「father」と「further」の発音の微妙すぎる違いを比べてみました
発音が似ていて違いが分からない英単語ってありますよね。
今回はそんな英単語の中から“father”と“further”の発音の違いや発音のコツについて紹介します。
意味が全く異なるこの2つの単語、発音はどのように違うのでしょうか?
正しく発音するうえで欠かせない舌の使い方と発音記号をみていきましょう!
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「father」「further」の音の違いが分かりにくい
“father”と“further”を聞き比べてもそれだけでは違いが分からないかもしれません。
しかし、スペルや発音記号を確認すれば一目瞭然なのです。
“father”のスペルは「fa」と綴り、発音記号はfather【fɑ́ːðər】です。
一方の“further”のスペルは「fur」と綴り、発音記号はfurther【fə́ːrðər】となります。
ポイントは「R」の音があるかないか
“father”と“further”の音がどのように違うのか具体的に説明いたします。
“father”の冒頭は「fa」、つまり「ファー」という音になります。
この単語には「R」の音はありません。
コツとしては上の歯を下唇に当ててから「ファ」と発してみます。
その時の舌の位置は、舌の先を上の歯の先端に当ててから、あまり口を広げないように「ダー」と発音し、舌を反るようなイメージをもたせます。
次に“further”の冒頭は「Fur」、つまり「ファー(ル)」という感じになります。
発音のコツとしては上の歯を下唇に当ててから、あまり口を広げずに「ファ」と発音します。
舌の位置は、舌の先を上の歯の先端に当てるまでは“father”と同様ですが、口はあまり広げずに「ダー」と言ったら、すぐに舌を反らす点がポイントです。
「R」の音があるかないかで「ファ」と「ファー(ル)」となります。
文字表記では、なかなか伝わりにくいと思いますが、音の違いについてなんとなくお分かりいただけたと思います。
冒頭部分の音の違いを学んだ上で、“father”と“further”の全体の音がどのように聞こえるのか整理してみましょう。
“further”には「ファ」のあとに「R」の音が付いていますので、“Fur”「ファー(ル)」と発音します。
“further”
「ファー(ル)ザー(ル)」
“Father”
「ファーザー(ル)」
以上のような違いがありますので、「ファ」のあとに「R」の音があるかないかを聞き分けることができます。
“Father”「ファーザー(ル)」と“further”「ファー(ル)ザー(ル)」を
聞き分けるには「R」の音があるかないかという点を意識して聞き分けてみてください!
「father」と「further」の発音の微妙すぎる違いを比べてみましたまとめ
スペルや発音記号だけでは発音の違いを理解することが難しい単語、「father」と「further」について比べてみました。
違いを理解したうえでリスニングや発音を意識することで、聞き分けがしやすくなると思います。
“Father”と“further”、この2つの単語は、綴りの違いや「R」があるかないかに注目してあげることがポイントです。
これによって微妙に発音が変わってきますのでポイントをしっかりと意識して聞き分けてみてください。
動画でおさらい
「「father」と「further」の発音の微妙すぎる違いを比べてみました」を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。