英語での物の数え方と単位一覧|日本語との違いは形や容器などを思い浮かべること
きなりですが、ここで問題です。以下の6つの物を英語で数えて下さい。
フランスパン1本
牛乳1本
スープ1杯
缶ジュース1本
ハサミ1本
石鹸1つ
余裕で全問正解!という人は、素晴らしいの一言。しかし、ほとんどの人はきっと答えられなかったものがあるのではないでしょうか。日本語でも、一本、一匹、一羽、一台など様々なモノの数え方があるように、英語にもそれぞれ数え方があります。
そこで今回は英語での物の数え方を食べ物、飲み物、文房具、身の回りの物の4つのカテゴリに分けて紹介します。
意外と見落としがちな物の数え方。この部分をマスターすれば、レストランやスーパーでの会話に困らず、日常生活を乗り越えることができますよ!
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食べ物の数え方
まずは、食べ物の数え方をみていきましょう。
パンやピザなどの食べ物は一枚ずつ切っているのでa slice of〜と表現します。
例えば、ピザ屋で注文するとき「Would you like a whole pizza or slice?」などと、一枚のスライスしたピザを注文するのか、大きなピザを注文するのかを店員さんに聞かれたりします。
間違ってa whole pizzaと言ってしまったら大きなピザが出てきてしまうので一枚だけを注文したい場合はa slice of pizzaと言えるようにしましょう。
また、フランスパンのように大きい一本のパンは、a loaf of breadといいます。パンの数え方はloafを使って表現できるんですね!新しい単語であればこの機会に覚えておきましょう。
スープやご飯などボールに入っているものは基本的にa bowl of〜で表現。
レタスやキャベツなどの野菜はa head of lettuceやa head of cabbageと言って、head(頭)という単語を使って表現します。これはこれらの野菜が頭のような形をしているからこのような数え方になるのだとか。面白いですね!
下の一覧表で他の言い方も確認しましょう。
A bowl of rice | ご飯一膳 |
A dish of spaghetti | 1皿のスパゲティ |
A piece of cake | 1切れのケーキ |
A piece of pie | 1切れのパイ |
A bowl of soup | 1杯のスープ |
A bag of flour | 小麦粉1袋 |
A box of cereal | シリアル1箱 |
A scoop of ice cream | アイスクリーム1杯 |
A jar of peanut butter | ピーナッツバター1瓶 |
A loaf of bread | 1本のパン |
A slice of pizza | 1切れのピザ |
A slice of bread | 1切れのパン |
A dash of salt | 1つまみの塩 |
A stalk of celery | セロリ1本 |
A head of lettuce | レタス1個 |
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飲み物の数え方
次に、飲み物や液体の数え方をみていきましょう。
ここでは、アメリカでの容器や単位の違いが鍵になります。
水や冷たい飲み物は基本的にa glass of~、紅茶やコーヒーなど温かい飲み物は基本的にa cup of〜として表現します。
なお、ここでおまけの情報を一つ。
飛行機に乗ったとき、何の飲み物がいいか客室乗務員に聞かれますよね。コーラやジュースをコップでもらう人がほとんどであると思いますが、小さいコップですぐ飲み干してしまう。横の人を見たら、缶ごともらってる!なんて経験はありませんか?
