ヴァニラって言ってるのに!通じる「vanilla」のネイティブ英語発音
海外旅行に行った際、日本語でも馴染みのある単語なのに、通じなかったという経験はありませんか?
vanilla
という単語もその一つです。日本語の発音だとバニラになりますが、海外旅行へ行った時に、バニラという読み方だとなかなか通じないようです。
それでは、どのように発音すれば、vanillaが通じるのかを見ていきましょう。
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ネイティブのvanillaの発音
海外で、たとえばバニラアイスを注文しようとした時、日本語の発音通り、バニラアイスと言っても聞き返されてしまうことが多いようです。
少しネイティブっぽく、ヴァニラアイスと発音してみても聞き返されてしまうと、そもそもバニラは英語っぽいと思っていたのに違う単語があるのかもしれない…と心配になってしまいますよね。
しかし、日本語で使っているバニラは英語でもvanillaです。発音の仕方がまったく異なるため、通じないことが多いのです。
したがって、発音さえ直してしまえば、確実に通じる単語です。
ポイントとなるのはVとLの2つの音です。早速次章からみていきましょう。
vanillaの発音ポイント①VとBの発音
バニラが海外でも通じるように、どのように発音をすればいいかというと、まずはvanillaの先頭の音、vaです。
Vの音は、日本人が正しく発音できていない音の一つですが、発音の仕方を正しく知っていれば簡単です。
Vの音の正しい発音の仕方は、まずは上の前歯を下唇に当てます。ただ当たるだけです。
そして、前歯を下唇に当てた状態から、vaの場合は、vの次がaの音なので、a(ア)を発音しましょう。
バではなく、ヴァというような音になりますよね。
日本語で言う、バニラのバは英語のbaの音に近いので、バニラと発音してしまうと、vanillaのvaとは音が違います。
VとBの音の違いをきちんと発音ができないと、意味自体が変わってしまう単語もあります。
例えば、
(最高)
best
(衣類のベスト)
vest
という単語は、日本人はどちらもベストと発音してしまいがちです。
しかし、vest(衣類のベスト)という単語を伝えたい場合に、ベストと発音すると、ネイティブはbest(最高)の方の意味を思い浮かべてしまうでしょう。
このように、意味が通じなくなる場面もあるので、VとBの発音は、きちんと違いが伝わるように発音できるようにしておきましょう。
vanillaの発音ポイント②Lの発音
vanillaの最後の音、llaのLの音もポイントです。
Lの発音は、上の前歯の裏側、歯と歯茎の境目くらいのところに舌を当てます。
日本語の発音で似ているのは、な行です。なにぬねのを発音するような舌の位置で発音します。
llaの場合、なと発音しようとした時の舌の位置で止めてみてください。その舌を当てた状態で、母音のaを発音してみましょう。
日本語のらを発音した場合とは、舌の位置も音も少し違いますよね。らの場合、舌はもう少し上の方に接しているはずです。
Lの発音は、舌を日本語のな行に近い位置に置き、その状態から発音しましょう。
まとめ
日本語の発音のままバニラと発音しても、ネイティブに通じないことがあります。
しかし、VとLを正しく発音すれば、vanillaの発音は海外でもきちんと通じるでしょう。
vaの部分は、上の前歯を下唇に当てた状態で、ヴァと発音し、llaの部分は、日本語のな行を発音する時のように、上の前歯の裏側、歯と歯茎の境目くらいのところに舌を当てて、ラと発音しましょう。
海外旅行の機会があれば、ぜひバニラアイスを注文してみてください!
動画でおさらい
もう一度、動画でおさらいしてみましょう。