「That’ll be …」チケットを買う時の英語表現
海外旅行で、遊園地のような観光施設やオペラやミュージカルの観劇、電車やバスなどの乗り物を利用するときにチケットを購入しますよね。
窓口で「チケットをください」と言いたい場合、英語ではどのように言えばいいのでしょうか?
また、チケットを買うにはこちらが話すだけではなく、窓口の人がどのように返してくるのかも、聞き取れるようにならなければいけません。
海外でチケットを買う時に役に立つトラベル英会話の表現を紹介ます!
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チケットを買ってみよう!
チケットは英語で「ticket」ですね。
恋人と海外でミュージカルを見る時などには
I’d like two tickets, please
チケットを2枚ください。
Can I get two tickets, please?
ですがもっとシンプルに
2 tickets, please.
と、チケットの枚数を伝えるだけでも伝わります。
大人2名が窓口へ行ってチケットを買う場合は窓口の人も大人用のチケットを2枚くれるはずですが、たとえば、あなたが代表として一人で窓口へ行って友人や子供たちのチケットをまとめて買う場合はどうでしょう?
子供料金があったとしたら2 tickets, please.
では、大人2名なのか大人1名と子ども1名なのか、もしくは子ども2名なのか・・・窓口の人はわかりませんね。
旅行のシチュエーションはこちらの記事も参考になります。
大人何人?子供何人?
窓口で「大人2枚、子ども3枚お願いします」と言う場合、英語では
「2 adults and 3 children, please.」
と表現します。
日本語の場合、チケットの枚数なので、「枚」という単位をつけて言いますが、英語では「大人2人、子ども3人お願いします」のように、人数で伝えます。
「2 adults and 3 children, please.」の数字を入れ替えるだけできちんと伝わります。
大人1人、子ども1人の場合は「1 adult and 1 child, please.」
と単数形で表現しましょう。
大人、子ども以外の表現も合わせて覚えておくと便利ですよ。
・シニア:senior
・幼児:toddler
・学生:student
「That’ll be」 を聞き取ろう!
窓口に行って店員に、大人2枚、子供3枚ください。
「2 adults and 3 children, please.」
と聞いたら、次に店員は恐らく合計金額を言いますよね。
合計が50ドルだった場合「That’ll be 50 bucks.」と答えるはずです。
この「That’ll be」が聞き取れずに戸惑ってしまう人が多くいます。
この場合の「That’ll be」は「合計~になります」や「それでは~になります」というニュアンスです。
「That’ll be 50 bucks.」
と返ってきた場合、日本語では「50ドルになります」という意味になります。
支払う金額を伝えるときは、「That’ll be」で始まります。
That’ll beは‟That will beの略ですが「ダウビー」と聞こえることも覚えておきましょう。
「That’ll be」の後には金額が続きますのでダウビーを聞き取れれば戸惑いもなく支払いがよりスムーズにできますね。
アメリカではドルを‟bucks”と呼ぶ!
「bucks」はアメリカ人の独特な言い回しでアメリカドルを意味します。
アメリカの日常会話では「dollars」という表現はあまり使いません。
50ドルなら「50 bucks」
1ドルは「a buck」と言います。
また、「それっていくらだったの?」と聞かれて「1ドルか2ドル」と答えるときは「a buck or two」となります。
この「a buck or two」という表現は、アメリカの日常会話でよく耳にしますので覚えておくといいでしょう。
知っておくと迷わない!
劇場などでは指定席のアレンジが必要だったり電車などの乗り物でも自由席や指定席があったりしますよね。
チケットを買う際に知っておくと便利な英単語をいくつか紹介します。
・一般入場(入園、入館)券:General admission
・特別展のためのチケット:Ticket for a special exhibit
・一日パス:Day Pass
・一週間有効チケット:One Week Pass
・当日券:Today’s ticket
・前売り券:Advanced ticket
・自由席:Seating-Open seating
・指定席:Reserved seat
・バルコニー席:Balcony
・列、席:Row, Seat
・前の方:Near the front
・後の方:Near the back
・真ん中あたり:Somewhere in the middle
会場に行ったのにチケット売り場が見つけられない!と困らないように、それぞれ覚えておきましょう。
チケット売り場:Ticket office
劇場などのチケット売り場:Box office
まとめ
海外旅行の際にチケットを購入するときの表現について紹介しました。
「2 adults and 3 children, please.」
大人2人(枚)、子ども3人(枚)お願いします。
何枚ではなく、人数を伝えること。
‟50ドルになります”
「That’ll be 50 bucks.」
「That’ll be」が
‟ダウビー” と聞こえ
ドルのことを ‟buck/bucks”
と言うことを覚えておけば、戸惑いもなくチケットを購入できますよ!
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。