もしあなたが小さなコップ一杯のジュースではなく、缶ごと飲み物が欲しい場合は、「Can I get a can of coke?」(コーラ1缶いただけますか?)と、a can of〜を使ってみましょうそうすると、1缶もらうことができ、フライトのちょっとした醍醐味を味わうことができますよ。
日本とは違い、アメリカではリットルではなくgallon(ギャロン)が基本。牛乳やジュースなどはギャロン(3.7リットル)売りやhalf gallon(1ギャロンの半分)で売っています。また、パイントとは、アメリカやイギリスを中心に使用される、ヤード・ポンド法におけるビールの容量を表わす際に使われる体積の単位ですが、アメリカとイギリスでは容量が下記のように異なるので、パブやバーに行くのが好きな人はこちらも頭に入れておきたいですね。
アメリカのUSパイント:1パイント = 473ml
イギリスのUKパイント:1パイント = 568ml
日本語でもテキーラやウォッカなど、お酒のショットというように英語でもa shot of〜と言います。
また、液体の調味料などを計る際に使う小さじや大さじの表現も知っておくと便利。teaspoon(ティースプーン)は日本で言う小さじ、tablespoon(テーブルスプーン)は大さじ。アメリカのレシピでは、a teaspoon of salt(小さじ一杯の塩)、2 table spoon of garlic powder(大さじ二杯のガーリックパウダー)などと記載されています。
一覧表でも一つずつ確認してみて下さいね。
A teaspoon of medicine | 薬小さじ一杯 |
A tablespoon of vinegar | 酢大さじ一杯 |
A glass of water | 一杯の水 |
A cup of coffee | 一杯のコーヒー |
A quart of milk | ミルク1/4 |
A half gallon of juice | ジュース1/2ガロン |
A gallon of punch | パンチ1ギャロン |
A tank of gas | ガソリンタンク |
A bottle of wine | ワイン1本 |
A keg of beer | ビール1樽 |
A shot of vodka | ウォッカ1ショット |
A drop of rain | 雨一滴 |
文房具の数え方
次は、文房具の数え方についてみていきましょう。
ペンや鉛筆などの数え方は、a pen,、a pencil、two pens、two pencilsというようにsをつけていけばいいだけなので簡単ですよね。
紙を数える場合は、a piece of~という表現を使い、1枚であればa piece of paper、2枚であればtwo pieces of paperとなります。間違えて「紙1枚」を a paper と言いたいところですが、これは新聞という意味になってしまうので要注意。ややこしいですが、コピー用紙のような紙10枚を表す場合は、 ten sheets of paperという言い方になり少し異なります。
文房具で一番間違えてしまうところが、ハサミ。
1本のハサミは、a scissorsではなく、a pair of scissorsといいます。なぜなら刃が2つあり、それぞれの刃をa scissorと言うからです。はさみは2つの刃があって初めて機能しますよね。間違って a scissorsと言ってしまわないようにしましょう。
文房具の数え方についても一覧で確認しておきましょう。
A piece of paper | 1枚の紙 |
A pad of paper | 1冊のノートパッド |
A roll of tape | テープ |
A stick/piece of chalk | チョーク1本 |
A tube of glue | のり1本 |
A pair of scissors | ハサミ |
物周りの物の数え方
最後に身の回りの物の数え方を紹介します。
ここでの数え方のコツは、どんな容器に入っているか。
シャンプーやコンデショナーなどは基本的にボトルで売られているのでa bottle of shampooや、a bottle of conditionerと数えます。一方、石鹸はボトルだけでなく固形で売られていることもあるので、その場合はa bar of soap。石鹼の形を想像すればわかりやすいですよね。
歯磨き粉はチューブに入っているのでa tube of toothpasteとなり、トイレットペーパーはロール状なのでa roll of〜を使って表現します。
コットン(綿)には、薄っぺらいものと丸いものがありますが、もともとはふわふわした綿の部分がボールのように丸いため、1つのコットンをa ball of cottonと数えます。
A bar of soap | 石鹸1つ |
A tube of toothpaste | 歯磨き粉1本 |
A container of shampoo | シャンプー1本 |
A stick of deodorant | デオドラント1本 |
A bottle of perfume | 香水1本 |
A roll of toilet paper | トイレットペーパー1つ |
A ball of cotton | コットン1つ |
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まとめ
いかがでしたか?今回は英語でのモノの数え方を紹介しました。
モノを数えるときは、形や容器などをまず思い浮かべるのが鍵でしたね。容量やサイズの違いなどは実際に海外に住んでみないとわからない部分もありますが、海外ドラマや洋画を観ていればイメージをつかめます。
次回海外旅行に行く際は、今回学んだこれらの数え方を生かしてレストランなどで使ってみてはいかがですか?