英語で現在分詞の用法を使いこなす!意味や使い方&過去分詞との違いを解説

英語 現在分詞 意味 使い方

現在分詞は中学で学ぶ基礎英語のひとつですが、その使い方となると、とっさに思い出せない方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では現在分詞をテーマに、その意味と使い方、過去分詞との違いなどについて徹底解説します。

日常英会話にも頻繁に登場する現在分詞をマスターして英語力のブラッシュアップを目指しましょう!

中学英語の現在分詞とは?簡単に言うと

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現在分詞とは簡単に言うと、動詞の変化形のひとつで、ing形のことです。
動詞が現在分詞の形を取ることで名詞を修飾したり、現在進行形を作ったりすることができます。

まずは現在分詞の使い方を詳しく見ていきましょう。

使い分け①形容詞的用法の意味

現在分詞には形容詞的用法があります。
形容詞的とは先に説明したとおり、名詞を修飾できるということですね。

日本語では、眠れる森の美女、眠り姫と訳されているSleeping Beautyをイメージするとわかりやすいでしょう。
日本語訳からもわかるように、Sleepingが名詞Beautyを修飾しています。
現在分詞を置く場所ですが、SleepingはBeautyの前に置かれていますね。

このように現在分詞ひとつだけで名詞を修飾する単独修飾の場合、名詞の前に来ます。
これが目的語などを伴う集団修飾であれば、名詞の後に置きます。

例えばピアノを弾く少女という場合、the girl playing the pianoとなります。
the pianoという目的語を伴う形容詞句のため、名詞the girlの後ろに置かれるわけです。

ちなみに形容詞には限定用法と叙述用法とがあるのはご存じでしょうか。
名詞を修飾するのが限定用法文章の補語となるのが叙述用法ですが、分詞も形容詞と同じくこの2つの用法があります。

Sleeping Beautyやthe girl playing the pianoは名詞を修飾しているから限定用法ですね。

では、叙述用法の場合です。
第二文型の主語(S)+述語(V)+補語(C)を覚えている方もいるでしょう。具体的には、

彼は背が高い。
He is tall.

といった文のことですね。
tallは目的語ではなく、主語の状況を説明する補語です。

これと同様に、keepのような動詞とあわせて、状況説明として現在分詞が補語として用いられることがあります。たとえば、

彼女は泣き続けた。
She kept crying.

といった文章ですね。

使い分け②副詞的用法の意味

現在分詞の副詞的用法というと、後ほど詳述する分詞構文を思い浮かべる人もいるかと思いますが、ここでは形容詞を修飾する副詞的用法について説明します。
たとえば、glowは真っ赤に燃えるという意味を持つ動詞ですが、現在分詞にしてglowing hotと副詞的に用いることができます。形容詞hotを修飾しており、燃えるように熱いという意味になるわけですね。

使い分け③動詞的用法の意味

動詞的用法というと難しく聞こえますが、要するに現在進行形のことです。
be動詞+~ingといえば、ピンと来る方が多いと思いますが、進行形のing形は現在分詞なのです。
ちなみに過去進行形の場合はbe動詞が過去形になります。つまりI was +~ingあるいはYou were +~ingです。未来進行形の場合は、助動詞will+be+~ingとなります。

分詞構文にも使う

先に形容詞を修飾する副詞的用法を説明しましたが、現在分詞から始まる句と主節を組み合わせて、主節全体を修飾することもでき、これを分詞構文といいます。
接続詞で結ばれた2つの文章のうち、従属節の接続詞と主語を省略し、動詞をing形の現在分詞にして副詞句に作り変え、主節を修飾させるわけです。
分詞構文は中学では習わないことが多いため、馴染みがない方もいるかもしれませんが、書き言葉ではよく登場する表現なので、覚えておくと便利です。
 
 
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現在分詞との違い・見分け方

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分詞といえば過去分詞もあります。
現在分詞と過去分詞はどう違うのでしょうか。
また、現在分詞と同じ動詞+ingの形を持つものに動名詞があります。
現在分詞と動名詞の違いと見分け方についてもあわせてご説明します。

過去分詞

現在分詞も過去分詞も、どちらも動詞の変化形です。
ing形の現在分詞に対し、過去分詞は基本、動詞+ed形となります。

もっとも規則動詞と不規則動詞とがあり、ed形で終わらない動詞もたくさんあります。動詞の不規則活用表を一生懸命覚えたという方も多いかもしれませんね。原形-過去形-過去分詞形で、do-did-doneといった具合です。

過去分詞は主に、受動態と完了形を作る際に使われます。
受動態は~されたといった受け身表現で、be動詞+過去分詞の形を取ります。
完了形はすでに終わってしまったことを表す表現で、have+過去分詞ですね。

もっとも動詞が感情動詞の場合、注意が必要です。
感情動詞とは文字通り、人の気持ちや感情を表す動詞です。

日本語の場合、人の気持ちは自発的に生まれるものとしてその気持ちを抱いた本人が主語になることがほとんど。ですが、英語では感情は外部の何かによって引き起こされるものといったニュアンスがあり、感情を抱いた本人が主語の場合には受け身表現を使います。
たとえば、人に興味を持たせるという意味の動詞interestの場合、He was interested in it.と受け身にし、彼はそれに興味を抱いたという意味になります。

感情を引き起こしたitを主語にする場合は、It is interesting.です。
もちろん、He is interesting.ということもできますが、この場合、彼は面白い人だという意味になります。面白いという感情を抱いているのは彼ではなく、彼が他の人の興味を引き出す外部要因となるわけです。

