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書籍レビュー:冨田三穂|英語スピーキング魂!スラスラ話せる力を最速で身につける

冨田三穂 英語スピーキング魂!スラスラ話せる力を最速で身につける 書籍レビュー

英語の読み書きはできるけど、実際の英会話では思っていることが言えない…。
英会話教室に通ったけど、スピーキング力は上がらなった…。

そんな英語難民のスピーキングを何とかしたい!という切なる悩みは、冨田三穂さんのこの本が解決してくれます。
冨田さんは、生徒の間で「鬼Mihoコーチ」として知られる熱血英語スピーキング指導者。上智大学大学院にて言語学を専攻し、日本人英語学習者のスピーキング技能発達過程についてを研究。その後、長年にわたり、大学生や社会人のスピーキング指導に当たっている女性です。

今回は、そんなスピーキング指導のエキスパートである冨田さんが書いた英語スピーキング魂!スラスラ話せる力を最速で身につけるを紹介します。
累計受講者120万人の「ヒアリングマラソン」シリーズ(アルク)のスピーキングプログラムを書籍化したもので、トレーニングによる効果は実証済み!
「第二言語習得理論」に基づく効率的なトレーニング方法で、英語がスラスラ話せる力が身に付きます。
今こそ本気で英語を話せるようになりたい!という方に、おすすめする1冊です。

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目標と学習の進め方

「本書を読むことによって、どのような場面でも自然に英語を話せる力を身につけること」を目標に、「第二言語習得理論」に基づいたトレーニングが提案されています。
適切なトレーニングを適切な順番で、適量行うこと。これが、目標達成への道です。まずは無理のない計画を立てて読み進めていきましょう。

自分のペースに合わせられる「学習モード」

学習時間の長さによる3つの「学習モード」が設定されていて、自分に合ったモードを選んで取り組んでいきます。

ライトモード:1日1時間、約25日で完成
標準モード:1日2時間、約22日で完成
チャレンジモード:1日3時間、約17日で完成

1日何時間学習すると何日でゴールというのが明確で取り組みやすいですね!

本の構成

「理論編」と「実践編」にわかれていて、実践編はさらにシーン別の10Unitにわかれた構成になっています。具体的にはこのような感じ。

<理論編:Theory>
・英語を話せるってどういうこと?
Ⅼスピーキングは難しい?
Ⅼ英語を話せない3つの理由
Ⅼ話す力を伸ばすトレーニング
Ⅼ目指すべきスピーキング力とは?──CAFのバランス

<実践編:Practice>
Unit1:スマートに自己紹介する
Unit2:仕事相手を出迎える
Unit3:ゲストを和食店に連れて行く
Unit4:和食店でメニューについて話す
Unit5:クレームを上手に伝える・対処する
Unit6:お薦めの観光スポットを尋ねる
Unit7:新製品の立ち上げについて話し合う
Unit8:オンラインミーティングを行う
Unit9:通話状況が良くない電話で話す
Unit10:取引先と妥協点を求めて話し合う

学習に使用する音声は、音声ファイル(MP3形式)をパソコンかスマホにダウンロードして使います。

Unitの構成:効果を最大限に引き出すトレーニング

1つのUnitは、2人の英会話を例に[INPUT]→[INTAKE]→[OUTPUT]の順に7つのメニューで構成されています。リスニングから始まりリピーティングやシャドーイング、英作文と順番通りに進めることで、効果を最大限に引き出すことができます。

各メニューの練習回数や時間の目安が示されているので、テンポよくトレーニングが進められますよ。

トレーニングの流れ

最初の[INPUT]では、2人の英会話を聞きながら全体像をつかみます。クイズ形式で進んでいくので、すでに本気モード!
クイズの答えと英会話の日本語訳はUnitの最終項に掲載されています。

次の[INTAKE]では、正確さを高めてから流暢さを身につけるトレーニング。先ほどインプットした音を実際に声に出して再現していきます。

最後は「複雑さ」を高める[OUTPUT]トレーニング。
[OUTPUT]トレーニングでは、役になりきってこれまでのセリフとは違ったセリフや、自分でオリジナルのセリフを考え応用力を高めます。

「チャレンジモード」を選択した場合、ここまでのトレーニングに加え、セリフの全文暗記とスピーチ作文が課される総仕上げトレーニングにチャレンジ。
暗記することで、これまで学習してきた情報を脳内の深い部分に定着させることができ、スピーチ作文では、総合力が鍛えられます。

お役立ちコラム

各Unitには、「コラム」として英語学習に関するお役立ち情報が掲載されています。
「英語学習を成功させるコツ」「聞き取りを難しくしているもの」「よりナチュラルなスピーキング力を養う」など、英語学習者にとって関心の高いテーマばかり。目からうろこな情報もあるので読み飛ばしは厳禁!

理論編

まずは、スピーキングに関する悩みを解決する方法を紹介しています。

スピーキングは難しいのか?
英語を話せない理由はどこにあるのか?
とても気になるトピックですよね。

これらを理解した後は、「第二言語習得のメカニズム」の話に入ります。
スピーキングを伸ばすにはどのようなトレーニングが必要なのか?スピーキング強化に欠かせないINPUTとINTAKE、OUTPUTとはなにか?順を追って丁寧に説明しています。

実践編

理論編をしっかり頭にいれたら、次は理論に基づいたトレーニングをいよいよ実践開始!

シーンが異なる10個のUnitは、どこから始めてもOK。身近なシーンや興味があるシーン、気になるシーンなど好きなところから始めましょう。
ただしトレーニングは、INPUT→INTAKE→OUTPUTの順番通りに行うことが大事。順番通りが効果を引き出すコツですよ。

また、各メニューの最後に書かれているTraining Tipsは、 練習の効果を上げるためのコツや注意点など、英語学習が上手くいくポイントが書かれているので必読!短い文章の中にたくさんの気づきやリマインドであふれています。

学習に不安を覚えたり、やる気や自信をなくしてしまいそうになったり…英語を学んでいると、そういう状況に少なからず陥ることってありますよね。そんなときに、ぽんと肩をたたいてくれるような自然な言葉で、やる気を奮い立たせてくれます。

まとめ

理論に基づいたトレーニングは、適切な順番で適量行うことで、やればやっただけの変化が感じられます。英語力を上げるには学習を自動化することがキー。だからこそ、無理なく楽しく、毎日続けられる学習方法が必要になります。

英語スピーキング魂!スラスラ話せる力を最速で身につけるは、これまで自分に合った最適なスピーキング学習方法が見つからなかったり、時間が無くてスピーキング学習に取り組めなかったりと、なんらかの理由でスピーキングに苦手意識を感じている方に、ぜひ手に取ってほしい1冊です。







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