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急いで!英語でなんて言う?相手を急かすときに使える表現8選&例文を紹介

急いで 英語 表現 例文

プライベートやビジネスシーンで急がなければならない時、ネイティブにはどう言えば伝わるのでしょうか。

電車に遅れそうな時や寝坊した時、締切日が迫っているときなど、焦れば焦るほど適切な言葉が出てこないものです。

今回の記事では、相手を急かすときに使える表現8選&使い方がわかる例文を紹介します。
発音付き例文で正しい発音もマスターして、急いで!といつでも言えるよう準備しておきましょう。

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急いでを表す英語

急いで 英語 表現 例文

まずは日常の中で急いでいる状態であることを伝えたいときに使える英語表現をピックアップして紹介しておきましょう。

in haste

in hasteは、急いで、取り急ぎという意味です。
手紙の文末にExcuse my writing in haste.と記載されていることがありますが、これは日本語の乱筆乱文ご容赦くださいにあたる定型句です。

急いで行こう!
Let’s go in haste!

といった具合にも使えます。

3語ならin a hurry

in a hurryという3語のイディオムもあります。
急いで、慌ててという意味で、

急いでいます。
I’m in a hurry.

またhurryを使った表現では、下記の通りhurry to場所で、場所に急いで行くというのもあります。

息子は学校に急いで行った。
My son hurried to the school.

goを使わずとも急いで行くという意味になります。

in a rushは大急ぎ

大急ぎ、大至急という場合はin a rushです。
大慌ての真っ最中ということを伝えるなら、

とても急いでいます。
I’m in a rush.

と言いましょう。
 
 
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急いで!と促す熟語と例文8選

仕事の納期が迫っている、待ち合わせに遅れそうという時は、呑気なネイティブを英語で急かしましょう。
急いで!と促す熟語と例文8選をご紹介します。

Hurry up!

彼に急ぐように言って!いつも遅刻してくるのよ。
Hurry him up! He is late all the time.

Hurry up!は聞いたことがある方も多いでしょう。カタカナ表記だとハリーアップ!ですね。決まった時間に間に合うよう急いでほしい時にはHurryを使います。

Hurry up!だけなら目の前の相手に急いで!と言っていることになりますが、例文ではHurry him up! です。第三者である彼を急かすよう依頼する表現です。

この場合、対象者である彼はHurryとupの間に入れます。Hurry upの後にhimが来るわけではないので注意しましょう。
lateは遅れる、all the timeはいつもです。彼は遅刻魔だからあなたが急かしてよと言っているわけですね。

Do it quick!

早くやって!お客様からクレームが来ているの。
Do it quick! There are complaints from customers.

こちらの例文ではDo it quickが使われています。quickは敏捷(びんしょう)な、すばやいという意味の形容詞です。カタカナ表記のクイックは日本語でもお馴染みですよね。
行動や動作を速くしてほしい時に最適なのがquickです。Quick! だけで使われることもあります。

customerはお客様で、カタカナ表記のカスタマーは日本でもお馴染みですね。
complaintはクレームです。ここで注意しておきたいのがクレームという日本語です。これ自体はclaimという英単語に由来した言葉ですが、英語のclaimには苦情という意味はありません。当然の要求や強い主張を表す言葉で、クレーム=苦情として使うのは日本独自であることを覚えておきましょう。

苦情はcomplaint、苦情を言うはcomplainです。
complainと似た動詞にexplainがありますが、こちらは説明するという意味です。苦情と説明とでは意味がまるで違ってきますので、混同しないようくれぐれも注意してください。特にビジネス英会話で間違えるととんでもないことになる可能性があります。com-が苦情、ex-が説明です。

Don’t be long!

ぐずぐずするな!電車に乗り遅れるぞ。
Don’t be long! You will miss the train.

Don’t be longはわかりやすい英語フレーズでしょう。長いのlongですから、翻訳すると長居をするな、ぐずぐずするなです。

電車などに乗り遅れると言いたい時、遅れるって何だっけ?と考えてしまいますが、missでOKです。乗り損ねると考えるとわかりやすいかもしれませんね。missは割と広く使える単語です。人と会い損ねた時はmiss a personですし、要点が理解できなかった時はmiss the pointです。便利な表現なので、ぜひ使ってみてくださいね。

Make it snappy!

急いで!お父さんからはぐれちゃったよ。
Make it snappy! We strayed from our father.

Make it snappy!も人を急かすのに使えるフレーズです。snappyはすばやい、勢いのよい、てきぱきとしたという意味の形容詞です。

日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、スナップエンドウは聞いたことがあるかもしれません。英語でsnap peaといい、snapはポキンと折るという意味です。みずみずしい豆を折った時の特徴がそのまま名前になっているわけですね。
その勢いのよい感じは、すばやく元気にてきぱき動くといったイメージのsnappyにもつながります。
Make it snappyとすると、てきぱき動いてという意味ですから、急いでと訳されているわけですね。

strayははぐれるです。stray from~で~からはぐれる。聖書に登場する迷える子羊はstray sheep、野良猫はstray cat、流れ弾はstray bullet、ほつれ毛はstray hairsです。割と幅広く使われる単語なので覚えておくと便利です。

丁寧に言うならPlease hurry.

