「簡単に」の英語表現5選!イージー以外のフレーズまで例文解説

「簡単な」を表す英単語で最も有名なのはeasyですよね。日本語でも「それはイージーだよ」なんて言ったりもするくらい浸透している言葉です。
しかし、「簡単」という意味合いを持つ英語表現はeasy以外にもたくさんあります。
今回はeasyの類義語で「簡単」を意味する英単語を5つ紹介します!
どれも簡単な英語ですが、知っていると少し差をつけられる表現ばかりなので、しっかり覚えましょう!
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easy以外で「簡単」の意味を持つ英語表現5選と例文
easyの他に「簡単」の意味合いを持つ英単語5つを紹介します。
それぞれ「簡単」以外の意味で使われることの多い単語ですが、「~は簡単(容易)です」と言いたい場合でも使えます。
①simple
simpleは、「平素な」「簡易的な」という意味を表します。easyは難易度を主に表しますが、simpleはデザインや建物の構造などに使われるのが主です。
複雑でない単純かつ素朴で平凡な様子を示しています。
その理論はとても簡単(平素)なものだった。
The theory was very simple.
その女性記者が書いた記事は、非常に分かりやすかった。
The article written by the female reporter was very simple.
②plain
plainは、物事の内容が明白で分かりやすい様子を表します。
内容に小難しさはなく、とても理解のしやすいといったイメージです。
料理においては、調理方法や味付けなどが簡素であることを示します。(例:plain rice=具が使われていない白米)
その料理人の作ったレシピは、簡単で明瞭なものだった。
The cook’s recipe was plain and clear.
彼女は分かりやすいプレゼンテーション資料を作った。
She made plain presentation materials.
③brief
briefは、物事の工程が手短で簡略化されているという意味です。
shortも同じ意味を持っています。短い時間のなかで、物事をスムーズに進められた場合に使用するのがおすすめです。
まずは、本日議論するテーマの概要について手短に説明します。
Let me begin with a brief overview of the topics we will be discussing today.
私は退勤前、上司に簡単な営業報告を行った。
Before leaving work, I made a brief business report to my boss.
ちなみに、英語の上達のためには、まずは短くて(brief)簡単な英語で話すことからはじめるのがおすすめです。
簡単な英語の文章の作り方についてはこちらを参考にしてください。
④light
lightは、量が少なくて手軽な様子を示します。荷物の重さや仕事の量などに対して使われる場合もあります。
職場で夜勤の時は、簡単に食事を食べる。
When I am on the night shift at work, I have a light meal.
今日は体調が悪いから、軽いごはんだけを食べるよ。
I am not feeling well today, so I will only eat a light meal.
⑤handy
handyは、使用する品物が便利で手軽である様子を表現します。
「手先が器用」という意味もあることから、「簡単に(器用に)物を使いこなす」というニュアンスでも使用されます。
彼は新しいスマートフォンを簡単に使ってみせている。
He is handy with a new smartphone.
私の兄は器用にパソコンを使いこなしていた。
My brother was handy with a computer.
「簡単」と言い表すイディオム
次に、日常英会話でも使いやすい「~は(簡単楽勝)だ」と言い表せる英語フレーズやイディオムを紹介します。
いつもの会話の中にエッジを効かせたい時や、誰かを応援したい時に使うと一目置かれるでしょう。
a piece of cake
直訳すると「ケーキ一切れ」という意味です。
日本語でも「朝飯前」や「お茶の子さいさい」など、食べ物を使って容易であることを表現したりしますよね。
A:今日の会社での挨拶(スピーチ)はどうだった?
A:How was your speech at the business today?
B:楽勝だったよ。
B:It was a piece of cake.
a walk in the park
「近くの公園まで歩くほどの簡単なこと」という意味を示します。
このフレーズを使う場合、walkは散歩の意味を持つ名詞なのでaをつけるのを忘れないようにしましょう。
A:やあ、先日の就職活動の面接はどうだった?
A:Hi, how was your job interview the other day?
B:簡単だったよ。
B:It was a walk in the park.
as easy as pie
a piece of cakeと似た意味を持っています。直訳すると「パイを作るのと同じくらい簡単だよ」というフレーズです。
A:先日受けた運転免許の試験はどうだった?
A:How was the driver’s license test you took the other day?
B:楽勝だったよ。
B:That was as easy as pie.
a breeze
breezeは、「楽勝」「簡単」という意味もある単語です。
breezeを使う場合、「そよ風が吹くように、物事を楽に(スムーズに)進められた」と表現できます。なにごともなく簡単に進められた場合に使うとよいでしょう。
A:昨日の職場でのミーティングはうまくいった?
A:Did the meeting at work go well yesterday?
B:うまく進んだよ。
B:That was a breeze.
That’s a no brainer
端的にいうと「特別頭を使うことなくできる簡単なものだった」というフレーズです。
A:今日の数学の試験はどうだった?
A:How was your math test today?
B:簡単にいったよ。
B:That’s a no brainer.
No sweat
「汗水たらすほど難しいものではなかった」「汗をかかずに済むぐらい楽勝だった」という意味が込められているフレーズです。
ここでのsweatは、「汗」「骨の折れるほどの仕事」を意味します。時間をかけずに簡単に物事を進められた場合には、このフレーズを使うのが便利です。
A:今日の仕事はうまくいった?
A:Did your work go well today?
B:どうってことなかったよ。
B:No sweat.
まとめ
easy以外でも、「簡単」を英語で表現できる方法はたくさんありましたね。
「簡単だ」の表現をいくつか覚えれば、会話のみならず誰かを励ましたり応援したりする時も使えて便利です。
peace of cakeなどの一言フレーズは、日常英会話の中でさり気なく取り入れると、一目置かれるかもしれませんよ!
さまざまな表現方法を身につけて、英会話のバリエーションを増やしてみましょう。