※当サイトはプロモーションが含まれています

diversity(ダイバーシティ)の意味は?発音・語源・反対語などを例文解説

diversity 意味 ダイバーシティ ダイバーシティとは 発音 語源 反対語 多様性 例文

英語のdiversityをカタカナで表記した「ダイバーシティ」という言葉は、近年日本でも広く認知されるようになってきました。

特に企業や教育機関などでの多様性の重要性が強調される中で、使用頻度が増えています。
しかし、ダイバーシティは徐々に日本社会に浸透してきているものの、まだ完全に定着しているとは言えない状況。

「diversityって何?」という方も多いでしょう。

そこで、この記事では、diverity(ダイバーシティ)について詳しく解説します。
diversityの正しい英語の発音から、その意味、使い方、関連する用語との違いなどを例文と共に紹介します。

現代社会においてますます重要性を増していく「diverity(ダイバーシティ)」という概念を理解し、適切に使いこなせるようにしましょう。

>>【受講者120,000人突破!】<<
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<

diversity(ダイバーシティ)の発音と語源

diversity 意味 ダイバーシティ ダイバーシティとは 発音 語源 反対語 多様性 例文

diversity(ダイバーシティ)の意味の解説をする前に、まずは、diversityの正しい発音と語源を見ていきましょう。

diversityの正しい発音

diversityの発音はイギリス英語とアメリカ英語で異なります。

イギリス英語の発音
diversity

アメリカ英語の発音
diversity

diversityの発音では、2番目の音節「ver」にアクセントが置かれます。
イギリス英語では、最初の音節「di」が「dai(ダイ)」と発音されることが多いのに対して、アメリカ英語では、「dɪ(ディ)」と発音されます。

つまり、カタカナ語となっている「ダイバーシティ」は、イギリス英語の読み方から来ているということですね。

diversityの語源

diversityは、diverseから派生した名詞形です。
diverseは形容詞で、「多様な」や「異なる」を意味します。ラテン語の「diversus」に由来し、「異なる」や「分かれる」という意味を持ちます。

発音は以下から確認できます。

多様な
diverse

>>SDGsが掲げる17の目標とは?英語で持続可能な社会を説明してみよう!

diversity(ダイバーシティ)の意味

diversity 意味 ダイバーシティ ダイバーシティとは 発音 語源 反対語 多様性 例文

diversity(ダイバーシティ)とは日本語で、「多様性」を意味します。
つまり、ダイバーシティとは、異なる背景や特性を持つ人々や物事が共存する状態を指します。例えば、文化的多様性や生物多様性など、さまざまな分野で使われる言葉です。

英英辞書でのdiersityの定義と共に、詳しく「多様性」という意味の解釈をしていきましょう。

diversity(ダイバーシティ)とは①人種や社会的多様性

まずは、現代社会において、最も一般的に使われる「多様性」の意味について確認していきましょう。

英英辞書での定義は以下の通りです。
The practice or quality of including or involving people from a range of different social and ethnic backgrounds and of different genders, sexual orientations, etc:

「異なる社会的、民族的背景や性別、性的指向を持つ人々を含む、または関与させる実践や質」というものです。

これは、「異なる背景や特性を持つ人々が共存し、関与する状態」を指します。職場や教育機関、コミュニティなどでの多様性の推進に関連してよく使われます。

使い方を例文で確認しましょう。

現代会社は多様な背景を持つ人々を採用しています。
The company hires people from a diversity of backgrounds.

学校は社会的多様性を重視しています。
The school values social diversity.

diversity(ダイバーシティ)とは②自然界における生物の多様性

英英辞書には、以下のような定義もなされています。

The state or quality of being different or varied:
「異なる」または「多様である」という状態

これは、「異なる要素や特性が存在する状態」を指します。例えば、自然界における生物の多様性などが該当します。

この意味では、以下のように使われます。

森林には多様な植物や動物が生息しています。
The forest is home to a diversity of plants and animals.

海洋の生物多様性は非常に重要です。
The diversity of marine life is incredibly important.

diversity(ダイバーシティ)とは③意見やスタイルなどの多様性

The fact that there are many different ideas or opinions about something:
「何かについてさまざまな考えや意見があるという事実」という定義もあります。

例文を通して使い方のイメージをしっかりとインプットしましょう。

会議では多様な意見が出されました。
A diversity of opinions was presented at the meeting.

