「特別扱い」や「特例」は英語で?使い分けはしますか?
今回は、日本語でも似たような言葉、「特別扱い」と「特例」の英語表現についてです。
日本語では少しニュアンスの違う二つの言葉ですが、英語でも違う表現をするのでしょうか?
早速、どのような英語表現をするのか見ていきたいと思います。
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特別扱いの英語表現
特別扱いは、英語では、
special treatment
と表現します。
treatmentという単語は、人に対する待遇や扱いという意味なので、そこに特別なという意味の、specialをつけることで、特別扱いという表現になります。
また、特別扱いをするときと、受けるとき(されるとき)では表現が異なります。
特別扱いをするときは、
give special treatment
と表現します。
例文を1つ紹介すると、
あなたにだけ特別扱いをすることはできません。
I can’t give you special treatment.
というような使い方をします。
一方、特別扱いを受けるときは、
get special treatment
という表現になります。
父のおかげで特別扱いを受ける
get special treatment because of one’s dad
というように使います。
特例の英語表現
特例を英語にすると、いくつか表現があります。
まずは、
(例外)exception
という意味の単語の前にspecialをつけて、special exceptionという表現があります。
英和辞書にもこれらの表現が最初に出てくることが多いです。
他にも、
(特別なケース=特例)special case
という表現も、似たような意味になります。
他にも
special provision
という表現もあります。
provisionの意味が、規定や条項という意味なので、special provisionというと、法律的な場面で使用することが多いです。
このように場面ごとに、特例という単語は使い分ける必要があります。
まとめ
日本語でもニュアンスの違う、「特別扱い」と「特例」を英語にすると、それぞれ違う表現をするということが分かりました。
特別扱いをするときは、give special treatment
特別扱いを受けるときは、get special treatment
特例という表現は、 special exceptionやspecial case
法的な場面での特例は、special provision
という表現を覚えておきましょう。
動画でおさらい
「特別扱い」や「特例」は英語で?使い分けはしますか?を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。