会社員は英語でoffice workerだけだと思ってる?これで職業(occupation)を答える時にもう困らない!英語の職業一覧
海外旅行における最初の難関といえば、入国審査、出入国カードの記入の仕方ではないでしょうか。中でも職業欄(occupation)にどう回答していいか、誰もが一度は悩むもの。
日本人の雇用者に占める、いわゆる会社員の割合はなんと80%以上。
この記事を読んでいるあなたの中にも会社員のカテゴリーに当てはまる人や、将来的に当てはまりそうだという人がいるのではないでしょうか?
さて、この会社員、英語ではどう表現するのでしょう?
よく耳にするoffice workerの表現、これはどんな場面でも使える正しい表現なのでしょうか?
今回は会社員の英語表現を紹介します。
また、会社員の英語表現だけでなく、私の職業は〇〇です。と日常会話の中でも役立つ英会話フレーズもあわせて紹介していきます。
>英語が上達する1日3分の無料メール講座<
会社員を英語で
まずは、基本中の基本、会社員を英語でどう表現するのかみていきましょう。
会社員は英語で以下のように表現されます。
①office worker
会社員を意味する最も一般的な英語です。
②employee
従業員という意味です。
会社員という意味合いを明確にしたい場合は、company employee(会社の従業員)と表現することもできます。
③staff member / member of staff
従業員という意味です。
主にイギリス英語圏で使われる表現です。
職業は会社員です。ーネイティブはそんな回答に満足しません!
会社員を表す英語表現は3通りありました。
では、これらの表現を使って職業を聞かれた際の英会話フレーズをみてみましょう。
仕事何してるの?(職業は何?)
What do you do? (What’s your occupation?)
会社員です。
I’m an office worker.(I’m an employee.)
一見何の問題もなさそうな会話ですが、回答の仕方が根本的に間違っています。
日本人は職業を聞かれると会社員やサラリーマンと答える人が多いですが、それは英語的な感覚で言う職業(occupation)ではありません。
英語では、営業マン、エンジニア、経理、経営者など具体的な部署や役職、職種で答えます。
そのため、I’m an office worker.(会社員です。)と答えると、きっと相手は次の付け足しの言葉(具体的な部署名や職業分野)を待っているはずです。
I’m an office worker.(会社員です。)と言い終えて満足顔していると、アレッ?といった相手の顔を見ることになってしまいます。
仕事何してるの?(職業は何?)
What do you do? (What’s your occupation?)
ITコンサルタントです。
I’m an IT consultant.
これが理想の回答です。
この後にはどういった会社か、どこにある会社かなどを加えて会話を広げていくのもいいですね。
英語での自己紹介、初対面での挨拶に関してはこちらの記事が参考になります。
英語の職業や職種一覧
このように英語圏では一般的に職業を問われた際に会社員という回答はぜず、より具体的な部署や役職、職種を述べるという事がわかりましたね。
では、様々ある部署や役職、職種を英語でどう表現するか、主なものを一覧にしてみたので発音と共に確認していきましょう。
部署:〇〇部を英語で
営業
sales
経理
accounting
広報
PR (public relations)
人事
HR (human resources) / personal
法務
legal
オペレーション
operation / ops
マーケティング
marketing
研究開発
R&D (research and development)
ー例文
私は法務部で働いています。
I’m in the legal department.
部署に関して話す際には〇〇部(〇〇department)を付けないと文脈上分かりにくい場合があるので注意しましょう。
I’m in ◯◯.やI’m in the ◯◯ department.の形で私は〇〇部で働いています。〇〇部に属しています。といった定番表現になります。なお、こちらは日常会話だけでなく、ビジネスメールでも使える表現です。
職種:〇〇する人を英語で
経営者
manager
営業マン(ウーマン)/セールスマン(ウーマン)
sales rep (sales representative)
エンジニア/技術者
engineer
コンサルタント
consultant
工場労働者
factory worker
レジ係
cashier
料理人
cook
農家
farmer
銀行員
bank clerk
会計士
accountant
税理士
tax accountant
弁護士
lawyer
教授
professor
外科医
surgeon
内科医
physician
看護師
nurse
介護士
care worker
獣医師
veterinarian
保育士
childcare worker
美容師
hairdresser
建築家
architect
市長
mayor
公務員
civil servant
翻訳家
translator
客室乗務員
flight attendant / cabin attendant
パイロット
pilot
整備士
mechanic
作家
novelist
記者
reporter
写真家
photographer
電話などのオペレーター
operator
ー例文
私は建築家です。
I’m an architect.
専門職などは日本語でも整備する人を整備士と言うように〇〇する人を表す英単語があります。
こういった場合、I’m a nurse.やI’m an accountant.のような形で自分の職業を表現できます。
セールスの方必読!役立つセールストークを学びましょう!
まとめ
あなたの職業は何ですか?自分の職業に関しては出入国カードや入国審査などで聞かれるだけでなく、初対面の人との会話のきっかけや、ビジネスマンとしての自己紹介の際に必要なキーワードです。
実は会社員(office workerやemployee)という回答は、広くてぼんやりしているので外国人にとっては納得できる答えではありません。相手はより詳しい情報をあなたに求めています。
職業に関する適切な言葉が見つからず慌てて辞書を引いたり、口ごもったりしてしまうことが無いように、今回紹介した職業一覧やフレーズを是非覚えてくださいね。
英語習得には地道な努力が必要です。英会話関連のレッスンに通うのもいいことですが、それだけでは英語上級者にはなれません。毎日5分でもいいです。集中して英語と向き合ってみてください。そういった日々のコツコツ勉強を生活に取り入れることであなたの英語力はぐんぐん伸びますよ!