Rule15】会話をどんどん拡げる「3A」メソッド:
大きくリアクションしていればOKだと思っていませんか?

【Rule16】いやーな空気はポジティブに:
相手が放つネガティブな感情につられていませんか?

【Rule17】連想ゲームで、会話を盛り上げ拡げる:
「へー」「いいね」ばかりで会話を止めていませんか?

【Rule18】インタビューアーになりきって、雑談をワンランクアップ:
「わー」「すごい」を連呼して会話が終わっていませんか?

当たり前の話ですが、日本語でできないことは英語でもできません。

話が上手な人というのは、相手とコミュニケーションをとろうという意欲に加えて、あらかじめ語るべきトピックや小ネタをいくつか用意しているものです。

それは日本語でも英語でも同じことです。

まずは「英語が話せない」という誤った思い込みを捨てましょう。

そして、本書の「雑談力」をいち早く身につけて、明日から積極的にコミュニケーションを楽しみましょう。








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