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ブラック企業を英語で?ホワイト企業や残業・社畜・労働環境が悪いなど

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今回の記事では、日本特有の「ブラック企業」や「ホワイト企業」などの概念を英語でどのように表現するか、またそれらを言い換える方法について解説します。

これらの表現は直訳ではなく、その特性を捉えた英語表現を用いることが一般的です。
具体的な例文とともに、これらの表現を理解し、適切な状況で使えるようになりましょう!

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ブラック企業を英語で言うと?

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労働環境が劣悪な企業を指す「ブラック企業」。この概念は、日本特有のもので、英語には、「ブラック企業」に該当する言葉が存在しません。

「ブラック企業」を直訳したBlack Companyという表現は、一般的に「黒人の企業」や「黒人が多い企業」を指すため、日本語の「ブラック企業」の意味とは異なってしまいます。
もちろん「ブラック企業」を意味するスラングとして使われることもありません。

そのため、「ブラック企業」の特徴を捉えた英語表現を用いることが一般的です。ここでは、「ブラック企業」を表す4つの英語表現を紹介します。

各表現がどんな「ブラック企業」を表すのかを理解し、具体的な状況により適切な表現を選べるようになりましょう。

ブラック企業の英語表現①Exploitative Company

Exploitative Companyは、「搾取的な企業」を意味します。労働者から過度に利益を得る企業を指す表現です。
expoitativeは「搾取的な」を意味し、企業が従業員から過度に利益を得るような状況を指す表現です。

例えば、労働者を過度に働かせて低賃金を支払うなどの状況を指すことが多いです。

そのブラック企業(搾取的な企業)は、従業員に過度の労働を強いています。
That exploitative company is forcing its employees to work excessively.

そのブラック企業(搾取的な企業)は、労働規制を常習的に無視するため、ブラックリストに載ることになりました。
Because that exploitative company habitually disregards labor regulations, it ended up on the blacklist.

※「ブラックリスト」は英語でもblacklist「ブラックリストに載る」は英語で、be put on a blacklistと言います。

ブラック企業の英語表現②Sweatshop

Sweatshopは、「搾取工場」を意味します。低賃金で長時間労働を強いる工場や企業を指す表現です。

ブラック企業(搾取工場)の労働者は、過酷な条件下で残業をしなければいけません。
The workers in the sweatshop have to do overtime work under harsh conditions.

「残業」は英語で、overtimeと表現します。

そのブラック企業(搾取工場)の労働者は、過酷な労働条件のため、「社畜」と呼ばれることがあります。
The workers in the sweatshop are often referred to as “corporate slaves” because of the harsh working conditions.

「社畜」は英語で、corporate slavesと言います。過酷な労働環境に置かれた労働者を指す際に使われます。

ブラック企業の英語表現③Dishonest company

Dishonest companyは「不正直な会社」を意味します。dishonestは「不正直な」や「誠実さがない」という意味で、企業が従業員や顧客に対して不正行為や欺瞞(ぎまん=あざむくこと、だますこと)を行う場合に使用される言い方です。

例えば、企業が労働条件や報酬について不適切な情報を提供したり、契約条件を隠したりする場合などが該当します。

そのブラック企業は、契約の詳細を隠しています。
That dishonest company is hiding the details of the contract.

ブラック企業の英語表現④Toxic company

toxicは「有害な」や「毒性のある」という意味で、過酷な環境や不健康な状況を指すのに適しています。

Toxic Companyは、「有害な会社」を意味し、企業全体が従業員の健康や幸福に悪影響を及ぼす場合に使用されます。例えば、過度のストレス、パワハラ、長時間労働などが該当します。

そのブラック企業(有害な会社)では、パワハラが日常的に行われています。
In that toxic company, abuse of authority is a daily occurrence.

「パワハラ(パワーハラスメント)」は英語で、abuse of authorityworkplace bullyingと表現します。

そのブラック企業(有害な会社)は、労働環境が悪く、ストレスレベルが高いことで特徴付けられています。
The toxic company is characterized by poor working conditions and high stress levels.

※「労働環境が悪い」は英語で、poor working conditionsまたはunfavorable labor environmentと表現します。

なお、toxic club activitiesと言うと、生徒たちが過酷な練習や不適切な扱いを受けている「ブラック部活」を表現することもできますよ!

>>scandalの意味は?英語で「スキャンダラス」の言い換え・スラング

ホワイト企業の英語表現

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「ブラック企業」と対照的に、「ホワイト企業」は従業員に対して良好な労働環境を提供する企業を指します。

英語では、「ホワイト企業」は、good standing company(良好なビジネス慣行を維持する企業)や、company with a good reputation(評判の良い会社)などと表現できます。

その良好な立場の会社は、労働者の生活の質を向上させるために優れた福利厚生を提供しています。
The good standing company provides excellent employee benefits to improve the quality of life for its workers.

※「福利厚生」は英語で、employee benefitsperkscompensation packageと言います。

その会社は従業員に対する待遇が良いため、良い評判の会社とされています。
The company is known as a company with a good reputation because of its good treatment of employees.

その他の「ホワイト企業」の特徴を表す英語表現

日本語英語表現
一流企業top-ranking company

first-class company

leading company
優良企業blue-chip company

「一流企業」や「優良企業」は、その業界でトップクラスの地位を占める企業を指す表現です。これらの企業は文脈によっては、「ホワイト企業」の特徴を持つことが多いので、合わせて覚えておくことをおすすめします。

以下はそれぞれの英語表現を使った例文です。

その会社は、革新的な製品と優れた顧客サービスで知られる一流企業です。
The company is a top-ranking enterprise, known for its innovative products and excellent customer service.

その会社は、安定した収益と信頼性のあるパフォーマンスで認識される優良企業です。
The firm is a blue-chip company, recognized for its stable earnings and reliable performance.

>>給料をもらうは英語で?成果報酬や時給など賃金に関する表現も例文解説!

「ブラック企業」に関連した映画で英語学習

映画は、英語学習の有効なツールでもあります。ここでは、「ブラック企業」に関連した映画をいくつか紹介します。

「ブラック企業」に関連する英語表現を学ぶのに役立てましょう!

プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)

この映画は、一流ファッション誌の編集長のアシスタントとして働くことになった主人公の物語です。華やかなファッション業界の裏側にある労働環境を描いています。

映画から学べるブラック企業関連の英語表現には、Demanding boss(要求の多い上司)や、Long working hours(長時間労働)などがあります。

モンスター上司(Horrible Bosses)

この映画は、職場の上司からハラスメントを受け続け、限界に達していた3人の主人公が、それぞれの上司を抹殺する計画を遂行することになる物語です。

パワハラ、セクハラなど、ブラック企業でよく見られる問題をユーモラスに描いています。

映画から学べるブラック企業関連の英語表現には、Workplace bullying(職場でのいじめ)や、Toxic boss(有害な上司)などがあります。

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ブラック企業を英語で?ホワイト企業や残業・社畜・労働環境が悪いなどまとめ

ブラック企業 英語 ホワイト企業 残業 社畜 労働環境が悪い パワハラ スラング

「ブラック企業」や「ホワイト企業」などの英語表現を紹介しました。

「ブラック企業」は英語で、Exploitative CompanySweatshopDishonest companyToxic workplaceなどと表現することができます。

また、「ホワイト企業」は英語で、Good standing companyCompany with a good reputationなどと表現できます。

英語に直訳が存在しない日本語の概念を表現する際には、その特性を捉えた英語表現を用いることが一般的です。

それぞれの表現がどのような状況を指すのかを具体的な例文を通じて理解し、英語表現を豊かにしましょう。