squirrelの発音は簡単!ネイティブの英語発音の仕方を伝授
日本人が最も不得意としている英語の発音は、RとLの発音です。苦手意識を持つ人は本当に多いでしょう。
そこで、Squirrelという単語を使って、RとLの発音方法を説明します。
Squirrelは「リス」という意味の単語です。
Squirrelの中には、RとLの発音が両方入っているので、この単語を1つ練習すれば、日本人が苦手な2つの音を同時にマスターできます。
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RとLが苦手な理由と解決策
まず、rとlの発音が、日本人にとってなぜ難しいのか。
それは、そもそも日本語には、rとlの音が存在しないので、どういうふうに発音していいかわからないからです。
小さな子どもの場合は、rとかlとかsquirrelの音を聞いたら、その音をそのまま発音して、再現することができます。
しかし、大人になると、聞いた通りの音を発音することができません。
squirrel
の発音も、「スクワール」みたいなカタカナ発音になってしまうのは、そのためです。
では、r
とl
の発音苦手問題、どのように解決していけばいいのでしょうか?
答えは、rの発音とlの発音をどういうふうに発音すればいいのか、どのような舌の形になるのかを理解することです。
これを理解し練習すれば、簡単にsquirrelをネイティブっぽく発音できるようになり、rとlの発音をマスターできます。
その他英語の発音について、こちらの記事も参考になります。
RとLの発音
では、squirrel
という音を出す練習をしていきましょう。
Rの発音の意外なコツ
(1)プロレスラーの「ポー」の真似をする
非常に有名なプロレスラーの方で、「ポー」という方がいらっしゃいますね。
彼の真似をしてみましょう。多分言えると思います。
この日本語の「ポー」の音、実は英語r
の音と同じで、squirrelのrrの部分の発音練習になるのです。
英語で表記するとpar
という感じでしょうか。
(2)Squirrelのsqui部分の音を発音する
(3)Squirrelのsquiと最初に練習した「ポー」を合わせる
squi-parと発音するということです。
何度か実際声に出して、練習してみてくださいね。
(4)paの音を取ります。
squi-parからそのpaの音を取ると、squi-rの発音になり、squirreまでの音ができたことになります。
Lの発音のコツは舌にある
最後にsquirrelの発音の仕上げは、lの発音をつけることです。
(5)最後にLをつける
squirrelの発音が完成します。
lの発音、
一般的に日本人の耳には、ラ行の音に聞こえることが多いです。
ラリルレロと発音する時、舌が口の上にくっつくと思いますが、正しいlの発音はちょっと違います。
舌を上の歯茎の裏あたりにくっつけた状態で発音するのが、lの発音です。
(1)~(4)までの手順でsquirreまで発音し、最後は歯茎の裏で舌を押し付けて、squirrelのlを発音したところで止めます。
子音のみを発音する感覚を身につけよう
日本語というのは基本的にすべての子音に母音が付きます。
なので、squirrel
を読むとき、日本語だと「スクアール」が一番近く、l部分を「ル」と発音しがちです。
日本人の発音のlの部分をローマ字で書くとluとなり、ネイティブの人の耳には、uの母音の音が強く聞こえます。
実はuの母音、ネイティブスピーカーにとっては余分な音であり、uはない方がしっくりくる感覚なのです。
ですので、squirrelの最後、lを発音時、uの音が出る前にとめてください。
子音のみで母音を発音しないことを意識して、squirrelの発音練習をしましょう。かなりネイティブっぽい発音になると思います。
楽しく英語の発音を勉強するには、こちらの記事も参考になります。
発音の練習は繰り返し
今回説明したsquirrel
の発音ですが、今練習すると、多分ネイティブの音がきちんと発音できていると思います。
しかし、明日の朝になって、squirrelと発音しようとしても、口が回らなくなっている可能性があります。
日本語に、rとlという音は存在しないので、日本人はrとlの発音をするように舌を動かすことに慣れていません。
一度正しく言えたとしても、時間を空けてしまうと、舌がうまく動かなり、正しく発音できなくなってしまうことがあるのです。
もしsquirrelを今正しく発音できて、明日言えなくなってしまったとしても、ショックを受けず、もう1回練習してください。
そうすると、すぐに発音できるようになりますから。
RとLの違いを意識し続ける
そして今後、実際自分が英語で会話をする時、rとlの音に気をつけながら発音するようにしてください。
今までは、rもlも日本語で全部ラリルレロの音としてとらえていて、違いを区別していなかったはずです。ですので、正しい発音とは全く違う音に聞こえていたかもしれません。
まずは、この発音の違いを意識して英語を聞き、発音するようにすることです。
耳で違いが分かれば、発音もrとlで違う発音になっていきます。逆に、意識して違った発音をすることで、改めて聞いたときに違いが明確になります。
違いを意識し続けることで、を相手に伝わりやすくなり、コミュニケーション力は上がっていきます。rとlという音、しっかり区別をして発音するようにしてください。
ネイティブ発音についてはこちら。
まとめ
rとlの発音の違いは、日本人が英語を学習していくとぶつかる壁の一つです。
そもそも日本語にない発音なので、習得に時間がかかるのは当たり前だと割り切りましょう。
でも、解決策は必ずあります。
英語学習に共通する大事な要素は、「違いの意識」と「繰り返し練習」。
正しい方法を知って継続すれば、いつか必ず力になり、成果が出てくるものです。
また、英語がうまく発音できていなくても、少々発音が間違っていても、相手には結構伝わっていることってないですか?伝えたい、という気持ちさえあれば、意外と何とかなってしまうものなのです。
英語で学んだことは、日常会話の中で思い切ってどんどん使っていきましょう。
完璧じゃなくても、コミュニケーションは十分に成り立ちます。
意識して使い続けることで、気づけばrとlの壁を乗り越えて、もう一段上のコミュニケーション能力が身についているでしょう。
動画でおさらい
squirrelの発音は簡単!ネイティブの英語発音の仕方を伝授を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。