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ネイティブもあまり強くない!英単語のスペルの覚え方

英単語のスペルを覚えることは、読み方と英単語のスペリングに法則性が見出せない事も多く、なかなか大変ですよね。

そこで、英単語のスペルをどのようにして効率よく覚えるかについて、紹介します。

人間の記憶のシステム

あなたが中学生の頃の、英語のテストを思い出してみましょう。英単語のスペルを間違えるとバツになってしまいましたよね。その為、英単語のスペルを必死に覚えようとした方も多いことでしょう。

英単語のスペルの覚え方を紹介する前に、漢字を覚えていった時のことについて思い出してください。

あなたが小学校で漢字を勉強したときは、どのようにして漢字を習得してきましたか?

一般的な小学校では、最初に先生が黒板に新しく習う漢字を書き、書き順や読み方を教えてくれたはずです。

その後生徒は、書き順や書き方に注意しながら、繰り返し漢字ドリルなどに書いて、練習をしたのではないでしょうか。

このように、繰り返すことによって、書き順を覚え、間違うことなく漢字を書くことができるようになったと思います。

また、漢字の他にも、掛け算の九九も同様に繰り返し口に出し練習することで、覚えていったのではないでしょうか。

人間の記憶のシステムというのは、基本的に、何かを覚えるためには、繰り返し書いたり、口にしたりすることでしか、覚えることができないようにできています。

したがって、何かを覚えるとき、一度で簡単に覚えることが出来る方法があるかというと、なかなかそのような都合のいい方法はありません。

英単語のスペルを覚えるときも、ひたすら繰り返して覚えるしかないのです。

ネイティブは実はスペルに弱い

学生の場合、テストや入試の対策のために、英単語のスペルを覚えることは大事です。

しかし、もしあなたがもう学生ではなく、社会人になって、英会話を勉強している場合、あまり英単語のスペルを覚えることを気にしすぎなくてもいいでしょう。

なぜスペルを覚えることを気にしなくていいと言い切れるのか、それは、ネイティブも実のところスペルは弱いのです。

日本人が漢字を間違えるのと同じように、ネイティブの人も英単語のスペルを間違うことはよくあります。

長い英単語についてはこちらへどうぞ

パソコンの文化の浸透でスペルを覚えることは重要ではなくなる!?

日本人で漢字が書けない人がいることと、ネイティブの方が英単語のスペルを間違えてしまうことには共通の原因があります。

それはパソコン文化の浸透です。

アメリカの小学生も、英単語のスペルを覚えるときには、日本の小学生が漢字を学習する時と同じように、一生懸命スペルを繰り返し書いて、勉強をしています。

しかし、中学生、高校生ぐらいになると、授業のレポートを作成する際には、パソコンを使うようになります。

基本的にパソコンにはスペルチェック機能がついているため、すべての英単語のスペルを完璧に覚える必要がないのです。

一般的にネイティブの人が英文を書くときは、自分の書きたい言葉の音をなんとなく打っていき、英単語のスペルの間違いは、パソコンのスペルチェックに頼っているケースが非常に多いのです。

英会話スクールの講師ですら、パソコンのスペルチェックに頼っているため、英単語のスペルを忘れるということがあります。

講義などで、英単語のスペルを黒板に書く際に、最後の部分を「〜」などでごまかしている場合は英単語のスペルを忘れている時と考えていいでしょう。

日本人にも同じことがいえますね。、最近は手書きで文章を書くことが少なくなくなっています。

手書きで文章を書く時とは違い、パソコンやスマートフォンで文字を打ち、変換することは漢字の間違いに気を付ける必要がなくなりますので、漢字に弱い日本人も非常に多くなっています。

漢字を書くことが弱い日本人も多くなっていますが、読む機会は依然として多いので、漢字を読むことはできるという人は多いでしょう。

ネイティブも同じように、パソコン文化の浸透の結果、英単語のスペルに弱くなってきている人が多いのです。

このようにパソコン文化が浸透しているいま、英会話を学ぶ人にとっては、英単語のスペルを覚えることは、さほど重要視しなくてもいいといえるでしょう。

英単語のスペルを覚えるより前に発音を正確に覚えよう!

