英語の決まり文句「うわさは聞いています」とI’veの発音

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初めて会う人と話をするとき、顔を合わせるのは初めてでも、相手のことを何か知っていれば、会話のきっかけになります。

あらかじめ聞いていた話題を元に話を広げていくことができ、アイスブレイクとしてちょうどいいですよね。

それでは、いざ話を始める時、なんと言えば良いのでしょうか。話しやすくなるひと言、決まり文句を紹介します。

おうわさはかねがね聞いております。

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日本人の私たちが、以前からあなたのことを知ってますよ、お話聞いてますよ、という意味でよく使うフレーズです。

「おうわさはかねがね聞いております」は、共通の知人や友人がいる場合の決まり文句ですね。

英語にも同様の意味で使える決まり文句があります。

おうわさはかねがね聞いております。
→あなたのうわさは聞いています。
(うわさではあなたのことを聞いています。)

と意訳することができ、英語で表現すると以下の通りです。

I’ve heard a lot about you.

この英語表現をみてお気づきかと思いますが、
I heard a lot about you.

という過去形ではなく、動詞の前にhaveが入ってhave+過去分詞の形です。

文節ごとの詳しい意味と文法については、次に説明します。

ニュアンスを意識する

初めて顔を合わせて会話をする時によく使われる決まり文句、

I’ve heard a lot about you.
おうわさはかねがね聞いております。
=あなたのうわさは聞いてますよ。

でしたね。

この英語表現、文節ごとに詳しく意味をみていきましょう。

現在完了形のニュアンス

I’ve heard~(初めの)は少し難しく感じるかもしれませんが、文法で言うと、haveのあとに過去分詞が入っています。

have+過去分詞は、現在完了形です。

〇〇したことがあるという経験のニュアンスを含みますので、意味は「聞いたことがある」がしっくりきますね。

一方で、現在完了形には過去から継続して今に至るという継続のニュアンスを含むことがあります。

be動詞を例にとってみましょう。

私は家にいた。
(けど、今家にいるかは言ってない)
過去形:
I was home.

過去形は過去の出来事や状態を表すだけで、現在どうなっているかはわかりません。

それに対して、

私は3週間前にここにいて、そして今もいる。
(ここに来て3週間です)
現在完了形:
I’ve been here for three weeks.

過去のある時点から今まで、その状態が継続していることが読み取れます。

「うわさは聞いてます」を英語で表現する時、I’ve heardとしました。

昔うわさを聞いて、今もそれを覚えている(常々聞いている)、という継続のニュアンスを含んでいるとも言えるでしょう。

うわさをどう表現するか

うわさ
→あなたのことについてたくさん
a lot about you

うわさという意味の英単語をあてはめるのではなく、あなたのことはたくさん聞いてるよ、というニュアンスを出せる表現です。

前に聞いたことがある:
I’ve heard

あなたについてたくさん:
a lot about you

合せて日本語に訳すと「あなたのことをうわさでは聞いていますよ」となります。

なお、I’ve heard a lot about you.は決まり文句になので、このまま暗記してしまいましょう。

I’veの発音の仕方

I’ve heardという表現は、発音が少し難しいので注意してください。

主語であるIだけを読むと、アイと発音してしまいがちです。

ですが、アポストロフィー「’」が付くことで、アイのイはあまり発音しないことが多いのです。したがって、この場合は、I’veをアフと発音します。

一個づつ単語で

アポストロフィーが付くことで、発音が少し難しくなりますが、うまく発音できない時は、単語をひとつずつ順番に読んでみましょう。

例えば、I’ve、I’ve heard、I’ve heard a lot、I’ve heard a lot about、I’ve heard a lot about youと順にひとつずつ増やしていくのです。

初めはI’ve、次はI’ve heard、というふうに、ひとつずつ順番に、ゆっくりとくっつけて発音していくと、簡単に言えるようになります。

この文章以外でも、発音が難しいと思った時は、それぞれの単語ごとに分解し、順番にひとつずつくっつけて発音してみましょう。

返す言葉の決まり文句


あなたのうわさは聞いたことありますよ。
I’ve heard a lot about you.

という表現に対して、返す言葉の決まり文句もあります。

日本語で、「うわさはよく聞いています」と言われたら、あなたならどう答えますか?
それを英語ではどのように表現するのでしょうか。

日本人は謙遜してしまうことが多く、自分のことを知ってもらってるのはうれしいけれど、印象が悪くないかちょっと心配になってしまうことが、ありますよね。

例えば、悪いうわさじゃなかったらいいけど。や、私もあなたのこと聞いてますよ。などと返すことが多いのではないかと思います。

3つの決まり文句を英語で表現してみましょう。

いいことだと信じています。
Good things, I hope.

悪い噂ではなければよいのですが。
(いいことだったらいいのですが)
I hope it’s not bad.

私もあなたのうわさは聞いていますよ。
Me, too.

I’ve heard a lot about you.と言われたときには、3つのうちどれかのフレーズで答えれば間違いなしです。

なお、I’ve heard a lot about youのあとに

あなたにお会いしたかったです。
I wanted to meet you.

〇〇したかったです
I wanted to:

あなたにお会いする
meet you:

というフレーズを付け加えると、ただうわさを知っているだけでなく、あなたに会いたかったという気持ちを伝えることができます。

より会話がしやすくなり、コミュニケーションを円滑に始めることができますね。

まとめ


I’ve heard a lot about you.(あなたのうわさはかねがね聞いています。)と言われたら、返答は以下の3つです。

Good things, I hope.(いいことだと信じています。)
I hope it’s not bad.(悪い噂ではなければよいのですが、いいことだったらいいのですが)
Me, too.(私も聞いてました)

リンクさせて覚えることで、実際の会話の中で使いこなせるようになっていきます。

かなりの確率でこの3つの返事が返ってきますので、ワンセットで覚えてしまいましょう。

動画でおさらい

英語の決まり文句「うわさは聞いています」とI’veの発音を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。

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