言えそうで言えない「もしかして◯◯さんですか?」声をかける時の英語
道を歩いているときに、通りかかった人にどこか見覚えが…。あれ?もしかして〇〇先生かな?なんてこと、みなさんも経験があるのではないでしょうか?
今回紹介するのは、そんなときに使える日本人が言えそうで言えないもしかして、〇〇先生ですか?という表現です。
もしかしてという表現は、覚えておくととても便利な表現です。
また、〇〇先生という呼び方も日本人が間違いやすい英語の1つなので、〇〇先生の呼び方についても紹介します。
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「もしかして」を英語で言うと?
例えばみなさんが道を歩いているときあれ?もしかして〇〇さんじゃないかな?と思う時がありますよね。
〇〇さんが誰かはっきりわかっている時は、
Hello!
と普通に話しかけることができます。しかし、あまり自信がない場合、もしかして…と付けると、間違えた時も、柔らかい印象を与えることができます。
しかし、もしかして…のフレーズはなかなか出てこないのではないでしょうか?
もしかしては、
by any chance
といいます。
Are you by any chance, Mr. Ohashi?
と聞くと、もしかしておおはし先生ですか?という風になります。
by any chance
とは、直訳するとその可能性はありますか?ですが、もしかしてと訳すことができるのです。
ちなみに、誰か確信しているわけではないが、少し自信がある場合は、
〇〇さんだよね。(〇〇さんに違いない)
You must be 〇〇.
と言うこともできますよ。見かけた人が誰か、どれくらい確信があるかで使い分けてみてください。
微妙な違いを表現できるようになると、英語の表現力があがりますね。
英語で「先生」は何て呼ぶ?
もしかして、〇〇先生ですか?という文章には、もしかしての他に、日本人が間違いやすい英語表現がもうひとつあります。
それは先生と言う表現です。
日本語では先生のことを田中先生と呼ぶので、そのまま日本語の感覚で表現しようとすると
Tanaka Teacher
と呼ぶ人が多くいます。
ところが英語では、先生に対してこのような呼び方はしません。
例えば、小学校・中学校・高校の先生は、Mr.〇〇やMs.〇〇、という風に呼ぶことがほとんどです。なので、〇〇先生と呼びたいときは
Mr.Tanaka/Ms.Tanaka
と呼んで下さいね。
そのほかに、大学レベルになると称号で呼ぶ傾向が強くなります。博士号を持っている相手には、
Dr.Tanaka
、
大学教授の場合は
Professor Tanaka
のように呼び方が変わります。
英語圏の文化も知っておこう
先生の呼び方について紹介しましたが、相手が
Please call me Tom.
のようにファーストネームで呼ぶよう言ってくれる場合もあります。
英語圏内の文化は、日本のように、年上だから、肩書きがあるから、ということにこだわりを持たず、信頼関係が築けると、ファーストネームで呼び合います。
しかし、フレンドリーな文化だからと、最初からファーストネームで呼んでいいわけではありません。まずは、なんて呼べば良いか聞いてみましょう。
なんて呼べば良いですか?
What should I call you?
このように聞けば、相手は呼び方を教えてくれます。
英語の場合、
Michaelを
Mike
、
Robertを
Bob
、
Johnを
Jonnyまたは
Jack
、
Elizabethを
Bethまたは
Liz
といった省略形のニックネームで呼ぶことが多いです。
そのため、このフレーズは先生などだけではなく、友だちにも使えるので、ぜひ覚えておいてくださいね。文化を知っておくと、抵抗を感じずに年上の相手をファーストネームで呼ぶことができますよね。
まとめ
今回はもしかしてと〇〇先生と英語で呼びかけたい場合の表現について紹介しました。
もしあなたが街を歩いているときに、見覚えのある先生のことを見かけたら、そのときはぜひ
Are you by any chance, Mr.〇〇?
と声をかけてみてください!
日本では小学校から高校(大学)まで同じ〇〇先生という呼び方をしますが、英語では小学校から高校までの先生と、大学レベルの先生では呼び方が異なります。
また英会話の先生などを呼ぶ場合も、Mr.もしくはMs.と呼ぶのが良いでしょう。
そして、英会話の先生など身近な人の場合はぜひ、
What should I call you?
と聞いてみてください。
相手との距離がぐっと縮まるチャンスかもしれませんよ!
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。