「どうでもいい」を英語で?言えると便利な日常英会話
「どうでもいい」という表現は、日常生活のさまざまなシーンで使うことができる便利な表現ですよね。
英会話でも使えたら、とても便利です。では、英語ではどのように表現するのでしょうか?
日本語では、「どうでもいい」という表現は、どんな状況でも万能に使える言い回しですが、英語では、表現方法が複数あります。状況に合わせて表現方法を使い分ける必要があり、そこを間違えてしまうと、相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。
今回は、状況によって変わる「どうでもいい」の表現方法のバリエーションと、実際の会話の中での使い方を紹介します。
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「どうでもいい」は非常に便利な表現!
「どうでもいい」という言葉は、とても便利な表現です。
なぜかというと、何がどうでもいいのか、ということを示す「主語」の部分なしに、文脈だけで「(そのことについて)私はどうでもいいですよ」ということを端的に伝えることができ、その一言で自分の意志の表明が済んでしまうからです。
日本に住んでいる外国人の方が、日本語の「どうでもいい」という表現を覚えると、「どうでもいい」「どうでもいい」と何にでも使えて便利です。ところが、英語圏に住む日本人が英語で話す際に、日本語と同じ要領で「どうでもいい」という表現を使いまわしてしまうと少し問題になります。
なぜかというと、英語では、「どうでもいい」という表現は状況によっていくつか異なる表現の仕方があるからです。
それらの使い方によっては、ニュアンスが変わってきてしまう可能性があります。よって、それぞれの「どうでもいい」の表現使う時には注意が必要です。
「どうでもいい」の表現3パターン
英語の場合は、「どうでもいい」という表現も状況によって言い方が変わるということをお伝えいたしました。では実際に、「どうでもいい」の表現方法の例を見てみましょう。
1つ目は「○○のことはどうでもいい」と、人や物、出来事について、自分の関心がないことを伝えたい場合の表現です。
彼のことはもうどうでもいい
I don’t care about him anymore.
「him」の部分を実際の人の名前などに入れ替えてももちろんOKです。また、「anymore」は文法上は含めても含めなくても大丈夫です。
「anymore」を含めると、「前は気にしていたけど、今はもうどうでもいい」といった、心境が変化したようなニュアンスが加わります。なので、最初から「どうでもいい」と思っていた場合には、逆に「anymore」は含めない方が良いでしょう。
2つ目は、物事の関連性について「どうでもいい」ことを伝えたい場合の表現。
そのことについては、どうでもいい
It doesn’t really matter.
意訳すると、「それは関係ないですよね」といった程度のニュアンスになります。
3つ目の表現は、例えばお隣さんが新車を買ったことについて「全然関係ないし、どうでもいいわ」または「だから何?」といったニュアンスで「どうでもいい」ことを伝えたい場合の表現です。
だから何?
So?
So what?
こちらが一番簡潔な表現になりますが、相手に説明を促すようなニュアンスも含みます。場合によっては、少し喧嘩腰にも聞こえる表現です。使う際には言い方に注意しましょう。
3つのパターンをご紹介いたしましたが、文脈によって表現方法が違うのが分かりましたでしょうか。間違って使わないように、状況によって表現が変わることをしっかりと押さえておきましょう。
まとめ
日常生活でよく使う、便利な表現「どうでもいい」。日本語ではこの言い方ひとつで万能に使いまわすことができます。
しかし今回、英語での表現にはいくつかパターンがあることも分かりましたね。正しい使い方さえ覚えておけば、いろいろな状況で使える便利な表現方法です。
さっそく、実際の日常会話の中で状況に合わせて使ってみましょう!
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。