「That’s tight.」ってどういう意味?若者が使う英語

今回は日本人にはあまり知られていないけれど、ネイティブや若者がよく使う「That’s tight.」
という英語表現を紹介します。
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「That’s tight.」とは?
ネイティブと会話をしている時に、聞いたことも見たこともないような表現方法を耳にすることってありますよね。
これはスラング(俗語)と言われており、英語では特に「凄い!」や「すばらしい!」といった感嘆を表すものが多いです。
それでは「That’s tight.」の意味についてみていきましょう。
「tight」という英単語は
『堅い』や『窮屈』『(予定などが)ぎっしり詰まった』などの意味を持っています。
直訳した場合には『それはタイトです』とか『堅いです』といった窮屈な感じを表しています。
この感覚から、「tight」という言葉はあまりいい印象のことには使わない言葉とイメージするかもしれませんが、実際はその逆なのです。
「That’s tight.」はこんな感じで使う!
日本人にあまりなじみのないスラングの「That’s tight.」ですが、
この言葉は「いいね!」「かっこいいね!」「イケてるね!」と言う時に使う表現になります。
A:そのシャツはどこで買ったの?
「Where did you get your shrit?」
B:東京で買ったんだよ
「I got this in Tokyo.」
A:いいね!
「That’s tight.」
このような感じで「That’s cool.」や
「That’s fantastic.」などと
同じように使われています。
また、「きつい」というもとの意味から若者の間では「親密な関係」という意味をもたせ、仲の良い友達の事を「My tight friend」などと
表現することもあります。
アメリカで使われている若者言葉
ちなみに「That’s tight.」は、
主にアメリカの若者の間で使われているスラングです。
このようなスラングは他の英語圏の国で意味が通じるとは限りませんし、世代が異なると通じない場合も多々あります。
例えば、長年日本に住んでいる年配のアメリカ人だと、こういった表現自体知らないということもあります。
そのような人たちに「That’s tight.」と言ってしまった場合、意味が通じないため「That’s what?」と
聞き返されるかもしれません。
「That’s tight.」のように「That’s」で始まる文章の意味が理解できない場合は、「That’s what?」(それが何だって?)と聞き返します。
「That’s tight.」は最近使われるようになったスラング!
「That’s cool.」や
「That’s nice.」と
同じような意味として、最近のアメリカの若者は「That’s tight.」というフレーズを使うことが増えてきました。
映画やドラマでも若者が頻繁に使っている表現なので、「That’s tight.」という言葉を耳にすることも多いでしょう。
その時は、『窮屈』や『スケジュールがぎっしり』といった意味ではなく、「いいね!」とか「かっこいいね!」「イケてるね!」という意味で使われていると理解してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
最近アメリカの若者の間で使われるようになったスラング「That’s tight.」は、「それ、かっこいいね!」「イケてるね!」という意味を持ちます。
若者同士で話す機会がある時には、ぜひ「That’s tight.」を使ってみてください。ただし、あくまでもアメリカ圏の若者言葉ですので、他国の英語圏やあまり年配の方の前では使わないように注意することも大切です。
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。