「詳細」を英語で表現すると?正しい発音と使い方を紹介
日常会話やビジネスの場面で、「詳細を教えてください」「詳細は後ほどお伝えします」など、詳細という言葉はよく使われますよね。
この詳細に関する表現を英語できちんと言うことができますか?
そこで今回は、日常生活やビジネスシーンで、知っておくと便利な「詳細」についてのフレーズを紹介します。
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詳細を表す基本英単語「detail」の使い方と発音
詳細という日本語を英訳するとすぐに思いつくのが、
detail
という単語ではないでしょうか。
英語辞書にもある通り、detailという単語は、細部、詳細などの意味を持つ名詞です。
それでは例文を見ていきましょう。
例文:
私はその詳細を知らない。
①I don’t know the details about it.
彼女はそのプランの詳細を説明した。
②She explained the details about the plan.
ネイティブは、detailの前にinをつけた形、
in detail
をよく使います。
in detailは、詳しく、詳細にという意味の副詞的な使い方をします。
例文:
私は詳しく説明しました。
③I explained in detail.
彼女はそのプランを詳細に(詳しく)説明した。
④She explained the plan in detail.
in detailを使った④の例文と、detailを使った②の例文、
She explained the details about the plan.
と見比べてみてください。
2つの文の意味は基本的に同じですが、detailを名詞として使っているか、in detailとして副詞的に使っているかの違いがあります。
どちらの表現も使えますので、覚えておくと良いでしょう。
知っておくと便利な英語表現「magnificent」の意味はこちら
他にもある!「詳細」に関する英語表現と例文
detail以外にも詳細という意味を表現する用語はいくつかあります。
語彙力アップのためにも、detail以外で「詳細」を表現する単語を見ていきましょう。
fullを使った表現
fullは、全部・いっぱいの・満ちたという意味の単語です。
そこから、fullを名詞の前につけて、詳細の(全部の)というニュアンスの形容詞として使うこともあります。
例:(詳細なレポート)
full report
また、
in full
と副詞的に使って、詳細にという意味を表現するケースもあります。
例文:
状況を詳細に報告してください。
Please report the situation in full.
particularを使った表現
particularは、特定の・特有の、という意味の単語です。
particularsと、複数形にすることで、詳細という意味の名詞として使います。
例:(詳細に渡る)
go into particulars
minuteを使った表現
minuteと聞くと、時間の単位である分や、議事録という意味が思い浮かびますよね。
しかし、minuteを形容詞として使うと、詳細なという意味で使うこともできます。
例:(細密な検査)
minute examination
specificを使った表現
specificは明確な・具体的な、という意味の単語ですが、詳細なというニュアンスでも使えます。
例:(詳細なアイデア)
specific idea
moreを使った表現
moreは、
many
の比較級で、もっと・より以上のという意味の単語ですよね。
このmoreを使って、詳細のニュアンスを表現することができます。
例文:
あなたの仕事についてもっと詳しく話してくれますか?
Can you tell me more about your job?
Can you tell me more about 〜?は、〜について詳しく話してくれますか?という表現で日常会話でよく使われています。
また、
(詳細な情報)
more info.
という表現もよく使われます。
※info.は
information
を省略した形
間違いやすいイディオムの代表格をマスターするには、こちら
日常英会話やビジネスのシーンで使える「詳細」に関する英語表現
「詳細」を表す基本的な単語であるdetailを使用して、日常英会話やビジネスシーンで使える表現をいくつか紹介します。
詳細を知りたいのですが。
I would like to know more about details.
詳細は次の通りです。
The details are as follows.
詳細については弊社のウェブサイトをご覧ください。
Please check our website for more details.
詳細は確認中です。
I’m checking the details now.
詳しい情報をありがとうございます。
Thank you for your detailed information.
まとめ
いかがでしたか?
detail以外の単語でも「詳細」という表現はできますが、まずは基本的なdetailを用いた表現から使ってみましょう。
詳細に関する表現は、会話の中でもビジネスメールの文章を作成する上でもよく使用します。
使う機会が多い分、慣れれば自然と使えるようになるはず。
ぜひ、今回学習した表現を積極的に使ってみてくださいね。