「少々お待ちください」を英語で。「Magic Word」をつけて丁寧に

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日常でも仕事でも、様々な場面で言ったり聞いたりする「少々お待ちください」ですが、英語ではどう表現するか知っていますか?

日本語だと、「少々お待ちください」の一言で幅広い状況に対応できますが、英語の場合、汎用的なフレーズはあるものの、基本的には場面ごとに異なる表現を使い分ける必要があります。

今回は「少々お待ちください」という表現の英会話フレーズを場面別に紹介します。

汎用的な基本表現 Just a moment, please.

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目の前にいる人や電話の相手に、「少々お待ちください」と伝えたい場合は

Just a moment, please.

という英会話フレーズが便利です。

ただしこの言い方だと「ちょっと待っててね」というニュアンスの比較的カジュアルな表現です。

少し待っててください。
Wait a moment, please.

こちらはJust a moment, please.よりも丁寧な表現です。年上の方や目上の方に対してはこの表現を使うといいでしょう。

他にも

Just a second, please.

Just a minute, please.

という表現もあります。

それぞれの違いは、次のとおりです。
moment:一瞬、瞬間
second:秒
minute:分

どれもあまり長くない時間を表す単位です。

また家族や友人のような気やすい相手であれば、

ちょっと待っててね。
Just a sec, please.

というsecondの短縮形であるsecを使ったカジュアルな表現も使えますよ。

英語圏で現地の親子の会話を聞いていると、次のようなやり取りを耳にすることがあります。

子:お塩取って。
Pass me the salt.

親:魔法の言葉はどうしたの?
What’s the magic word?

子供の頃「何かを頼むときにはきちんとお願いしますと言いなさい」と叱られたことはありませんか?

この叱り文句の英語バージョンがWhat’s the magic word?です。

では魔法の言葉とは何でしょうか?

答えはpleaseです。

誰かに何かをしてほしい場合は必ず前後にpleaseを付ける習慣をつけしましょう。

近年日本に観光でくる外国人旅行客は増えています。

特に2020年にオリンピックを控えている事もあって、レストランやカフェ、ショップなど接客業で働いていると海外からのお客様の相手をすることも増えていきます。

せっかく日本に来ていただいたのだから、きちんとおもてなししたいですよね。

とはいえ、忙しい時にはどうしてもお待たせすることになってしまいます。

そんな場合は「少々お待ちください」と一言声をかけましょう。

欧米では店員も客も同等だという認識なため、Just a moment, please.Wait a moment, please.と言っても失礼にはなりません。

ですが、どうせならおもてなしの心を込めて丁寧な表現を使いたいですね。

少々お待ちいただけますか?
Could you wait for a moment, please?

Could you~?は誰かに何かをお願いしたい時に使う丁寧な依頼表現です。
他のお客様の相手をしている場合には、

すぐにお伺いします。
I’ll be with you shortly.

もしくはちょっとその場を離れなければならない時は、

2、3分で戻ってきます。
I will be back in a few minutes.

のように、状況に合わせてニュアンス別表現を使い分けるとベターです。

また、お待たせした後には待っていただいたことにお礼を言ったり、予想以上に待たせてしまった場合は率直に謝罪しましょう。

お待ちいただきありがとうございます。
Thank you for waiting.

お待たせしてしまい申し訳ございません。
I’m sorry to keep you waiting.

電話中に少し外さなければならなくなった時、もしくは何かを確認したい場合の「少々お待ちください」には決まり文句があります。

少々お待ち下さい。
Hold on a moment, please.

Hold the line, please.

holdという単語は日本語で掴むという意味です。

Hold the line.は電話線を掴んでいるイメージなので覚えやすいですが、最近はスマートフォンが主流になったので少し時代遅れかもしれません。

そのためHold on a moment, please.を使う方がいいでしょう。

メールで「少々お待ちください」と伝えるには?

さて、これまでは目の前にいる人、もしくは電話越しに話ている人が相手の場合のフレーズを紹介してきました。

会社やビジネスシーンでも対面や電話対応はありますが、やはりコミュニケーションの中心はメールでしょう。

メールの場合の問題は、「少々お待ちください」がどれくらいの時間を表すのかわかりにくいです。

人によっては数分だったり数時間だったり、もしかすると数日から数週間という可能性もあります。

なので日本語であれば「少々お待ちください」と書く場合でも、ビジネスシーンではどれくらい待ってほしいのかをはっきり示すようにしましょう。

数分から数時間以内で回答できる場合は

すぐに折り返します。
I’ll get in touch with you again shortly.

数時間以上かかりそうな場合は

少し時間がかかりそうなので、ご辛抱いただけると幸いです。
We appreciate your patience as it might take some time.

という表現を使うといいでしょう。

ですがやはり具体的にどれくらい時間がかかりそうかという見込みを伝える方がいいですね。

2、3日お待ちいただけますか?
Could you kindly wait for a couple of days?

Could you kindly wait for a few days?

本件については一週間以内にまたご連絡いたします。
We will contact you again about this matter within a week.

可能な限り早く回答いたします。
We will get back to you at the soonest possible time.

また時間かかる理由を補足説明として付け加えると、相手にも納得してもらえます。

詳細を確認し、あらためてご連絡いたします。
I will be in touch again shortly with more details.

最新の情報が得られましたら折り返します。
I will get back to you once I get any updates.

状況を見た上で、来週改めてご連絡いたします。
We will see how things are going and get in touch next week.

本件について調査した上で、明日折り返します。
I will look into the matter and get back to you tomorrow.

本件調査のために数日お時間いただきます。
Please give me a few days to investigate about it.

社内協議にかけた上で、改めてご連絡いたします。
We’re going to have an internal discussion and get back to you.

社内で確認しまして、なるべく早く回答いたします。
We’ll review internally and get back to you as soon as we can.

これらのビジネスメールフレーズはほとんどが決まり文句ですので、いくつかのパターンを覚えておけば使いまわすことができます。

ビジネス英語をテーマとしたフレーズ集は書店でもたくさん並んでいますが、インターネット上でも「ビジネスメール 例文」のようなキーワードで検索をすればたくさんの例文集が出てきます。

Weblio Email

例文集でも日本語でよく使うビジネス表現の英訳例が例文一覧に登録されていますので、無料の情報源として使えますよ。

「少々お待ちください」と言われた場合の答え方

ところで自分が待つ立場になった場合、どのように答えればいいのでしょうか?

日本語であれば「はい、わかりました」や「いいですよ」と返しますよね。

英語でも基本は同じです。

いいですよ。
OK.

Alright.

Sure.

大丈夫です。
No problem.

No worries.

急がなくていいですよ。
Take your time.

No need to hurry.

こんな風に返せば相手もこちらが待つ意志があるのだと認識するため、用事が終わればきちんと戻ってきてくれます。

まとめ

日常生活でよく使う「少々お待ちください」ですが、日本語では1つの表現しかないのに対し、英語だと状況によってバリエーションがあります。

その時々できちんと使い分けるのが理想ですが、慣れないうちはとっさに何と言えばいいのか悩みがちです。

そんな時のために、Just a moment, please.だけでも覚えておきましょう。

またビジネスシーンではどれくらい待たせるのか、なぜ時間がかかるのかも一緒に説明するように習慣づけるとお互いに次の予定が立てやすくなります。

どうすればお互いが気持ちよく過ごせるのか、スムーズに仕事ができるのかを考えて一言添えるだけで印象がぐんとよくなります。その後の人間関係もより良いものになりますので、こういった気遣いは忘れないようにしましょう。

動画でおさらい

「少々お待ちください」を英語で。「Magic Word」をつけて丁寧にを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。

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