TOEICスコアの有効期限は2年?あなたが就職・転職したい会社の独自の期限は?
TOEICは英語力を証明するものです。そのため、就職活動や転職活動の際にTOEIC点数を書く機会は意外と多いですよね。
今回はTOEICスコアの有効期限について紹介します。
TOEICスコアに有効期限はあるのでしょうか。
あるとしたら、どれくらいの期間なのでしょうか。
また、TOEICの有効期限は2年という説もよく聞きます。
果たして真相はどうなのでしょうか。以下で見てみましょう。
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TOEICスコアに有効期限はない!?
「TOEICテストは昔受験したけど、今は英語学習から離れているし、今更当時のスコアを書いていいの?」と、不安になった経験がある人もいると思います。
TOEICのスコアはどれくらい前のものまで履歴書やエントリーシートに書いていいのでしょうか。
結論から言うと、TOEICのスコアには有効期限は設定されていません。
TOEICの公式サイトにも記載されています。
「有効期限は2年じゃないの?それより前に受けたTOEICのスコアは有効ではないと思うけど…」と思った方もいると思います。
しかし実際には、2年以上前に受けたTOEIC公開テストまたはTOEIC IPテストのスコアでも有効です。
したがって、TOEICのスコアに有効期限はないのですが、実際に「TOEICのスコアは2年間のみ有効である」と思い込んでいる人も多いようです。
TOEICについては、こちらの記事も参考になります。
TOEICスコアには有効期限があると思われている理由
ではなぜ、TOEICのスコアの有効期限は2年だと思う人が多いのでしょうか。
それは、TOEICの運営委員会が発行する公式認定証(Official Score Certificate)の再発行可能期限が2年間だからです。
この情報から誤解して、TOEICのスコアの有効期限は2年と思い込んでいる人がいるようです。
ちなみに再発行の手続きについてもTOEIC公式サイトに記載がありますので、再発行が必要な人は確認しましょう。
TOEICスコア有効期限の注意事項
TOEICスコアの有効期限について、注意しなければならないポイントがあります。
ここまででお伝えしている通り、TOEICが定める有効期限は存在しません。
したがって、TOEICのスコア自体は、何年経っても無効にならず有効です。
しかし、企業側が採用条件としてTOEICのスコアを設定する際に、何年前までのTOEICで取ったスコアであるかを定めている場合があります。
その場合には、条件期間内でのTOEIC受験の結果でなければ、対象外になってししまいます。
例えば、あなたの応募したい企業の募集要項に、「2年前までのTOEICのスコアが〇〇〇点以上であること」との表記がある可能性はあります。
このように、企業側がTOEICのスコアに有効期限を設ける場合があるので、気を付けなければなりません。
また、内定後には企業側がTOEIC証明書の提出を求めてくる場合もあるでしょう。
その際、TOEIC公開テストを受験したのであれば公式認定証のコピーを、TOIEC IPテストを受験したのであればスコアレポート(個人成績表)のコピーを提出する必要があります。
TOEIC公式認定証の再発行サービスは上述のとおり、試験日から2年以内でないとできないので、いざという時に証明できないということのないよう、公式認定証はきちんと手元に持っておくようにしましょう。
TOEIC IPテストに関しては、こちらの記事も参考になります。
TOEICスコアは何年前までのものを書くべき?
企業側が有効期限を定めていなければ、何年前のTOEICのスコアでも履歴書などに記載することができます。
しかし、企業側は現在の英語能力を把握したいはずです。
採用担当者にとって、10年以上前のTOEICのスコアよりも最近のTOEICのスコアの方が評価しやすいのは間違いありません。
英語は普段から触れていないと、どんどんレベルが低下していきます。
10年以上前のTOEICのスコアを記載すると、当時の英語力が今でもあるのか面接で突っ込まれる可能性もあります。
英語力の低下を防ぐために、日常的に英語を勉強している、英語に触れていると自信を持って伝えられるなら良いですが、そうでない場合は就活解禁前に再度TOEICを受験するなどといった対策をとった方が安心です。
TOEICのスコアに有効期限はありませんが、やはり直近のスコア、できればやはり2年以内に受けた試験のスコアを書くことが望ましいでしょう。
また、TOEICのスコアの有効期限は2年を多くの人が勘違いをしているので、採用担当者も勘違いしている可能性もあります。
このことからもなるべく2年以内のTOEICのスコアを書いた方が安心ですね。
TOEICに関しては、こちらの記事もおすすめです。
まとめ
TOEICの公式認定証の再発行は試験日から2年以内であれば受け付けられるというだけで、
TOEICのスコア自体には有効期限は存在しません。
しかし、就活などでは企業側が資格欄に記入できるTOEIC受験日に独自の期限を求めていないかを確認する必要があります。
期限が求められていない場合でも、現在の実力に近い2年以内のTOEICのスコアを記入する事が望ましいでしょう。
TOEICは就職や転職などの採用の場面以外でも、社内の昇進の条件になっている会社もあります。
TOEIC対策の勉強をし、定期的に受験し、スコアアップを目指しましょう!
動画でおさらい
TOEICスコアの有効期限は2年?あなたが就職・転職したい会社の独自の期限は?を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。