どっちでもいいよ!を英語で?カジュアルからビジネスまで場面別に使いこなす英語表現6選

どっちでもいいよ!と言いたいときに、I don’t care.やEither is OK.を使って答えていませんか?英会話初心者が使いがちな簡単な表現ですが、実はこれらは相手を不愉快な気持ちにさせてしまうことがあります。
今回は、どっちでもいいよをポジティブな印象で相手に伝える方法や、どちらでも構いませんと丁寧に伝えるフレーズなど、様々な状況によって使い分けたい6つのどっちでもいいよの表現方法を解説します。
どっちでもいいよ!と言いたい時の基本の英語表現
Either is fine!を使いこなそう
2つの選択肢でどちらがいいですか?と聞かれた時にポジティブな意味でどちらでもいいですよと答える一般的な表現がEither is fine.。
友達とのカジュアルな会話やビジネスで使用するようなフォーマルな会話など、シーンや相手を問わずいつでも使える表現なので必ず覚えておきましょう。
A) ピザとタコス、どっちが食べたい?
A) Which do you want to eat, pizza or taco?
B) どっちでもいいよ!
B) Either is fine!
Eitherは2つのうちどちらかという意味で、選択肢が2つの時にしか使えないので注意してください。ちなみに、選択肢がたくさんありどれでもいいよと言いたい時はAnything is fine.と言うことができます。
ところでeitherという単語をイーザーとアイザー、どちらで発音していますか?この記事でeitherの正しい発音をおさらいしておきましょう。
ちょっとした工夫で相手を尊重しよう
選択肢が物の場合はone、方法の場合はwayを入れることで、それぞれどちらも良いですね!という意味になります。さらにwith meやI’m fine withと自分を入れることで、私もあなたの提案した選択肢に満足しているという意味を含めることができます。
私はどっちでもいいよ。
Either one is fine with me.
I’m fine with either way.
このようにちょっとした工夫をすることで相手を尊重していることが伝わり、さらに好印象な表現になるのでおすすめです。ぜひEither one is fine with me!を覚えておきましょう。
Either is OK.だけでは不十分なので要注意
日本語でも気軽に相手への回答として使うことができるOKのフレーズ。
実はアメリカ英語のOKでは、まあまあ、可もなく不可もなくというニュアンスがあります。さらに、アメリカ英語でEither is OK.はどっちでも別にいいよという少々ぶっきらぼうな意味に捉えられてしまうことがあります。
気持ちよくどっちでもいいよ!という意味で言いたいのならOKは使わない方が良いでしょう。もしOKを使う時は、上記で述べたようにI’m OK with either one.と丁寧に伝えると誤解が生じません。
好印象などっちでもいいよ!の表現
シチュエーションによって使い分けたいどっちでもいいよ!の表現を5つ紹介します。
どっちでも問題ないよ!
It doesn’t matter to me.もどっちでもいいよと言う時に便利な表現です。
問題ない、つまりどっちでも大丈夫だよやどっちもでいいよというニュアンスになります。早速、例文をみていきましょう。
A) ワインは白と赤のどっちがいい?
A) Which do you prefer, white or red wine?
B) どっちでもいいよ!
B) It doesn’t matter to me!
一見冷たい表現にも感じますが、ネイティブスピーカーは非常によく使い、目上の人にも問題なく使えるフレーズです。ビジネス会話でも使える汎用性の高い表現なのでぜひ覚えておきましょう。
お任せします!
It’s up to you.はお任せしますという意味のフレーズで、これを使うことで私はどちらでも構いませんので決めてくださいという伝え方ができ、便利な表現です。
A) 中の席に座りたい?それとも外の席に座りたい?
A) Do you want to take a seat inside… or outside?
B) お任せするよ!
B) It’s up to you!
相手がそれほど迷っていない時や選択が決まっていると感じる時は、このように言って相手の選択を促すのもコミュニケーションのテクニックです。
英会話初心者を脱却するワンランク上の表現
これが言えれば英会話初心者を脱却できる表現が、Both sound good to me.。
どちらのスケジュールも良さそうですね。決定はあなたに委ねます。
Both schedules sound good to me. You can decide.
例文のような表現で、ただEither is fine.と言うよりも相手に寄り添った会話を演出できますよ。このフレーズを部下にさらっと言うことができたら、信頼感のある上司と思われること間違いありません。
海外ではとくに、仕事をする上で部下と良い関係を築くことはとても大切ですよね。こちらの記事で部下への自然な褒め言葉の表現をマスターしましょう。
どっちもすごくいいね!の表現
I am happy with either.と自分の気持ちを表現することで、私はあなたがどちらを選択しても支持しますという意味を表現できます。相手の決定がお互いにとって素晴らしいことであると言いたいときに使うと良いでしょう。
A) 見て見て。この壁にはどっちの色が合うと思う?
A) Take a look. Which paint color do you think suits for this wall?
B) どっちもすごくいい色だと思う!君が好きな方を選んでね。
B) I am happy with either one. You can choose whichever you like!
ビジネスメールで使える表現
It works for me.という表現はビジネスメールで非常によく使われます。ぜひ活用してみましょう。
私はどちらの日でも構いません。
Either day will work for me.
私たちはどちらの方法でも構いません。
Either way will work for us.
紹介した例文はどちらでも構いません。という意味を含めた表現です。ビジネスメールでは例文のように物や方法を主語にするとプロフェッショナルな印象になるのでおすすめです。
まとめ
今回はどっちでもいいよ!にもこんなに様々な表現があることを学びました。とくにIt’s up to you!やBoth sound good to me!は知らないと会話の中でなかなか出てこない表現です。
どっちでもいいよやどちらでも構いませんで終わらせてしまいがちな文章も、ちょっとした工夫で丁寧な印象を与え、ポジティブな言葉に言い換えることができます。
最初は難しく感じますが、英語を話すうちにたくさんの表現に触れてきっと慣れてくるはずです。
英語表現に完璧な答えはありません。練習を怠らずに、どんなシチュエーションにもとっさに対応できる英会話の達人を目指しましょう!