意味は計算するcalculateとreckonの違いは?英語例文も紹介

計算するを意味する英語表現はいろいろありますが、どのように使い分ければいいのでしょうか。
今回はcalculateとreckonを中心にそれぞれの意味の違いや使い方について詳しくご説明します。
ひとくちに計算といってもさまざまなニュアンスがあります。
違いを把握して的確な英語表現を目指しましょう!
計算の意味を持つcalculateとreckonの違い
calculateとreckonはどちらも計算の意味を持ちますが、どのような違いがあるのでしょうか。言葉の意味やニュアンスの違いについて見てみましょう。
数式を使うならcalculate
計算するという意味でもっともよく使われる英単語がcalculateです。
足し算や引き算など数式を使った数学的な計算を表し、数字とともに使うことが多いです。
ちなみに計算式はcalculation formulaといいます。
electronic calculatorといえば電卓のことですね。
形容詞のcalculatingは慎重な、ぬかりない、打算的な、ずるいといった意味があります。
おおよその量の見積りならreckon
reckonはおおよその量を見積もる場合に使います。算定する、勘定に入れる、推測するといった意味があり、正確な数値を出すのではなく、だいたいこのくらいと見なすニュアンスを持つ単語です。
calculateはアメリカの一部で「~だと思う」という意味でも使われる
状態や状況から推測するという意味から派生して、アメリカ北部ではcalculateが~だと思う、という意味合いで使われることもあります。漠然と推量で見当をつけた可能性について意見を言うニュアンスで、guessに近い使い方をします。
calculateの語源
calculateという言葉はもともとラテン語のcalculusから来ています。意味は小石で、石灰石を表すcalxが語源です。
なぜ小石が計算を意味するようになったかというと、古くは小石を使って数を数えていたためです。昔のソロバンの玉には小石が使われており、石を動かして計算していました。
4000年ほど前の古代メソポタミア時代には、すでに地面に線を引いて小石を置き、計算していたことがわかっています。計算と小石の関係は思った以上に長い歴史があるようですね。
reckonはイギリスで「~だと思う」という意味で使われる
アメリカではcalculateを~と思う、という意味で使うことがあると先にご紹介しましたが、イギリスでは同様の意味でreckonがよく使われます。
reckonはアメリカではほとんど見聞きする機会のない単語ですが、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドでは日常的に使われています。もっともあくまでもカジュアルな言い方なのでフォーマルな場ではthinkを使った方がいいでしょう。
計算に関する記事はこちらもおすすめです。
ほかにもある!計算に関連する英語
計算を表す英語表現はこのほかにもたくさんあります。よく使われる単語をいくつかピックアップしてご紹介しましょう。
難解な計算ならcompute
計算機や難解な数式を使って行う計算の場合、computeが使われます。
computerといえばコンピューターですね。電算機を使って行う計算のイメージです。もちろん、コンピューターで計算するという意味でも使えます。
ちなみに現代化学の一分野である計算化学は、computational chemistryといいます。実験と理論とともに研究方法として計算を導入し、基本的に計算機を用いて理論化学の問題を解いていくため、形容詞computationalが使われているわけですね。
量や価値を算定するならfigure
日本でもフィギュアというカタカナ表記でおなじみのfigureは姿や図形を意味する名詞です。けれども、北米では量や価値を算定する際に動詞として使われることがあります。
また、calculateと同じく、~と思うという意味でも使うため、アメリカでのネイティブとの会話中にfigureが出てきたら、前後の文脈で意味を判断しましょう。
質や価値を査定するならassess
質や価値を査定したり評価したりする際に使われるのがassessです。税金や罰金などの金額を計算する際にもよく使われます。
名詞のassessmentはアセスメントとして日本のビジネスシーンでも使われる機会が増えてきました。英語同様、日本語でも査定や評価といった意味です。
数字を数え上げるならenumerate
数字を数え上げる時にはenumerateを使います。羅列する、列挙する、並べる、一つひとつの名を挙げるといった意味のある言葉です。
計算して答えを出すはwork out
計算で答えを出す場合にはwork outが使われます。
日本語でワークアウトというと、運動やエクササイズ、トレーニングといった意味で使われることが多いですが、英語では算定する、問題が解ける、合計が出るといった意味でも使われます。
あと〇分、〇分前、〇分後など時間に関する英語表現をご存じですか?
