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書籍レビュー:中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本

最近では訪日旅行客が増え、日常でも英語を使うシーンが増えることが予想されています。

日常生活だけでなく、仕事上英語が必要になるという方もいるでしょう。

企業によっては、就職活動で「TOEIC〇〇点以上」を求められているというところもあります。

今回ご紹介する『中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本』は、そんな悩みを持ち「英語の勉強をやり直したい」と思っている方におすすめの1冊です。

本書は

  • 中学でも高校でも英語は苦手だった。
  • TOEICのスコアをあげるために文法をマスターしたい。

という人のためにかかれた本です。

また、現役の中高生でも英語が苦手だという方のために役立つ本でもあります。

現役の中学生がわずか10日間で、しかも高校英語までもとなるとなかなかハードルが高そうですよね。

著者の長沢寿夫氏いわく、高校で新たに習う英文法は「関係副詞」「分詞構文」「仮定法」だけなのだそう。

高校時代に真面目に勉強したけれど、英語がしっかりと身についていないなと感じる大人の方にとって、たった3つの文法だけだといわれると拍子抜けしてしまいますよね。

一方で、よりハードルが低いことがわかるのでやる気もわいてくるのではないでしょうか?

著者の長沢寿夫氏は家庭教師、塾講師の経験から本書に書かれたメソッドを考案しました。

本書では中高6年間の英語を、109の法則で説明してくれています。

1日で6~19の項目を学習する形です。
それをわずか10日間学習するだけで、6年間がマスターできるというのです。

一つ一つの項目は、長沢式の独自の英語メソッドで書かれています。

例えば、そのタイトルは「英語は動詞を大切にする」「副詞はおまけ」といったものです。

独特なタイトルに心を惹かれて内容を見ると、わずかな時間で読めるような内容にまとめられており、時間のないときでもさらっと読めてしまいます。

必要に応じてイラストも使われていますし、大切なポイントやこれだけは覚えるといった部分もピックアップされていてわかりやすいのが特徴です。

「英語は動詞を大切にする」という項目をみてみると、日本語は名詞を大切にしているのに対して、英語は動詞を大切にすると書かれています。

日本語は名詞を大切にしている言語で「名詞+動詞」の順に表現されます。

これに対して英語は動詞を大切にしている言語なので「動詞+名詞」というように表現されている。

このことを、本書では「英語は動詞を大切にしているから動詞を先に持ってくる」と解説しています。

教科書などでは、『英語は「動詞+名詞」の順番です。』といったように簡単に書かれている部分です。

それだけだと、具体的なイメージが掴みづらく、なかなか頭に入ってきませんが、本書では、なぜその順番なのかについてまで言及されています。

また、項目ごとに練習問題も用意されています。

先ほどの「英語は動詞を大切にする」という項目であれば、動詞を大切にした言葉の並べ方の説明を踏まえての練習問題です。

練習の初めには『例』も記載されているので、問題の意味も飲み込みやすく、英語初心者の方にもわかりやすく学ぶことができます。

また、その項目についての理解を深めることができる構成にもなっています。

このように、一つ一つの項目を読んで理解するためには、それほどたくさんの時間が必要になるわけではありません。

ですから、通勤や通学途中、お仕事の休憩時間、家事の合間など、わずかな時間に1項目づつ読んで1日分を終わらせることもできます。

自分の都合のいい時間の確保の仕方ができるので、続けやすいという点もうれしいですよね。

英語が苦手だし時間もない、だけれどもTOEICで結果を残したいという方にこそ本書『中学・高校6年分の英語が10日間で身につく本』はおすすめです。

隙間時間をフル活用して、少しづつ英語の楽しさを知ることができる本ですよ。








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