「い」の音は入る?東と西で違う「Women」のネイティブ発音
あなたは“Woman”の複数形Womenをどのように発音していますか?
学校では、「ウィメン」と習ったのに、ネイティブが「ウーメン」と言っているのを聞いてあれ?と思った人もいるのではないでしょうか?
「ウィメン」と「ウーメン」、どちらが正しいのでしょうか?
実はこの2つどちらも正しいのです。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
「イ」が入るかは、地域性だった!?
「ウィメン」と「ウーメン」の違いは実は、西海岸か東海岸かという地域による差だったのです。
ニューヨークなどがある東側は「ウィメン」と「イ」を入れて発音します。
一方、カリフォルニアなどの西側は「ウーメン」と「イ」は入れずに発音します。
そのため、英語を習った先生が東側出身か西側出身かで、「ウーメン」か「ウィメン」覚える発音が異なります。
難しい発音についてはこちらの記事も参考になります
⇒意外と難しい「Gallary」のネイティブ発音
慣れている発音で!
日本の英語の授業では、「ウィメン」と習うことが多いかもしれません。
英会話教室の先生が、西海岸出身で「ウーメン」と発音している人もいることでしょう。
どちらも、正しいので自分が慣れている発音で問題ありません。
日本人も皆、綺麗な標準語を話すわけではありません。
関東と関西でも発音は違います。それと、同じことです。
もし、ニューヨーカーに憧れているなら「ウィメン」。
カリフォルニアに憧れているなら「ウーメン」。
などで、自分がどちらにするか決めるのもありかもしませんね。
「woman」「lady」「female」の違い
“woman”の複数形、”women”の発音について勉強したところで、「女性」の意味を持つ“woman”、”lady”、”female”の違いについては、ご存知ですか?
「woman」は女性
“woman”は「女性、女」の意味があり、大人の女性を指しています。
(彼女は親切な女性です)
She is a kind woman.
会話や文章で、一般的に「女性」として使うのは”woman”です。
「lady」は淑女
“lady”は”woman”の丁寧な言い方と覚えておきましょう。ただ、「女性」というよりは、気品や教養のある上品な女性を表します。
そのため、「女性」のほかに「ご婦人、淑女、貴婦人、奥様、お嬢様」などの意味もあります。
(私は通りを横切る一人の婦人を見た)
I saw a lady walking across the street.
などのように、言いたい場合に使います。あなたがよく知っている”lady”では、
(紳士、淑女の皆様)
Ladies and gentlemen!
などが、あるのではないでしょうか。
イギリスやアメリカのイベントの冒頭に使われているので、聞いたことがあるのではないでしょうか?
日本語訳としては、「紳士、淑女の皆様」とは日本人はあまり言わないので、「ご来場の皆様」という感じに変わってきています。
「female」は女
“female”は性別としての、「女、女性」を意味します。
海外に行く飛行機で入国審査などの性別など書く時は“female”ですよね。
(ジェニーは、女児です)
Jenny is a female child.
同じ「女性」でも“woman”、”lady”、”female”は、使用する場面が違うことも覚えておきましょう。
「Women」の発音のポイントはこちら
⇒「woman」と「women」の発音は様々!英語ネイティブでも地域によりけり
まとめ
“women”の発音は「ウーメン」と「ウィメン」と2種類あります。教わる先生の出身によって、どちらになるかが決まります。
どちらの発音でも正しいので、あまり気にせず、自分が使い慣れた発音で“women”と言いましょう。
また、“woman“、”lady”、”female”の違いについても覚えて、使い分けてくださいね。
動画でおさらい
「い」の音は入る?東と西で違う「Women」のネイティブ発音を、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。