彼の作品にはスタイルの多様性が見られます。
His works show a diversity of styles.

diversity(ダイバーシティ)とは④相違点

diversityは、上記の意味から派生して、「相違点」と訳されることもあります。これは、異なる要素や特性が存在することを指します。

以下のように使われます。

彼らの意見にはいくつかの相違点があります。
There are several points of diversity in their opinions.

文化の相違点が彼らの交流を豊かにしています。
The diversity in their cultures enriches their interactions.

>>国によって英語の特徴が違う?英語圏各国の発音や言葉の違いを紹介

varietyとdiversityの違い

diversityと似た意味の言葉にvarietyがあります。これらの言葉の違いを確認しましょう。

diversityは「多様性」。主に人や生物に関する多様さを表し、異なる背景や特性を持つ人々や物事が共存する状態を強調します。
varietyは、「多様さ」や「種類の多さ」を指します。主に物事の種類の多さや変化に富むことを表します。

そのレストランはさまざまな料理を提供しています。
The restaurant offers a variety of dishes.

このトピックにはさまざまな意見があります。
There are a variety of opinions on this topic.

その会社は職場での多様性を重視しています。
The company values diversity in the workplace.

>>英語表現「種類」使い方の違いは?kind ofの使い分け、例文

ダイバーシティとユニバーサルの違い

ダイバーシティと似ている単語には、「ユニバーシティ」や「ユニバーサル」もあります。

ダイバーシティとユニバーシティの違いは明確で、ユニバーシティは英語でuniversity(大学)です。

また、ダイバーシティとユニバーサルの違いも見ていきましょう。
ユニバーサル(universal)は、「普遍的」や「全体的」を意味します。
これは、すべての人々に共通する特性や、誰にでも適用できることを指します。例えば、ユニバーサルデザインは、性別や年齢、障がいの有無に関わらず、誰もが使いやすいデザインを指します。

一方、ダイバーシティ(diversity)は多様性を意味し、異なる背景や特性を持つ人々や物事が共存する状態を指します。

ダイバーシティが、職場や教育機関、コミュニティなどでの多様性の推進に関連して使われる一方、ユニバーサルは、デザインや価値観、原則など、すべての人々に共通する特性や適用性に関連して使われます。

その考え方には普遍的な価値があります。
That concept has universal value.

文化的多様性は私たちの社会を豊かにします。
Cultural diversity enriches our society.

>>もったいないの英語表現|Mottainaiは通じるの?状況別に例文解説

diversityの反対語

diversity(ダイバーシティ)は「多様性」を意味しますが、その反対語は「画一性」や「均一性」を意味する言葉です。以下に、代表的な反対語とその意味を解説します。

diversityの反対語①uniformity(均一性)

uniformityは「均一性」や「一貫性」を意味します。これは、ばらつきや多様性がなく、すべてが同じである状態を指します。

その町の建築は、すべての建物が同じデザインをしていたため、均一性を持っていました。
The town’s architecture had uniformity as all buildings had the same design.

diversityの反対語②sameness(同一性)

samenessは「同一性」や「区別の欠如」を意味します。これは、他のものと同一であるか、区別がつかない状態を指します。

その製品はすべて同じデザインで、同一性を持っています。
The products all have the same design, showing sameness.

diversityの反対語③homogeneity(均質性)

homogeneityは「均質性」や「多様性の欠如」を意味します。これは、組成や性質が均一である状態を指します。

その地域の人々は、文化的に一様でした。
The population of the region was culturally homogeneous.

英語ぷらすメルマガ登録

diversity(ダイバーシティ)の意味は?発音・語源・反対語などを例文解説まとめ

diversity 意味 ダイバーシティ ダイバーシティとは 発音 語源 反対語 多様性 例文

ダイバーシティ(diversity)の意味や発音、関連する用語との違いについて詳しく解説しました。

ダイバーシティは、異なる背景や特性を持つ人々や物事が共存する状態を指し、現代社会において非常に重要な概念です。

「多様性」を理解し、尊重することは、より豊かで包括的な社会を築くために欠かせない要素です。この記事が、ダイバーシティの理解を深める一助となれば幸いです。