退屈させるという意味の動詞boreの場合でも、彼が退屈しているなら、He is bored.と受動態で過去分詞を使いますが、現在分詞を使ってHe is boring.と言ってしまうと、彼は退屈な人間だという意味になってしまうので注意しましょう。

完了形には完了進行形というものもあります。
have been ~ingが現在完了進行形で、haveを過去形hadにすると過去完了進行形になります。
一般的に完了形は状態の継続を表しますが、完了進行形は動作の継続を表します。

現在分詞~ingが使われているため混乱しやすいですが、be動詞の過去分詞beenを見逃さなければ、過去分詞を用いた完了形であることに気づきやすいでしょう。

動名詞

現在分詞を学ぶ上でつまづきやすいのが、動名詞の存在です。
なぜなら、現在分詞と動名詞はどちらも動詞+ing形だからです。

つまり、見た目だけではどちらか区別がつかないわけですね。
では、どうやって見分ければいいのかといえば、その名前がヒントとなります。

動名詞はその名の通り、基本となるのは名詞としての役割です。
これに対して、現在分詞は動詞の変形ですから、あくまで基本は動詞です。

どっちだろうと迷ったら、~することと訳せるのが動名詞、今(あるいはその時)まさに~しているところの~と、何らかの単語にかかるように訳せるなら現在分詞と判断しましょう。
例えば、現在進行形の動詞+ing形は現在分詞です。

犬が走っている。
The dog is running.

この場合、今まさに走っているところの犬を表していますよね。

一方、同じrunningでも動名詞の場合は、

公園を走ることは楽しい。
Running in the park is fun.

といった形になります。
公園を走ることと訳すことができる主語は、in the parkを伴う動名詞句でというわけですね。
 
 
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現在分詞の使い方・例文

それでは現在分詞の使い方を例文とともに見ていきましょう。

1.公園で走っている女の子がいた。
There was a running girl in the park.

there was~は、~がいたという意味ですね。何がいたかといえば、a running girlです。runningがgirlを修飾して、girlの状態を表しています。
in the parkは公園で、という意味です。inといえば~の中と訳すように、ある程度の広がりを持った空間を表します。もしat the parkであれば、inのような広がりのない一点を指すイメージになります。この例文では走る場所としての公園ですから、ある程度の広がりを感じさせるinが使われているわけです。

2.父はビールを飲みながら歩いた。
My father walked drinking beer.

こちらの例文では主語の状況をより詳しく説明するために現在分詞が使われています。2つの動作が同時進行しているため、~しながら~するという和訳になるわけですね。

3.ステージで今踊っている若い女の子は私の姪です。
The young girl dancing on the stage now is my niece.

主語The young girlの状態を現在分詞で説明している例文です。dancing on the stage nowは複数の単語から成る集団修飾なので、girlの後ろに置かれているわけですね。
nieceとは姪のことです。甥はnephew、おじはuncle、おばはauntといいます。家族関係を表す単語は日常英会話にもよく出てくるので、まとめて覚えておくといいでしょう。

ちなみにいとこを表すcousinは日本語よりも対象範囲が広く、またまたいとこやその配偶者まで指す場合があり、first cousinといえば日本語のいとこと同じ意味になります。文化の違いが家族関係を表す言葉に表れているのは面白いですね。

4.あなたの体力を考えると、夜勤はやめるべきだ。
Considering your physical strength, you should quit working the night shift.

主節であるyou should quit working the night shiftを、副詞句Considering your physical strengthが修飾しています。つまり分詞構文ということですね。considerはよく考えるという意味です。Considering~は便利な表現なので覚えておきましょう。

5.今年の夏は焼け付くような暑さにはならないだろう。
It will not be roasting hot this summer.

現在分詞roastingが形容詞hotを修飾する副詞的用法の例文です。
roastはローストですね。火にあぶられるということですから、焼け付くような暑さという意味になります。

まとめ

英語 現在分詞 意味 使い方

英語学習は楽しいけれど英文法は苦手という方は多いかもしれませんね。
特に高校科目ではやたら文法用語が出てきて苦手意識を持ってしまいますが、内容自体はさほど難しくないことも多々あります。
文法用語のイメージに囚われず、要するに何なのか基本を押さえていくようにしましょう。

現在分詞は多様な用法があるため、どう理解すればいいのかわからなくなってしまうこともあります。
そんな時は前後の単語をひとつのカタマリとして捉えてみるのがおすすめです。

カタマリとして捉える際のテンプレとなるのが英文法です。
どのテンプレにあてはまるか見極めることで単語同士の関係がわかり、文章の意味も理解しやすくなります。

辞書を引きながら単語をひとつずつ覚えていくことも大切ですが、単語同士の結びつきを理解できれば英語力は各段にアップします。
文法は単語同士の結びつきを見極めるのに便利なツールですから、がんがん利用していきましょう。

とはいえ、文法書を最初から読んでいくのは効率が良いとはいえません。
具体的な例文とともによく使われる文法をピンポイントに解説してくれる教材を選ぶのがおすすめです。
文法を学べるマガジンなどもいろいろありますから、自分に合った教材を探してみましょう。

会話文を参考に発音とともに使用されている文法を押さえていけば、難解な解説書と向き合うことなく、スムーズに文法を理解していけるでしょう。
楽しく学べるのであれば、あえて難しい本を手に取る必要はありませんよね。

文法も楽しみながら学んでいってくださいね。

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