「ちょっとまって」の英語表現6通り。「Wait!」は使わないで

ちょっと待ってねという表現は、普段の会話の中でもよく使うフレーズのひとつですよね。
英語で待ってと言うと多くの日本人がwaitを思い浮かべるかもしれませんが、waitを使わない表現も多くあります。
また、使う場面によって表現方法を変えるのもポイントです。
今回はちょっと待っての、さまざまなシーンで応用できる表現について紹介します。
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ネイティブはWait!と言わない
日本語の待ってと聞いて、wait
を思い浮かべる人は多いはずです。
そのため、待って!=Wait!ととっさに言ってしまった経験があるかもしれません。
しかし、Wait!と言ってしまうと、犬をしつけるときの待てというかけ声のような印象を相手に与えてしまいます。
また、使用するシーンによっては、相手に対して失礼な表現になってしまうこともあります。
ちょっと待って!と表現するときにネイティブはWait!とは言わないということを頭にいれておきましょう。
ちょっと待ってねの英語表現6通り
では、ちょっと待ってねと言う場合にはどのような言い方やフレーズがあるのでしょうか?
ちょっと待ってねと言う場面はさまざまです。
電話越しやビジネスシーン、日常会話など場面別で上手く使い分けると、英会話力がアップします。
まずは、基本表現6通りを紹介します。
1.Just a second
2.Just a minute
Just a second/Just a minuteを直訳すると、ただ1秒/1分となってしまいますが、ちょっと待ってねという意味合いでも使える表現です。
secondもminuteも実際に1秒・1分を指しているわけではなく、一瞬やちょっとの間というニュアンスになります。
どちらを使っても意味に違いはないので、好きな方を使って問題ありません。
なお、secondはsec
minuteはmin
と略すことができるのでこちらも覚えておきましょう。
略すことでよりカジュアルな印象になります。
また、発音のコツはJustとaを繋げるイメージでジャスタと言ってみましょう。
ジャスタとスムーズに発音できると自然ですよ。
例文を読んで実際に練習してみましょう。
手伝ってくれる?
Can you give me some help?
ちょっと待って!
Just a sec!
3.Hold on a second
4.Hold on a minute
Hold onにはそのまま続けていくや保つという意味も含まれています。
なので、そのままの状態で=待ってとなるわけです。
使い方はJust a second/minuteと同じです。
ちょっと待って。
お財布を家に置いてきちゃった。
Hold on a second.
I left my wallet at home.
5.Wait a second
6.Wait a minute
Just a second/minuteとHold on a second/minuteと同様で、Wait a second/minuteもちょっと待ってというニュアンスになります。
会話の途中で相手を中断させたいときに使えます。
ちょっと待って!何て言ったの?
Wait a minute! What did you say?
ビジネスシーンの電話で使えるフレーズ集
ビジネスシーンで電話越しに少々お待ちくださいと言う場面は多いですよね。
よく使われる英会話フレーズを覚えてスムーズな電話対応ができるようにしましょう。
電話で少々お待ちくださいと伝えたいときは
- Just a moment, please.
- Hold the line, please.
- Hold on please.
- Could you hold the line please?
- Can I put you on hold for a minute?
と言ってみましょう。
どのフレーズも少々お待ちくださいというニュアンスです。
担当者に繋ぐときや保留にする前に使える例文も紹介します。
担当者に代わりますので少々お待ちください。
I’ll put you through to the person in charge. Just one moment, please?
電話応対の時に、スムーズにこのフレーズが出てくるよう、覚えておきましょう。
接客で使えるフレーズ集
レストランやお店の接客シーンでもお待ちくださいやすぐお伺いしますと耳にしますよね。
そのようなシーンで使う英会話フレーズです。
少々お待ちください。
Just a moment, please.
One moment, please.
I will be with you in a moment.
直訳するとすぐあなたと一緒にいるですが、一緒にいる=接客をするを意味します。
すぐお伺いしますというニュアンスで、I will be right with you.
も同様にお伺いしますという意味です。
また、待たせてしまったお詫びのフレーズは
お待たせしました。
Thank you for waiting.
合わせてこちらの覚えておきましょう。
ビジネスメールで使えるフレーズ集
ビジネスメールでは丁寧にお待ちくださいと表現する必要があります。
例えば問い合わせの内容に関して回答が遅れてしまっているときには、
しばらくお待ちください。
Thank you for your patience.
と表現できます。
直訳すると忍耐力に感謝しますですが、お待ちいただきありがとうございますというニュアンスで使うことができます。
また、その他にも
しばらくお待ちいただけますか?
Could you wait for a while?
Would it be possible for you to wait for a while?
という依頼表現がよく使われます。
Would it be possible for~(~いただけますか?)はとても丁寧な表現です。
そのため、かしこまった英文メールでよく使われます。
まとめ
さまざまなフレーズを紹介してきましたが、いかがでしたか?
ちょっと待ってと言いたいときは以下の基本表現6通りを覚えておきましょう。
- Just a second.
- Just a minute.
- Hold on a second.
- Hold a minute.
- Wait a second.
- Wait a minute.
また、ビジネスシーンや電話対応、接客でもお待ちくださいと伝える場面は多いです。
さまざまなフレーズや例文もあわせて紹介したので、人を少し待たせそうな状況になったら、これらの表現を使用して円滑にコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか?
動画でおさらい
「ちょっとまって」の英語表現6通り。「Wait!」は使わないでを、もう一度、動画でおさらいしてみましょう。