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どういう感覚で使う?「Try not to make waves.」の意味と使い方

ネイティブスピーカーと仕事をしているとき、Try not to make waves.

という表現を聞いたことがありませんか?

海外ドラマや映画で聞いたことがある人もいるかもしれませんね。このフレーズ、いったいどのような意味なのでしょうか?

またどのようなシーンで使われるのでしょうか?それでは詳しく見ていきましょう。

直訳すると「波を作らないようにしなさい」!?

このフレーズの意味を知るためにまず、Try not to make waves.を分解して直訳してみましょう。

tryは「試す」という意味ですから、命令形で「~するようにしなさい」という意味になります。

これにnot toがつくと「~しないようにしなさい」となります。

さらにmake wavesは「波を作る」という意味ですから、Try not to make waves.を直訳すると「波を作らないようにしなさい」となります。

食品売り場で言ってみよう「試食できますか?」を英語で

意訳することでよく使うフレーズに!

直訳するとなんだか不自然な日本語になるこのフレーズですが、Try not to make waves.を日本語で意訳するとどんな意味になるのでしょうか?

「波風を立てないようにしてください」や「円満に解決してください」といったニュアンスが近いです。

waves=波ですが、このフレーズでは「波風」と訳します。

また、似たような表現で

don’t rock the boat.

直訳は船を揺らすですが、意訳すると波風を立てないとなります。いずれも、荒波を想像させるフレーズですね。

英語のフレーズには、このように直訳すると少し不自然な感じがするものでも、よく使わる表現が多くあります。

例えば、若者がよく使う
Chill out

=頭を冷やしてですが、chill=「冷たくする」という単語が、頭を「冷やす」という表現と重なり、よく使われる英語のフレーズになっています。

ほかにも、こんなフレーズがあります。

Let’s catch up.

直訳すると「追いつきます」のようになりますが、実は、「話そう」という意味です。

スムーズに表現してみて!

Try not to make waves.を「波を作らないようにしてください」という直訳で覚えていても、いざ使いたい時にはなかなか出てこないかと思います。

ですので、実際に使いそうな日本語「波風を立てないようにしてください」や「円満に解決してください」とTry not to make waves.をリンクさせて覚えるようにしましょう。

自然な日本語と一緒に覚えれば実際の会話でもスムーズに表現できるようになります。

「健康の秘訣は何?」を英語で言うと?

そのほか「円満」を表す英語表現

(円満解決、和解)
amicable settlement

(丸く収める、平和的に解決する)
settle amicably

(~を円満に解決する)
settle~satisfactorily

(労働争議は円満に解決した)
The labor trouble reached a peaceful settlement.

(彼は円満な家庭を築いている)
He is building a happy home.

そのほか「make waves」を含んだ英語表現

(波風を立てずに円満にやっていきたいんです)
I want to do things peacefully without making waves.

(教師達は、生徒達に問題を起こして欲しくない)
Teachers don’t like students to make waves.

(職場で波風を立てるな)
Don’t make waves at work.

(彼女は事をあら立てるような人間ではなかった)
She was never one to make waves.

(私は大胆な発言で波風を立てた)
I made waves with my bold remark.

まとめ

今回は、「円満に解決してください」「波風を立てないようにしてください」といった意味を持つフレーズ、Try not to make waves.について紹介しました。

いかがでしたか?日本人が使えそうで使えないフレーズの一つですよね。

ビジネスシーンでも、プライベートな場面でも両方使えるネイティブスピーカーらしい表現です。

できればあまり立ちたくはない状況かもしれませんが、もし、こんな場面に直面してしまった時に、さらっと使いこなせたらカッコいいですよ!

動画でおさらい

もう一度、動画でおさらいしてみましょう。







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