微妙な違いがわかりますか?「Dog」と「Duck」の発音の違い
英語の発音を正確にマスターするのは、日本人が苦手とするとこではないでしょうか。
例えば、犬(dog)とアヒル(duck)といった用語は意味はまったく違いますが、発音は似ています。
犬(dog)とアヒル(duck)を聞き間違えてしまうと解釈が大きく変わってしまうことがあるため注意が必要です。
今回はDogとDuckを例にあげ、テンポの速いネイティブの会話を正確に聞き取るためのをポイントをお伝えしていきます。
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ゆっくり読むと
dogとduckは、ゆっくり発音すればどちらも聞き分けることができる単語です。
しかし、ネイティブとの会話はスピーディなため、dogとduckが聞き取れないことがほとんどですよね。
まずは、dog
とduck
の正確な発音をネイティブにゆっくり読んでもらうとよいでしょう。
それぞれの単語の発音が明らかに違うことが分かるはずです。
それではdogから見ていきましょう。
dogをカタカナで表記した場合、ドォーッグとなります。ドォーという音から分かるようにオに近い発音です。
また、dogの語尾のgの部分は、ッグと発音します。
次にduckの発音を見てみましょう。
duckをカタカナで表記するとダァーックとなり、duの部分がアに近い発音です。
duckの語尾のkの部分は、ックという発音です。
このようにdogはオに近い発音に対して、duckはアに近い発音のため、
ゆっくり発音してみると確実に音の違いわかり。
早く言うと見分けが付かない
前述のように、dogとduckはゆっくり発音すれば明らかに発音が異なります。
しかし、ネイティブの実際の会話はテンポが速いため、いざ英会話になってしまうと聞き分ける難易度がぐっと上がります。
また、テンポの速い会話では早口になりやすく、口を大きく開けずに発音するため、しっかりした音ではなくなります。
そのため、余計にdogとduckの微妙な音の違いが聞き取りにくくなってしまうのです。
そこで、実際の英会話では、dogとduckの語尾の音に注目して、聞き分けることをオススメします。
dogのグとduckのクの違いは、比較的わかりやすいので、そこに集中しながらネイティブのスピードで何度も発音を聞いて耳を慣らしていきましょう。
何度も聞いているうちに、発音を違いが耳になじんで会話の中でも聞き分けできるようになってきますよ。
発音の練習にはこちらの記事も参考になります。
なぜわかりにくいの?
dogとduckの発音の違いは、ネイティブとの会話で初めて難しいことに気づくのではないでしょうか。
教材を使って英単語のみを覚えているだけの英語学習では、一向にヒアリング力は上達しません。
ヒアリングは、実際に自分がマスターしている発音であれば聞き取ることができると言われています。
声に出して発音を訓練することで、脳がそれぞれの音の違いを認識するようになります。
dog
とduck
のように、聞き取りにくい音であればなおさら、自身の脳が音の違いを認識できていない可能性が高いでしょう。
ネイティブとの会話で聞き取りにくい単語を見つけたら、発音をマスターするチャンスと捉え、何度も聞いて声に出して練習してみてくださいね!
その他にもある、発音が難しい英語はこちら
まとめ
今回はdogとduckの微妙な発音の違いについて紹介しました。
ゆっくりと発音すれば、dogはドォーッグ、duckはダァーックとなり、明らかな音の違いを聞き分けることができます。
しかし、ネイティブの会話はテンポが速いため、音が隠れたり短縮したりして聞き分けにくくなってしまうのです。
dogとduckを会話の中で聞き分けるためには、発音をマスターすることはもちろんですが、語尾の音について注目することも判断材料のポイントとなります。
また、似たような音を聞き分けるためには、脳をトレーニングする必要があることもお伝えしました。
自身が正しい発音をマスターすれば、微妙な音の違いにも対応できるようになるのです。
声に出して正しい音を脳に認識させることで確実に聞き分けができるようになりますよ。
ぜひチャレンジしてみてください!
動画でおさらい
微妙な違いがわかりますか?「Dog」と「Duck」の発音の違いを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。