仕事終わりに「お疲れ様です」労いと気遣い英語例文8選!
会社の上司や同僚と顔を合わせれば、お互いにお疲れ様ですと伝え合っている人は多いのではないでしょうか。
他にもビジネスメールなどの導入の挨拶文として、また、あらゆるシーンで相手の労をねぎらったり心遣いを伝えるためにも使われているフレーズだと思います。
このお疲れ様ですというフレーズ、ビジネスシーンでは欠かせない挨拶表現です。
その一方で、家族や友人といった身近な間柄の人にも、ねぎらいの言葉をかけることは大切です。大人も子どもも誰だって、頑張ったことは認めてほしいものですから、折に際して
心を込めて一言、お疲れ様です、と、伝えたいですよね。
今回の記事では、そんなあらゆるシーンで使える英会話フレーズを紹介します。
英語には、日本語で言うところの「お疲れ様です」いう表現の直訳として使える表現は存在しません。
ただ、頑張った相手を褒めたり、気遣ったりする表現は多数存在します。
ぜひ、それぞれの使い方をマスターしてくださいね!では、早速確認していきましょう。
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労いと気遣いを伝えよう!
一つ目は仕事終わりなどの場面で使える例文です。早速、例文を見ながら確認していきましょう。
お帰りなさい。
Welcome home.
お疲れさまでした。
Thank you for your hard work.
hard workを直訳すると、つらい仕事、激務などの意味になります。
ただ今回のような場面で使う場合は、一生懸命働いてくれてありがとうという感謝やねぎらいの意味が含まれています。
帰宅したご主人を玄関で迎える時の第一声、というイメージですね。
今日もお仕事頑張ってくれてありがとう、という感謝の気持ちが伝わるフレーズです。
疲れたよね、ゆっくり休んでねと伝えたい場合
今日はお疲れ様。
ゆっくり寝てね。
You must be worn out today.
Sleep tight.
be worn outで、ボロボロになる、疲れ果てるという意味になります。
また、sleep tightでちゃんと寝てね、おやすみなさいという意味です。
今日は本当に疲れたでしょう、ゆっくり休んでねという気遣いが読み取れます。
運転を気遣いたい場合
長距離運転、お疲れ様。
もし疲れを感じたら、いつでも運転交代するよ。
Thanks for driving such a long way.
I can drive anytime if you are feeling tired.
suchは、こんな、そんな、あれほどのなどの意味があり、long wayで、遠方、長距離という意味になります。
直訳すると、あれほどの長距離を運転してくれてありがとうになります。
楽しいドライブ、でも長時間の運転は非常に疲れますよね。
そんな時は相手の労をねぎらい、感謝を込めてThanks for driving such a long way.と
お礼しましょう。
きっと、相手にも感謝の気持ちが伝わります。
取引先で使える表現
本当にお世話になりました。
You’ve done a lot for me.
こちらは、取引先など仕事関係の人やビジネスメールで、使える表現です。
forは前置詞で、~のためにという意味があります。forを使うことで、私のためにという意味合いを強くします。
相手により一層、感謝の気持ちを伝えたい場合は、forを使いましょう。直訳も、私のためにたくさんのことをしてくれたと訳すことができます。
直訳からも、感謝の気持ちを相手に丁寧に伝えていることが分かりますよね。
成果を称える意味合いを含ませたい場合は、下記も使えます。
よくやったね。
You’ve done well.
doneは、doの過去分詞です。要するに、have+過去分詞で、現在完了になっていますね。
過去のことを褒めたいのであれば、下記でも問題ありません。
よくやったね。
You did well.
メールや初対面・頼みごとにも使える表現ならこちらの記事もおすすめです。
成果も努力も褒め称えたい!英語例文を確認しよう!
試験に合格することは、素晴らしいことです。もちろん合格するために、努力を積み重ねてきたことやそれまでの経緯も褒め称えられるべきことです。
ぜひ、その両方を褒め称えたいものですよね。
そんな時は、下記の文例も参考になります。
(さすがだね)あなたならできると思っていたよ。
I knew you could do it.
相手が達成できたことに対して喜びのメッセージを伝えたい時に使います。
また、あなたならできると思っていた、やっぱり!さすがだね!という意味も含まれます。
いくつか例文を挙げるので、チェックしてくださいね。
A:英語の試験に合格したよ。
I passed the English exam.
B:すごい!さすがだね!
I knew you could do it.
passedはpassの過去形で、examは試験という意味です。
A:試合に勝ったよ。
We won the match.
B:すごい!さすがだね!
I knew you could do it!
matchは試合という意味ですよね。
相手にI knew you could do it.と伝える時は、感情を込めてそう思ってたよ!信じてたよ!という気持ちが相手に伝わるように話してくださいね。
やったね!よかったね!
Now you have it!
こちらも頑張った相手を祝福する時によく使われるフレーズです。やったね!よかったね!という意味合いが含まれています。
A:やっとレポートが終わったよ!
I finally finished my report.
B:(よかったね)お疲れ様。
Now you have it!
疲れている時の気遣いフレーズ
長旅で疲れている時や睡眠不足が続いている場合などに使える英会話フレーズです。
こちらも参考にしてくださいね。
長旅お疲れ様です。
You must be tired after such a long trip.
まず、must beで~に違いないという意味になります。
suchは、そんなという意味ですよね。また、a long tripで長い旅、長旅になります。
整理すると、あなたはそんな長旅の後で疲れているに違いない=長旅お疲れ様、ご苦労様という意味になります。
must beはより強調して伝えたい時に使います。must beを使うことで、あなたは疲れているに違いないよね、本当にお疲れ様ですというニュアンスが伝わります。
もしくはmust beをhave got to beに変えて使用することもできます。
長旅でお疲れでしょう。
You must have got to be tired after such a long trip.
ちなみに口語表現では、have got to beでなくhave gotta beを使う方が多いです。
ただ、have gotta beは敬語表現ではなくカジュアルな表現なので、目上の方に対してはhave got to beを使うのがマナーです。
mustは強調の意味合いになるのに対してhave gotta beは、断定ではなく、きっと~だろうという意味合いになります。
あなたは眠たいに違いない。=お疲れ様。
You must be sleepy.
先ほど同様、must beなので直訳すると、あなたは眠たいに違いないになります。
上記を使った例文を見てみましょう。
A:寝不足なんだ。
I didn’t get enough sleep.
徹夜でレポートをやっていたんだよ。
I was up all night working on my report.
B:(眠たいですよね)お疲れ様。
コーヒーはいかがですか?
You must be sleepy.
Would you like a cup of coffee?
up all nightで、徹夜になります。
またWould you like~?で、~はいかがですか?でしたよね。
相手の様子を察して、英語でも気の利いた一言を言えるようになりたいですね。
まとめ
今回は、労いと気遣いを伝える英語例文を紹介しました。
お疲れ様ですという表現は、日本語特有のものです。そのため、英語の直訳表現は存在しません。
ただ、大変だったね!すごいね!というような、相手を労ったり褒めたりする英語表現は多数存在します。
コミュニケーションの背景や、意味合い、ニュアンスなど何をどう伝えたいか考え、さまざまな場面で応用してくださいね。
また、感謝の言葉を伝える時、どんな気持ちを込めたいのか意識することで、自然と表情などに気持ちが表れます。
表情だけでなく、ジェスチャーなどを交えることで、ネイティブらしく気持ちを相手に伝えることができるのでその点も意識してくださいね。
紹介したフレーズを使って、真心のこもったコミニュケーションを心掛けましょう。
ぜひ、今回紹介した英語例文を覚えて日常会話で活かしてくださいね。