英単語のスペルを覚えることを気にするよりも、英単語をネイティブの発音で覚えることの方が重要です。

なぜなら、実際の生活では読み書きよりも話す機会の方が圧倒的に多いからです。

日本人が覚えている英単語の発音は、いわゆるカタカナ英語と呼ばれているように、ネイティブの実際の発音とは全く異なります。

この発音の違いにより、ネイティブの人達はカタカナ英語を聞き取ることができません。

したがって、英単語を覚えるときは、英単語のスペルを正確に覚えることを気にするよりも、ネイティブの発音を正確に覚えたほうが実戦で役に立ちます。

発音がわからない単語は意味もスペルも覚えにくく、覚えてもすぐに忘れてしまいます。
日本人にとって、読み方がわからない漢字が覚えにくいことと同様です。

実際に英語を話すうえでも、英単語を覚えるうえでも、まずは発音を正確に覚えることに重点をおいてみるとよいでしょう。

この時大切なのは、その単語をスラスラと言えるようになるまで発音を練習することです。

発音ができていないうちは、その単語をすぐに忘れてしまい、英単語のスペルも覚えられず、実際に話す時にもその英単語を使うこともできません。

舌がまわるようになるまで、発音を練習してみましょう。

スペルとネイティブについてはこちらの記事も参考になります

どうしても英単語のスペルを覚えることが必要な場合

学生の場合や、どうしても何かの試験で英単語のスペルを覚えることが必要な場合は、上述の人間の記憶システムから考えても、やはり繰り返し書いて覚えるしかありません。

覚え方のコツとして、まず単語の意味はイメージで覚えると効率よく覚えることができます。

発音を正確に覚え、口に出して読んだあとは、その単語のイメージを頭の中に浮かべてみましょう。

たとえば、dogという単語の場合は、一度発音したあとで、「犬」という日本語の言葉ではなく、「犬のイメージ」を思い浮かべてください。

人間の脳にはイメージをつかさどる「右脳」と言葉をつかさどる「左脳」があるので、この両方を活用した方が、何かを覚える時には効率がいいのです。

この練習をしておくと、単語を見たり聞いたりした瞬間にイメージと結びつけることができるので、単語の意味が定着します。

英単語は常にイメージとセットにしましょう。

その後、英単語のスペルを覚える際は、目で見てひたすら書くだけではなく、口に出して読み、耳で聞いて覚えていくといいですよ。

視覚と聴覚もフルに使って覚えようとすると、1つだけの感覚を使って覚えるよりも断然早く覚えることができます。

繰り返し書いて覚えることを基本に、口に出しながらスペルを覚えていってください。

何度か書いてみて、日本語訳だけをみて英単語のスペルを正確に覚えられているかを確認し、しっかりと覚えていたものはここでOKです。

覚えていなかったものは、口に出しながらさらに何度か書いていき、再度日本語訳だけをみて英単語のスペルを正確に覚えたか確認していく。

この作業をコツコツ繰り返していきましょう。

このように、発音を正確に覚え、視覚と聴覚とイメージを使い、繰り返し書いて単語のスペルを覚えていけば、テストでも実戦でも役に立ちます。

英単語の暗記についてはこちらの記事も参考になります

まとめ

日本の英語学習はいまだに読み書きに特化したものが多いので、どうしてもスペルを気にする傾向があります。

しかし、英語学習の本当の目的は、実戦で英語が使えるようになることです。

したがって、読み書きよりも、聞いたり話したりすることの方が大事になってきます。

もしも、実戦で英語を使うために英語学習をしているのであれば、英単語のスペルを覚えるこよりも正確にネイティブ同様の発音ができるようになるまで練習しましょう。

そうすることで、英語でのコミュニケーションの精度も上がります。

動画でおさらい

「ネイティブもあまり強くない!英単語のスペルの覚え方」を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。







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