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書籍レビュー:mini版 学校では教えてくれなかったネイティブにちゃんと伝わる英単語帳

日本の学校では、ネイティブスピーカーに伝わる英語を教えてくれないといわれています。

実際に、学生時代に英語をまじめに勉強してきている方でも、ネイティブスピーカーとうまくコミュニケーションをとれないということはよくあります。

その理由のひとつが、ネイティブが使い分ける英語の微妙なニュアンスの違いを理解できないことにあるそうです。

その、日本人が苦手とする英単語の微妙なニュアンスを教えてくれるのが「mini版 学校では教えてくれなかったネイティブにちゃんと伝わる英単語帳」です。

「mini版 学校では教えてくれなかったネイティブにちゃんと伝わる英単語帳」の作者であるデイヴィッド・セイ氏はアメリカ・カリフォルニア州出身の翻訳家です。

英会話教師でもあるデイヴィッド・セイン氏は、過去にも多数の著書を出版されております。

英文法やフレーズ集、ビジネス英語などあらゆる面からネイティブに伝わる英語について執筆されており、その中でも動詞と形容詞について書かれているのが「mini版 学校では教えてくれなかったネイティブにちゃんと伝わる英単語帳」です。

デイヴィッド・セイン氏によると、ネイティブが日常会話で使う単語のほとんどは中学・高校で学んでいるとのこと。

それでも微妙なニュアンスの使い分けができないがために、会話が成り立たなくなってしまうというのです。

そこで、特におさえておきたい動詞と形容詞についてピックアップしているのがこの本の特徴です。

掲載されている単語の数は、かなり限られています。

目次に目を通すだけで、全体にどんな単語が書かれているのかがわかり、時間にして数分程度です。

私が知っている英単語帳は2000語を越える英単語について書かれているものもあるのですが、それらと比べるとどこか心もとなく感じてしまうほどです。

しかしそれが、無理なく読んで、覚えることができる量でもあると感じました。
あまりに数が多いと覚え始める前からうんざりしてしまいますもんね。

この「mini版 学校では教えてくれなかったネイティブにちゃんと伝わる英単語帳」は、前述通りすぐに覚えられそうな情報量というところもひとつの魅力なのです。

また、もうひとつの魅力は絵や図などで印象的に英単語を覚えることができるように工夫されている点です。

例えば、動詞。
動詞はピクトと呼ばれる絵で単語が表現されています。
また、ふたつの英単語が対になって掲載されています。

日本語では同じ「選ぶ」と訳される「choose」「select」を対にして、比べながら覚えることで、ふたつのニュアンスの違いを知ることができるのです。

また、それぞれの単語の簡単な使用例も記載されています。

使用例を見ることで、実際にどのような場面で使われるのかがわかり、より覚えやすくなっています。

次に、形容詞。

日本語なら「やせすぎ」→「体の線が細い」→「ほっそりしている」→「スリムな」→「ぼっちゃりとした」→「まるまるとした」→「ふとった」→「ふとりすぎ」というように、それぞれ少しずつ違う表現を覚えることができますよね。

これを、やせている状態から太っている状態までを右肩上がりの矢印上に表現し、グラフを利用することで内容をよりイメージしやすくしているのです。

また、例文も記載されているので、覚えることを助けてくれます。

絵本を見るような感覚で読めるので、自然に単語を身につけることができます。

この単語帳なら、今までさまざまな単語帳の膨大な数に心が折れてしまった方でも覚えやすいこと間違いなしです。

英単語を覚えることに対して自信を持ちたい方は「mini版 学校では教えてくれなかったネイティブにちゃんと伝わる英単語帳」で、一度勉強してみてはいかがでしょうか?








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