英語で「自由の女神」とは?読み方は?発音に気を付けて
世界には素晴らしい世界遺産がたくさんありますよね。
歴史的な建造物や遺跡など、一生に一度は世界中の世界遺産を訪れてみたいものです。
さて、数多くある世界遺産の中でも、米国で特に有名な世界遺産と言えば「自由の女神」!
「自由の女神」は英語でどのように表現するのでしょうか。
今回は自由の女神の英語の表現方法と発音、自由の女神にまつわる英語フレーズを紹介します。
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英語で「自由の女神」とは?
自由の女神は英語で、The Statue of Libertyと表現します。
Statue:像、彫像
Liberty:自由
直訳すると「自由の像」となります。
表記の際は、StatueのSとLibertyのLは必ず大文字です。
辞書などではtheがなく、Statue of Libertyと記載されているのもありますが、会話や表記などで使う時は、必ずtheをつけましょう。
例文:
自由の女神を見に行きました。
I went to see the Statue of Liberty.
私は自由の女神を見たいです。
I’d like to see the Statue of Liberty.
私は自由の女神はアメリカの象徴だと思います。
I think the Statue of Liberty is a symbol of America.
「自由」を意味する2つの単語
ちなみに、「自由」というとFreedomでは?思う方もいるでしょう。
LibertyとFreedom、2つの単語には、大きなニュアンスの違いがあります。
Liberty:
能動的なニュアンス。自ら進んで勝ち取る自由。自由の権利を主張して掴み取った、束縛や圧制から解放されたときの自由。
Freedom:
受動的なニュアンス。最初からある自由。制約がなくあたえられた自由。
自由の女神というのは、ご存知の通り、アメリカ合衆国独立の象徴です。過去に人々は、自由の権利を求めて戦い、独立を果たしました。
だから、その象徴である「自由の女神」の「自由」はlibertyなんですね。
こんな英語表現もご紹介しています。
The Statue of Libertyはどう読む?
Statue[stˈætʃuː]:スタチュー
Liberty[líbɚṭi]:リバティ
The Statue of Libertyを通して、「ザ スターチュー オブ リバティ」と読みます。
発音のポイントは、StatueとLibertyを強調して発音することです。
特にStatueは、「スターチュー」と少し伸ばすように発音しましょう。
正式名称
実は自由の女神にはThe Statue of Libertyの他に正式名称があります。
Liberty Enlightening the World:世界を照らす自由
enlighten(エンライトン)は「照らす」とい意味の動詞です。
自由の女神像は、左手に1776年7月4日と書かれた独立宣言書、右手は世界を照らすように燃えるトーチを高らかに掲げています。
世界中に自由と独立のメッセージを届けているんですね。
しかしこちらの正式名称は少々長いフレーズなので、通常の会話や表記ではthe Statue of Libertyが使われています。
積極的に会話をしてみよう!「自由の女神」に関する英会話フレーズ
単に「自由の女神」の英語表現を知るだけではなく、実際の英会話でどのように使うのか、例文を紹介します。
旅行などで自由の女神までの行き方を聞く質問フレーズ
自由の女神はどこですか?
Please tell me where the Statue of Liberty is.
Please tell me~:~を教えてください
を前につけることで、単に自由の女神はどこですか?と聞くよりも、丁寧な言い回しになります。
自由の女神にはどうやっていけますか?
I’d like to know how to get to the Statue of Liberty.
I’d like to know~:~を知りたい
こちらも、自由の女神にどうやっていくのか知りたい、という言い回しにすることで、丁寧な表現になります。
自由の女神について尋ねる質問フレーズ
あなたは今まで自由の女神を見たことがありますか?
Have you ever seen the Statue of Liberty?
現在完了形にすることで、今までに見た経験があるかを聞いています。
自由の女神はどうでした?
How was the Statue of Liberty?
自由の女神を見に行った人などに、どんな感じだったかを聞く場合に使えるフレーズです。
多くの人が知っている「自由の女神」が会話のきっかけになることもあるかもしれません。
あらかじめ英語表現や英会話フレーズを知っておくと、役に立つことは必ずあるので、覚えておきましょう。
まとめ
自由の女神は、アメリカの象徴的な世界遺産ですが、独立100周年の記念に、フランスからアメリカに贈呈されたものです。
英語のフレーズを学ぶことも大事ですが、その英語の背景や歴史なども同時に覚えてみてはいかがでしょうか。具体的な知識と結びつけることで、英語フレーズがより記憶に残りやすくなりますよ。
今回紹介した「自由の女神」はとても歴史が古く、そして多くの人々の想いから完成した世界遺産。
ぜひ会話の中で話題にしてみてください。また、機会があれば実際にニューヨークへ見に行ってほしいです。
なんと、自由の女神像が頭に乗せている王冠部分の展望台まで、登ることができるようになっています。
「自由の女神」を近くに感じることで、英語学習を継続するモチベーションにもつながっていくのはないでしょうか。