急いで新聞を配達してください。
Please hurry and deliver a newspaper.

焦っているなか、急いで!と言おうとすると、どうしても強い口調になってしまいます。とっさに単語も出てこないし、かといって命令口調だと失礼だし…と迷ったら、pleaseをつけましょう。Please hurryとするだけで丁寧な印象を与えることができます。

ビジネスならCould you hurry up, please?

急いでいただけますか?15分後に上司が帰って来るんです。
Could you hurry up, please? My boss will get home in 15 minutes.

急かしたいのはプライベートの相手だけではありません。ビジネス関連だと相手を急かすのは気が引けるものですが、そんな時に便利なフレーズが、Could you~, please?です。

英語の敬語としてあらゆる場面で使えるCould you~は、ミーティングやビジネスメールに欠かせないビジネス英語力を支える必須アイテムです。敬語なしに取引先に催促メールを送ろうものなら、怒りの返信が届いても不思議ではありません。たとえ仕事を依頼している側だとしても、ぞんざいな言い方では気持ちよく仕事を進められないでしょう。会議や英語Eメールで相手の怒りを無駄に買ったり、微妙な雰囲気にしてしまったりしないためにも、繰り返し練習してマスターしておきましょう。

15分後はin 15 minutesです。~後だからafterでは?と思ってしまいますが、inを使うと覚えておいてくださいね。

スラングならSnap it up!

急げよ!先生に怒鳴られるぞ。
Snap it up! We get yelled at by our teacher.

スラングとしてよく使われるのが、Snap it up!です。
Make it snappy!のところでも説明した通り、snapという単語にはてきぱき動く、俊敏に何かをするといったイメージがあり、名詞や形容詞としても使います。Snap it upの場合は動詞で、てきぱきしろよ、ぱぱっとやれよといった日本語に近いニュアンスですね。

俊敏な動作であればsnapが用いられることが多く、例えば犬などがパクっと噛みつくといった意味でも使われます。スナップ写真のsnap shotも同様で、手軽にぱぱっと撮れる写真だからスナップが使われているわけです。

yellは怒鳴るです。カタカナ表記のエールはスポーツ試合などでよく使われているため、応援のイメージがあるかもしれませんが、英語のyellは怒鳴りつけたり喚いたりする際にも使われます。例文でも先生から送られるyellは応援ではなく、叱責というわけですね。

中国由来のスラング?Chop-Chop!

急げ!彼女が待ちくたびれてるぜ。
Chop-Chop! Your girlfriend is tired of waiting.

人を急かす際に使われるスラングにはChop-Chopもあります。ユニークな響きの言葉ですが、中国語が由来といわれているそうです。Chopといえばすぐに思い浮かぶのがchopsticks、お箸ですね。

中国語では速いを意味する単語がお箸と同じ漢字のため、お箸を意味するChopが英語圏で使われるようになったという説があるとのことです。違う言語を話す貿易商人などがコミュニケーションを取るうちに自然に生まれた言語をピジン英語と言いますがChop-Chopもこれが語源ではないかといわれています。
tiredは疲れたという意味の形容詞で、be tired of~で~に疲れるです。waitingは待つですから、待つのに疲れるで、待ちくたびれるとなるわけです。

 
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まとめ

急いで 英語 表現 例文

緊急事態にはその人の英語力が試されます。普段は頭をフル回転させてネイティブと話ができていても、急げ!と言わなければならない場面でとっさに言葉が出てこないのは、英語ビギナーあるあるです。
急いでいる時に必要な単語こそ、普段から繰り返し練習しておきましょう。

単語をマスターするには単語の基本イメージを押さえておくと便利です。単語本来の意味は学生時代に使っていたジーニアス英和辞典や研究社新和英中辞典などでも十分に調べられるので、手元にあれば是非再活用しましょう。辞書アプリも併用すれば外出先でもアクセスでき、すきま時間を英語学習にあてられます。単語だけでなく例文検索もできるので、必要な英語表現もすぐに見つかります。

辞書アプリには英辞郎on the WEB Pro Liteのように会員登録で無料で利用できるものもあります。さらに機能が充実した有料サービスもありますが、まずは無料版で使い勝手を試してみるといいでしょう。
場面に合った表現を見つけるには、EDR日英対訳辞書やWeblio Email例文集、Weblio英語例文検索、メール英語例文辞書などもよい情報源となるはずです。
今ではさまざまな英会話動画を気軽に見ることもできます。これを参考にオリジナルの英会話表現集や英会話フレーズ集などを作り、表現一覧としてまとめると、実際にネイティブと話すときに役に立つはずです。

英語は接する機会が多ければ多いほど、身に付きやすくなります。最初は1日ワンフレーズと決めて、無理せず気長に続けていきましょう。数が増えていくうちに関連ワードに気づくようになりますし、単語同士を紐づけていくことで、どんどん覚えやすくなっていきます。
思い立ったが吉日です。1日1語、今日の単語をぜひ調べてみてくださいね。







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