計算に関する例文
計算という同じ意味を持っていても状況によってふさわしい英語表現は異なります。計算に関する例文を見ながら適切な言い回しをマスターしていきましょう。
その業務にかかる時間を計算してみた。
I tried to calculate the amount of time the task would take.
calculateを使った例文です。the amount of~は~の総計、総額のことです。業務という意味でtaskが使われています。日本語でもタスクとして知られている言葉ですね。
彼はその腕時計はあまり価値のあるものではないと判定した。
He reckoned that the value of this wrist watch was not that high.
reckonを使った例文です。イギリス人やオーストラリア人、ニュージーランド人には通じますが、アメリカ人には違和感のある表現のため、使う場面を選ぶようにしましょう。
valueは価値、値打ちのことです。日本語でもバリューとしてお馴染みですね。
その研究者は距離を5000マイルと見積もった。
The researcher computed the distance at 5000 miles.
こちらの例文では難解な計算をすることを意味するcomputeが使われています。
researchは学術的な研究や調査のことで、何らかの研究分野に携わる人がresearcher、すなわち研究者となるわけです。distanceは距離のことです。
税務署員は夫の税金を52,000円と査定しました
The tax clerk assessed my husband’s tax at 52,000 yen.
税金の査定に関する例文のため、assessが使われていますね。assess+目的語+at ~で、目的語を~と査定する、評価するという意味になります。
clerkは事務員や社員、書記官のことです。taxが税金ですから、the tax clerkで税務署員という意味になるわけですね。
clerkは比較的広く使える言葉で、an office clerkといえば事務員、a bank clerkといえば銀行員を意味します。アメリカでは店員や売り子もclerkやsalesclerkといいます。便利な言葉なので覚えておくといいでしょう。
ちなみに会計係やレジ担当者はclerkではなく、cashierといいます。cashが現金ですから、現金を扱う人というわけですね。
父は1972年生まれです。年齢を計算できますか?
My father was born in 1972. Can you work out his age?
計算するの意味でwork outを使った例文です。bornはbearの過去分詞です。bearは生むという意味ですから、be動詞+bornという受動態で生まれるという意味になります。
ageは年齢です。日本語でもティーンエイジ、ミドルエイジなどといいますよね。
まとめ
計算にまつわる言葉は日常生活ではあまりお目にかかることはないかもしれません。
身近な言葉ではないだけに、いざビジネスシーンなどで技術英語や引用文献などに登場すると戸惑ってしまうでしょう。
また、IT関連では英語がそのまま使われていることが多いですよね。
データ、ドライブやフロッピーディスクなど日本語でもおなじみの言葉に混じって、enumerate関数といった英単語が突然出てきて困ってしまうこともあるでしょう。
知らない単語があるとどうしてもその部分の意味がわからなくなってしまいます。
文章をしっかりと理解するためにも、それぞれの単語の基本的な意味とニュアンスはおさえておくようにしましょう。
的確な英語表現が身につけば、自分が論文執筆をしなければいけないという際も、内容をわかりやすくまとめることができます。
専門性の高い英語論文を前にすると、ついたじろいでしまいますが、基本をおさえておけば自信を持って向き合うことができるようになります。
自分の英語力を過信せず、謙虚に向き合うことはとても大切ですが、行き過ぎてしまうと過信が欠点になってしまうこともあります。
自らが冷静な審査員となって慢心を増長しないよう注意しつつ、できる自分を認めてあげましょう。それが英語上達の近道になるはずです。